1904年アメリカ合衆国大統領選挙
[Wikipedia|▼Menu]

1904年アメリカ合衆国大統領選挙
United States presidential election, 1904

1900年 ←
1904年11月8日
→ 1908年


投票率65.2%[1] 8.0%
 
候補者セオドア・ルーズベルトアルトン・パーカー
政党共和党民主党
出身地域ニューヨーク州ニューヨーク州
副大統領候補者
チャールズ・W・フェアバンクス
ヘンリー・デイビス
獲得選挙人336140
勝利地域数3213
得票数7,630,4575,083,880
得票率56.4%37.6%


州別獲得選挙人分布図
.mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{}  ルーズベルト   パーカー   選挙人の出せない準州

選挙前大統領

セオドア・ルーズベルト
共和党選出大統領

セオドア・ルーズベルト
共和党

1904年アメリカ合衆国大統領選挙(1904ねんアメリカがっしゅうこくだいとうりょうせんきょ、英語: United States presidential election, 1904)は、1904年11月8日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙(第30回)。ウィリアム・マッキンリー暗殺の後を受けた共和党現職の大統領セオドア・ルーズベルトが容易に自身では初めての当選を果たし、任期途中で大統領職を継いだ者として次期にも選ばれた最初の例となった。
候補者の指名
共和党の指名

共和党の指名候補者

チャールズ・W・フェアバンクスインディアナ州選出アメリカ合衆国上院議員

マーク・ハンナオハイオ州選出アメリカ合衆国上院議員

セオドア・ルーズベルト、現職大統領、ニューヨーク州出身


上院議員、チャールズ・W・フェアバンクスインディアナ州出身

上院議員、マーク・ハンナオハイオ州出身

大統領、セオドア・ルーズベルトニューヨーク州出身

セオドア・ルーズベルトは共和党の重鎮の中では特に人気があるわけではなく、1903年初めにまだ若い現職に対してマーク・ハンナを候補に立てる打ち合わせがあったが、この話も長くは続かなかった。ハンナの支持者は1903年6月のオハイオ州党員集会で数で負けており、ルーズベルトは1年も前に候補者として是認された。続いてハンナは自ら出馬しないことを宣言した。こうして全く反対も無いままに(ハンナは1904年早くに死んだ)、ルーズベルトはシカゴで開催された党大会で満場一致で大統領候補に指名された。保守派のインディアナ州選出アメリカ合衆国上院議員チャールズ・W・フェアバンクスが副大統領候補に指名された。

党大会での投票結果大統領候補指名投票副大統領候補指名投票
セオドア・ルーズベルト994チャールズ・W・フェアバンクス994

民主党の指名

民主党の指名候補者

フランシス・コックレル
ミズーリ州選出アメリカ合衆国上院議員

バード・シム・コーラー、ニューヨーク市会計監査官

アーサー・ピュー・ゴーマン、メリーランド州選出アメリカ合衆国上院議員

ジョージ・グレイ(英語版)、元デラウェア州選出アメリカ合衆国上院議員

ウィリアム・ランドルフ・ハースト、ニューヨーク州選出アメリカ合衆国下院議員

ジョージ・マクレラン・ジュニア、ニューヨーク市長

ネルソン・マイルズ、退役アメリカ陸軍総司令官マサチューセッツ州出身

リチャード・オルニー、元国務長官、マサチューセッツ州出身

アルトン・パーカー、判事、ニューヨーク州出身

ロバート・パッティソン、元ペンシルベニア州知事

チャールズ・タウン、ミネソタ州選出アメリカ合衆国上院議員

エドワード・ウォール、ウィスコンシン州代議員

ジョン・S・ウィリアムズ、ミシシッピ州選出アメリカ合衆国下院議員


上院議員、フランシス・コックレル、ミズーリ州出身

ニューヨーク市会計監査官、バード・シム・コーラー

上院議員、アーサー・ピュー・ゴーマン、メリーランド州出身

上院議員、ジョージ・グレイ(英語版)、デラウェア州出身

下院議員、ウィリアム・ランドルフ・ハースト、ニューヨーク州出身

ニューヨーク市長、ジョージ・マクレラン・ジュニア

退役アメリカ陸軍総司令官ネルソン・マイルズ、マサチューセッツ州出身

元国務長官、リチャード・オルニー、マサチューセッツ州出身

判事、アルトン・パーカー、ニューヨーク州出身

ペンシルベニア州知事、ロバート・パッティソン

上院議員、チャールズ・タウン、ミネソタ州出身

下院議員、ジョン・S・ウィリアムズ、ミシシッピ州出身

ルーズベルトの人気はその頂点にあり、1896年1900年民主党候補者ウィリアム・ジェニングス・ブライアンは今回は出馬しないことに決めたので、民主党の指名争いは1872年以来となる本命のいない、価値の無いものと考えられるものになった。元大統領のグロバー・クリーブランドも引退した身からの再出馬を拒み、ミズーリ州セントルイスで開催された民主党大会は険悪で抑圧された雰囲気にあった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:46 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef