1949年の日本
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4月7日 - 高田ドブロク事件

4月14日 -後楽園球場で開催された巨人南海の試合中、巨人の三原脩監督が南海の筒井敬三を殴打。三原は出場停止処分を受ける(三原ポカリ事件)。

4月16日 - 東京・後楽園に場外馬券売り場ウインズ後楽園がオープン。

4月25日 - 1ドル360円の単一為替レートが設定された[3]

5月

5月16日 - 東京大阪名古屋の3証券取引所が取引再開。

5月25日 - 通商産業省(現・経済産業省)発足。

5月27日 - 日本空手協会 設立

5月31日

国立学校設置法施行(新制大学が発足)。

行政機関職員定員法が公布された[4]


5月 - GHQの指示により、吉田茂内閣、人員整理のための「定員法」を定める。

6月

西南学院大学設立。

6月1日

専売局大蔵省より分離独立し日本専売公社が発足。「しんせい」発売。

運輸省に代わり国有鉄道事業を行う公共企業体日本国有鉄道が発足。

日本工業規格(JIS)を規定する工業標準化法が制定される。


6月2日 - 本郷事件

6月10日 - 社会教育法公布。

6月30日 - 平事件

7月

相沢忠洋群馬県岩宿遺跡にて旧石器を発見。旧石器の発見は日本初(→日本の旧石器時代)。

7月4日

定員法による国鉄の大量人員整理が始まり、3万人以上の第一次馘首が発表される。

貸金業者「光クラブ」を運営していた東京大学学生の山崎晃嗣が物価統制令違反で逮捕された。(詳細は光クラブ事件を参照)


7月6日 - 日本国有鉄道総裁の下山定則が常磐線北千住・綾瀬間の線路上で轢死体となって発見された。(下山事件[5]

7月12日 - 国鉄の第二次馘首6万3000人が発表される。

7月15日 - 国鉄三鷹駅で車庫の無人電車が暴走し、駅にいた乗降客6人が死亡し、数十人がけがをした。(三鷹事件[6]

7月19日 - 民間情報教育局(CIE)顧問イールズが新潟大学開学式で赤色教授追放を訴える(イールズ声明、その後大阪大学など20数校で同様の演説を行う)。

8月

8月1日 - 穴の開いた五円硬貨が発行される。

8月6日 - 弘前大学教授夫人殺人事件

8月16日 - 全米水上選手権大会の男子水泳自由形で古橋広之進が1500メートルに18分29秒9、400メートルに4分33秒3、800メートルに9分35秒のいずれも世界新記録で優勝した[7]

8月17日 - 東北本線松川駅 - 金谷川駅間で故意にレールが外されたことにより列車が脱線転覆、乗務員3人が死亡。(松川事件

8月26日 - シャウプを団長とするシャウプ使節団が、シャウプ勧告GHQに提出。

8月31日 - キティ台風(死者135人)。

9月

9月1日

大日本麦酒朝日麦酒日本麦酒に分割される。

鐘紡から非繊維事業が分社化され、鐘淵化学工業が発足。

日本弁護士連合会結成。


9月13日 - 東北地方で発生していた朝鮮人窃盗団による連続窃盗事件「ワ号事件 (連続窃盗事件)」で初の逮捕者。

9月15日

国鉄でダイヤ改正特急列車が運行を再開。

コロンビア大学教授のカール・シャウプを団長とする税制使節団が来日した[8]


9月20日 - 武生事件

10月

10月12日 - メジャーリーグベースボールAAAリーグのサンフランシスコ・シールズが来日した[9]

10月19日 - 朝鮮学校閉鎖令

10月25日 - 第6臨時国会召集(12月3日閉会)。

11月

11月1日

現在のワコールの前身である和江商事が設立される。

日本が対面交通を取り入れ、歩行者は右側通行に(車道と歩道・路側帯の区別の付かない道路に限る)[10]


11月2日 - 後楽園球場隣に後楽園競輪場が完成。

11月3日 - 湯川秀樹が1934年(昭和9年)の中間子の存在の予言などで、ノーベル物理学賞を受賞した。日本人のノーベル賞受賞はこれが初めてだった[11]

11月10日 - 長谷川町子4コマ漫画サザエさん』の連載が朝日新聞夕刊で開始[12]
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