< 1944年
1943年の航空 - 1944年の航空 - 1945年の航空インドに展開したB-29群V2(A4)の発射ダグラス ダコタから降下する英第一空挺師団風船爆弾
航空に関する出来事
1944年 - アメリカのシルバープレート(原子爆弾投下用特殊仕様のB-29)が初飛行した。
1944年 - メッサーシュミット Bf 108、メッサーシュミット Me 208の製造権をSNCAN社に移管したバージョンであるノール パングァン、ノール ノラルファが初飛行した。
1月31日 - イタリアの急降下爆撃機サヴォイア・マルケッティ SM.93が初飛行した。
2月17日 - 18日 - トラック諸島の日本軍に対して大規模なアメリカ海軍による攻撃が加えられた。(トラック島空襲)
2月19日 - 25日 - 「ビッグウィーク」。ドイツに対するアメリカ第8空軍などによる大規模な爆撃作戦が行われた。
3月1日 - ドイツの全翼型戦闘爆撃機ホルテン Ho229の無動力のプロトタイプ(型式番号H IX V1)が初飛行した。
3月9日 - 映画『加藤隼戦闘隊』が公開された。
3月18日 - イタリアでヴェスヴィオ火山が噴火し周辺の飛行場で約80機のアメリカ軍機が破壊された。
3月31日 - 川西 二式飛行艇で移動中であった古賀峯一連合艦隊司令長官を含む日本海軍の高級士官らが遭難した。(海軍乙事件)
4月 - ドイツの試作高等練習機Ar 396が初飛行した。
6月5日 - アメリカ第20航空軍がインドからバンコクのマッカサン鉄道工場に対して初出撃をおこなった。
6月5日 - 6日 - ノルマンディー上陸作戦の一部としてアメリカ、イギリス軍などによる大規模な空挺降下が行われた。
6月6日 - ヘリコプターの先駆者であるポール・コルニュが死去した。
6月9日 - イギリスの重爆撃機アブロ リンカーンの試作機が初飛行した。
6月12日 - イギリスに対するFi 103(V1飛行爆弾)による攻撃が初めて行われた。
6月15日 - 八幡製鉄所に対して第20航空軍による空襲が行われ。日本本土に対する航空攻撃が本格的に始まった。(八幡空襲)
6月19日 - 20日 - サイパンを巡ってフィリピン海で史上最大規模の空母同士の戦いが行われた。(マリアナ沖海戦)
7月 - 日本初となる国産ヘリコプター 特殊蝶番レ号試作1号機がわずかに浮上したが、転倒大破した。
7月 - アメリカ海軍向けの試作艦上戦闘機F14Cが初飛行した。
7月9日 - 空中発射式のFi 103による攻撃が行われ史上初めて実戦に投入された空中発射式巡航ミサイルとなった。
7月28日 - ライプチヒ近郊ロイナの燃料精製施設空襲に際してメッサーシュミット Me 163が出撃し、初のロケット戦闘機の実戦投入となった。
7月31日 - アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが南フランスの偵察飛行から未帰還となった
8月 - ドイツの試作民間旅客機ブローム・ウント・フォス BV 144が初飛行した。
8月2日 - ノルマンディー地区でアラド Ar 234の試作機が偵察任務に投入された。
8月10日 - 第20航空軍がセイロン島チャイナ・ベイからスマトラ島パレンバンへ出撃しB-29の最長距離作戦となった。