1948年 全米選手権(1948ねんぜんべいせんしゅけん)に関する記事。 (アメリカ人シード選手:8名)
大会の流れ
1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship)/会場:ニューヨーク市クイーンズ区フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1924年-1977年)
女子シングルス 名称:全米女子シングルス選手権(U.S. Women's National Singles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1977年)
男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship)/会場:マサチューセッツ州ボストン市、ロングウッド・クリケット・クラブ (1946年-1967年まで)
女子ダブルス 名称:全米女子ダブルス選手権(U.S. Women's National Doubles Championship)/会場:ボストン、ロングウッド・クリケット・クラブ (1946年-1967年まで)
混合ダブルス 名称:全米混合ダブルス選手権(U.S. Mixed Doubles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1942年-1977年)
1967年までは、男子ダブルス・女子ダブルスの2部門がボストンの「ロングウッド・クリケット・クラブ」で開かれ、他の3部門(男女シングルス・混合ダブルス)はフォレストヒルズで行われた。
シード選手
男子シングルス
フランク・パーカー (ベスト8)
ビル・タルバート (4回戦)
ガードナー・ムロイ (4回戦)
ボブ・ファルケンバーグ (ベスト8)
アール・コチェル
ハリー・リカス (ベスト8)
ビック・セイシャス (4回戦)
パンチョ・ゴンザレス (初優勝)
(外国人シード選手:8名)
エイドリアン・クイスト (4回戦)
ヤロスラフ・ドロブニー (ベスト4)
ビル・シッドウェル
(アメリカ人シード選手:7名)
ルイーズ・ブラフ (準優勝)
ドリス・ハート (ベスト8)
マーガレット・オズボーン・デュポン (初優勝)
パトリシア・カニング・トッド (ベスト4)
シャーリー・フライ (3回戦)
ベバリー・ベーカー
(外国人シード選手:6名) 準々決勝
マグダ・ルラック (2回戦)
ネリー・アダムソン・ランドリー (3回戦)
ベティ・ヒルトン (2回戦)
シーラ・サマーズ (2回戦)
ジョイ・ギャノン (2回戦)
カルメン・フェルナンデス (2回戦=初戦)
大会経過
男子シングルス
パンチョ・ゴンザレス vs. フランク・パーカー 8-6, 2-6, 7-5, 6-3
ヤロスラフ・ドロブニー vs. ボブ・ファルケンバーグ 8-6, 6-1, 6-3
エリック・スタージェス vs. アール・コチェル
ハーバート・フラム vs. ハリー・リカス 2-6, 6-4, 6-1, 6-0
準決勝 準々決勝
パンチョ・ゴンザレス vs. ヤロスラフ・ドロブニー 8-10, 11-9, 6-0, 6-3
エリック・スタージェス vs. ハーバート・フラム 9-7, 6-3, 6-2
女子シングルス
ガートルード・モラン vs. ドリス・ハート 6-4, 6-4
マーガレット・オズボーン・デュポン vs. ベバリー・ベーカー
ルイーズ・ブラフ vs. バージニア・コバックス 6-3, 6-2
パトリシア・カニング・トッド vs. マッジ・ボスターズ 6-3, 6-1