1903年の政治
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労働者の保証期間が13週間から26週間に延長。

5月

5月1日 - 英国王エドワード7世、パリを訪問し、市民の大歓迎を受ける。英独間は冷却化する。

5月7日 - 英独伊が関税条約に調印し、「関税戦争」に終止符。

5月15日 - 英、ペルシア湾支配を宣言。

5月17日 - 旅順のロシア軍増強。東洋艦隊は黄海で演習。

5月18日 - ジョゼフ・チェンバレン英植民相、保護関税を主張。

5月20日

英国議会下院、ベルギー国王レオポルド2世植民地コンゴ自由国における人権侵害を非難決議。

ロシア、清と締結した満州還付条約を破棄。


5月21日 - 大審院盗電窃盗罪になりうるという判例を出す。

5月27日 - ニューヨークでロシアのポグロムに反対する大集会開催。

6月

6月11日 - セルビアアレクサンダル1世・オブレノヴィチ国王夫妻らがベオグラードで暗殺される。

6月12日 - ロシアのクロパトキン陸相が訪日。東京を訪問。6月28日離日。

6月19日 - 台湾で住民が蜂起し、日本人巡査など11名が殺害される。

6月23日 - 御前会議で対露交渉開始と日露協定案が決定される。満州と韓国をそれぞれ日露の勢力圏におくという方針で交渉。

6月24日 - 東大七博士が桂太郎首相宛の対露強硬論建白書を発表。

7月

7月6日 - フランスのエミール・ルベー大統領、テオフィル・デルカッセ外相、訪英。

7月13日 - ロシア社会民主労働党第1回党大会(ブリュッセル大会)が開催される。

7月30日 - ロシア社会民主労働党が、ウラジーミル・レーニン率いるボリシェヴィキユーリー・マルトフ率いるメンシェヴィキに分裂する。

7月にウクライナカフカスの諸都市でゼネラル・ストライキ帝政ロシアは軍を投入して鎮圧。
セルゲイ・ウィッテ伯。強硬派のヴャチェスラフ・プレーヴェ内相や侍従武官ベゾブラーゾフとの権力闘争に敗北し蔵相を罷免された。
8月

8月9日 - 対露強硬派、対露同志会を結成する。

8月12日 - ロシア、旅順に極東総督府を設置。極東総督(極東太守)には、アレクセーエフ提督が就任。

8月19日 - セオドア・ルーズベルト米大統領、独占に対してシャーマン法、トラスト法の発動を辞さずと言明。

8月23日 - スイスバーゼルで第6回シオニスト会議開催。

8月25日 - 英、ボーア戦争の最終報告書で戦費2億2,000万ポンド負担を発表。

8月29日 - セルゲイ・ウィッテ露蔵相が失脚。

9月

9月6日 - ロシア、清国に対する満州撤兵7ヶ条要求を撤回し、黒竜江省吉林省の撤兵延期を新たに要求する。清国は拒否。

9月8日 - イギリス労働組合大会、ジョゼフ・チェンバレン植民相の主張する保護関税案に対して反対を表明する。

9月9日 - ウィーン列国議会同盟総会。軍備撤廃計画のための新しい国際会議創設を提唱する。

9月9日 - 千葉県選出の帝国議会衆議院議員東條良平、同大澤庄之助が詐欺罪で有罪となった。

9月13日 - 独ドレスデンドイツ社会民主党大会。ローザ・ルクセンブルクの提案した修正主義反対案を決議する。

9月16日 - オーストリア・ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世オーストリアハンガリー両軍の統合に関する勅令を発布するが、ハンガリー側に反発を買う。

9月18日 - ジョゼフ・チェンバレン、植民相を辞任。

10月

10月2日 - フランツ・ヨーゼフ1世ニコライ2世が会談。バルカン半島に関する問題で一致。

10月3日 - 英でパンクハーストが女性社会政治連盟(WSPU)を結成する。

10月6日 - 日露交渉再開。

10月8日

露軍、奉天を占領。

清国、日本・アメリカと通商協定締結。


10月11日 - 旅順の日本人引き上げ。

10月12日 - 内村鑑三堺利彦万朝報を退社する。

10月17日 - 米加アラスカ国境協定締結。国境が確定する。

10月19日 - 東郷平八郎海軍中将が常備艦隊司令長官に就任する。

10月30日 - ドミニカ共和国で革命。

11月

11月3日

パナマコロンビアから独立。

伊、ジョバンニ・ジョリッティ内閣成立。社会改革、農地改革に着手する。


11月6日

米、パナマ独立を承認。

横須賀佐世保舞鶴に海軍工廠設置の法令公布。


11月15日 - 堺利彦、幸徳秋水らが平民社を設立。

11月17日 - ボリビアブラジルペトロポリス条約を締結。両国の国境確定。

11月18日 - 米、パナマと条約を結び、パナマ運河の建設・運営・管理・保護の全権を掌握する。

11月21日 - 大阪中之島公会堂で東西連合新聞記者主催大演説会。論調は対露強硬論。

11月28日 - 岡山県選出衆議院議員安井丈夫が詐欺罪で有罪となる。

12月11日 - 第1次桂内閣解散[注釈 1]
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