1946年のスポーツ
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第1回近畿国体(夏季 - 兵庫県8月9日?11日、秋季 - 京都府大阪府滋賀県奈良県兵庫県11月1日?3日) - 冬季競技は翌年

アイスホッケー

スタンレーカップ決勝(1945-1946シーズン)モントリオール・カナディアンズ (4勝1敗) ボストン・ブルーインズ

アメリカンフットボール

NFLチャンピオンシップゲームシカゴ・ベアーズ(西地区) 24-14 ニューヨーク・ジャイアンツ(東地区)

大相撲「1946年の相撲」も参照

できごと 

11月場所は、進駐軍に接収されていた旧国技館で開催された。

この場所、相撲くじが実施されたが、不評でこの場所限りで廃止された。


秋場所(東京メモリアルホール・11月6日?18日)幕内最高優勝 : 羽黒山政司(13戦全勝,4回目)優勝旗手 : 三根山隆司十両優勝 : 岩平貞雄(10勝1敗)

ゴルフ
世界4大大会(男子)

マスターズ優勝者:ヘルマン・カイザー(アメリカ

全米オープン優勝者:ロイド・マングラム(アメリカ

全英オープン優勝者:サム・スニードアメリカ

全米プロゴルフ優勝者:ベン・ホーガンアメリカ

終戦に伴い、この年からすべてのゴルフ・メジャー大会の開催が再開される。
自転車競技
ロードレース

第29回
ジロ・デ・イタリア総合優勝:ジーノ・バルタリイタリア

ツール・ド・フランスは、翌年から再開される。

テニス
グランドスラム

全豪選手権 男子単優勝:ジョン・ブロムウィッチオーストラリア)、女子単優勝:ナンシー・ウィン・ボルトンオーストラリア

全仏選手権 男子単優勝:マルセル・ベルナールフランス)、女子単優勝:マーガレット・オズボーンアメリカ

ウィンブルドン 男子単優勝:イボン・ペトラフランス)、女子単優勝:ポーリーン・ベッツアメリカ

全米選手権 男子単優勝:ジャック・クレーマーアメリカ)、女子単優勝:ポーリーン・ベッツアメリカ

終戦に伴い、この年からすべてのグランドスラム大会の開催が再開される。
野球
日本
プロ野球

第二次世界大戦が終わった翌年の1946年、日本プロ野球は1944年以来2年ぶりに公式戦を再開したが、兵役についていた選手たちが元の球団に復帰するかどうかで揉め事があった。当時は「元いたチームが敗戦前に解散していれば元のチームに戻る必要はないが、元いたチームが敗戦後も解散せずかつチームから何らかの形で給与を受けていた場合は、敗戦前に所属していたチームに復帰しなければならない」という決まりがあった。しかし東京巨人軍からはヴィクトル・スタルヒン白石敏男が、阪神からも藤井勇が、球団の許可なくパシフィックへ入団してしまった。これによりパシフィックは連盟から問題が解決するまで3選手の出場を禁止するように言い渡されたが、藤本定義監督は3選手を5月下旬に行われた4試合に出場させてしまった。このことで巨人と阪神はパシフィックを提訴した。提訴が受け入れられ、3選手が出場した4試合は全て0-9でパシフィックの敗戦となったが、パシフィックの実際の勝敗は1勝3敗であった。その1勝はこの年巨人と優勝争いをしていたグレートリングから上げたものだったため、ライバルに1勝をプレゼントしてしまう結果となった。最終的に1ゲーム差でグレートリングが優勝し、同率でプレーオフとなるはずが提訴をしたために巨人は優勝を逃した。

優勝:グレートリング 65勝38敗

個人タイトル

最優秀選手 - 山本一人(グレートリング)

首位打者 - 金田正泰阪神) .347

本塁打王 - 大下弘セネタース) 20本

打点王 - 山本一人(グレートリング) 95点

最多安打 - 金田正泰(阪神) 152本

盗塁王 - 河西俊雄(グレートリング) 39個

最優秀防御率 - 藤本英雄東京巨人軍) 2.11

最多勝利 - 白木義一郎(セネタース) 30勝

最多奪三振 - 真田重蔵パシフィック) 200個

最高勝率 - 藤本英雄(東京巨人軍) .778



大学野球戦後最初の東京六大学野球開幕式

各地で連盟活動が再開(東京六大学野球、東都大学野球、関西六大学野球など)

東京六大学野球

春 - 5月19日に
上井草球場で開幕式。前半戦は上井草球場、後半戦は後楽園球場での1回戦制。

慶大が全勝(東大が2位)。


秋 - 神宮球場を一部開放。また秋季から天皇杯が下賜される。

早大が10勝1敗で優勝。


中等野球

第28回
全国高等学校野球選手権大会決勝(阪急西宮球場8月21日)浪華商業(大阪府) 2-0 京都第二中学(京都府)


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