1939年 全仏選手権(1939ねんぜんふつせんしゅけん、Internationaux de France de Roland-Garros 1939)に関する記事。フランス・パリにある「スタッド・ローラン・ギャロス」にて開催。
大会の流れ
第2次世界大戦の開戦が近づき、本大会は男女とも出場選手が大幅に減少した。9月1日に世界大戦が勃発し、全仏選手権は1940年から1945年まで開催が中止された。
男子シングルスは「55名」の選手による6回戦制で、女子シングルスは「27名」の選手による5回戦制で行われた。男子は9名、女子は5名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があった。
本年度はシード選手も少なく、男子は2名、女子は6名のみだった。
シード選手
男子シングルス
ボビー・リッグス (準優勝)
フラニョ・プンチェツ
準々決勝
ボビー・リッグス vs. イグナツィ・チョチンスキ
準決勝 準々決勝 準決勝
ボビー・リッグス vs. オットー・シゲティ 6-3, 6-0, 6-4
ドン・マクニール vs. エルウッド・クック 6-2, 7-5, 7-9, 6-2
女子シングルス
シモーヌ・マチュー vs. アリス・ワイバーズ 6-3, 6-3
スザンヌ・パネティエ vs. メアリー・ハードウィック 7-5, 6-4
ヤドヴィガ・イェンジェヨフスカ vs. アーレット・ハルフ 4-6, 6-2, 6-4
M・ルベリー vs. サラ・ファビアン 6-1, 6-1
シモーヌ・マチュー vs. スザンヌ・パネティエ 6-2, 6-2