1907年の政治
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2月
2月1日 - 帝国国防方針策定。陸軍25個師団、八八艦隊など軍備増強を計画。
2月4日
ロシア、日本に対し、日露協約締結を提案。
足尾銅山で労働者と職員が衝突し、大暴動に発展する。
2月5日 - 幸徳秋水、平民新聞紙上に「余が思想の変化」を発表。同論文中で直接行動を主張する。
2月8日
ルーマニア領モルダビアで農民大暴動。全土に波及する。
米、ドミニカ共和国の関税管理権を50年間獲得に成功。
2月12日 - 福田英子、堺為子、管野スガらが、女性の政治結社、集会参加を認めて治安警察法改正を衆議院に請願する。
2月13日 - 英、ロンドンで婦人参政権を要求するデモ。デモ隊は議会乱入事件を起こす。
2月17日 - 日本社会党第2回大会。
2月20日 - セオドア・ルーズベルト米大統領が新移民法に署名する。
2月22日 - 日本社会党が結社禁止となる。
3月
3月2日 - 炭鉱で労働争議が頻発する。
3月4日 - 日本政府、清国政府の要請に従い、孫文を国外追放処分とする。
3月5日 - 露第2国会(ドゥーマ)。ロシア社会民主労働党など左翼政党も参加し、左右両派の対立は激化する。
3月11日 - ディミタル・ペトコフブルガリア首相、アナーキストに暗殺される。
3月13日 - セオドア・ルーズベルト米大統領が調停し、日本人学童の隔離命令が廃止される。
3月14日
米ニューヨーク株式市場が大暴落。
米、新移民法により、メキシコ、カナダ、ハワイ向けの旅券を用いての日本人、韓国人の移民を禁止。
フィンランド議会選挙。
3月15日
フィンランド議会選挙でアレクサンドラ・グリンベルク、ミーナ・スィッテンバーなど19名の女性議員が当選する。
日本、樺太の軍政を廃止、内務大臣の指揮監督下に置く。
3月19日 - 癩予防法公布。
3月21日
ホンジュラスで革命。
イギリス、ドーバー海峡トンネル建設を拒否。
3月22日 - 南アフリカ・トランスヴァール政府、アジア人登録法を制定、インド人移民を制限する。
3月23日 - 仏シャム(現在のタイ)二国間協定。
4月
4月8日 - 英仏間でシャムに関する協定を締結。
4月12日 - スイス、新軍事法制定。在郷軍人に2年ごとの軍事教練を義務化。
4月15日
第5回大英帝国植民地会議。
日露両軍、租借地、鉄道付属地を除き満州から撤兵。
日清鉄道協約締結。
4月17日 - 平民新聞、75号を最後に廃刊。
4月20日 - 明治天皇、来日中の救世軍大将ウィリアム・ブースを引見。
4月24日 - 刑法公布。
4月29日
ジョルジュ・クレマンソー仏首相、パリのストライキを弾圧し、メーデーに備え警官隊を総動員する。
農商務省、貧農対策で養鶏を奨励。
5月
5月4日 ? 日露漁業仮議定書締結。ロシア沿岸で日本漁船の操業が可能となる。
5月8日 - 華族令改正により新華族令および華族令施行規則公布。有爵者を華族と明示。
5月11日 - 独仏両国、知的所有権保護に関する協定締結。
5月13日 ? ロンドンで第5回ロシア社会民主労働党党大会。ボリシェヴィキとメンシェヴィキの対立激化。
5月14日 - スウェーデンで、普通選挙法案上下両院で可決。
5月16日 - 英仏西、カルタヘナ条約に調印。
5月17日 - 露、ピョートル・カウフマン文相、ドゥーマにロシア国民の識字率を報告。男性は29パーセント、女性は13パーセント。
5月27日 - 市町村立小学校教員の平均月俸が上がる。
6月高宗皇帝
6月2日 - 中国革命同盟会が広東省恵州の七女湖で蜂起。10日後に鎮圧される。
6月10日 - 日仏協約とインドシナに関する日仏共同宣言調印。
6月14日 - ノルウェー議会、婦人参政権を盛り込んだ選挙法案を否決する。
6月15日 - 第2次ハーグ平和会議開催。韓国高宗皇帝が密使を使わし、日本の朝鮮半島侵略を訴える(ハーグ密使事件)。
6月16日 - ロシア皇帝ニコライ2世、突如ドゥーマを解散。新選挙法を公布。
6月25日 - 片山潜ら日本社会平民党を結成。27日結社禁止命令。
7月
7月1日 ? 英、オレンジリバー植民地に自治権を付与し、自治政府が成立する。
7月3日
伊藤博文、ハーグ密使事件に関して、高宗皇帝の責任を厳しく追及。
大阪毎日新聞、ハーグ密使事件をスクープ。
7月5日
イタリア議会で日曜日を終日24時間休日とする法案が可決。
仏下院国民議会、8時間労働法を可決する。
7月6日
中国革命同盟会の光復会、安徽省安慶で蜂起。13日には浙江省紹興で秋瑾も蜂起したが失敗。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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