137億年の物語:宇宙が始まってから今日までの全歴史
What on Earth Happened?... in Brief: The Planet, Life and People from the Big Bang to the Present Day
著者クリストファー・ロイド
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『137億年の物語:宇宙が始まってから今日までの全歴史』(ひゃくさんじゅうななおくねんのものがたり:うちゅうがはじまってからこんにちまでのぜんれきし)は、クリストファー・ロイドによる、ビッグバンから現代までの歴史を解説した図解本である。
これを原作に、2013年4月14日から2014年9月27日までテレビ東京系列で番組が放送されていた[1]。 書籍の原題はWhat on Earth Happened?... in Brief: The Planet, Life and People from the Big Bang to the Present Dayで、2009年6月にBloomsbury Publishing より出版された。日本語版は2012年9月に、文藝春秋より野中香方子 著者はイギリス人科学ジャーナリストのクリストファー・ロイドである。1968年生まれ。英国ケンブリッジ大学で中世史を学んで91年に学位を取得した後、サンデー・タイムズ紙記者。1996年にニューズインターナショナルのマネジメントに転職し、サンデー・タイムズ紙のウェブ版を立ち上げた。その後、ベンチャーのインターネットメディアビジネスに携わったあと、2000年に教育ソフトウェア出版社に転職。2006年に退職。2010年に出版社What on Earth Publishing Ltdを起業。現在は講演活動などをしながら生計を立てている。 137億年の物語
書籍
英語原作
What on Earth Happened?... in Brief: The Planet, Life and People from the Big Bang to the Present Day Bloomsbury Publishing ,2009 ,ISBN 978-1408802168
What on Earth Happened?: The Complete Story of the Planet, Life and People from the Big Bang to the Present Day ,Bloomsbury Publishing ,2012 ,ISBN 978-1408834831
The What on Earth? Wallbook: From the Big Bang to the Present Day,Bloomsbury Publishing,2009,ISBN 978-0956593610
日本語訳
『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』、文藝春秋、2012年、ISBN 978-4163742007
『ビジュアル大年表 137億年の物語』、文藝春秋、2012年、ISBN 978-4163764900
日本語版目次
第1部 母なる自然-137億年前?700万年前[2]
ビッグバンと宇宙の誕生生命はどこからきたか地球と生命体のチームワーク化石という手がかり海は生命の源生命の協力体制進化の実験場恐竜戦争花と鳥とミツバチ哺乳類の繁栄
第2部 ホモ・サピエンス-700万年前?紀元前5000年
冷凍庫になった地球二足歩行と脳心の誕生人類の大躍進狩猟採集民の暮らし大型哺乳類の大量絶滅農耕牧畜の開始
第3部 文明の夜明け-紀元前5000年?西暦570年ごろ
文字の発明 シュメール文明王は神の化身 エジプト文明母なる大地の神金属、馬、車輪中国文明の誕生仏教を生んだインドの文明オリエントの戦争ギリシア都市国家の繁栄覇者が広めたヘレニズム文化ローマ帝国の繁栄と衰退先住民の精霊信仰コロンブス以前の南北アメリカ大陸
第4部 グローバル化-西暦570年ごろ?現在
イスラームの成立と拡大紙、印刷術、火薬中世ヨーロッパの苦悩富を求めて大航海時代と中南米の征服者たち新大陸の農作物がヨーロッパを変えた生態系の激変ヨーロッパ人は敵か味方か自由がもたらした争い人類を変えたテクノロジー白人による植民地獲得競争資本主義への反動世界はどこへ向かうのか?
著者クリストファー・ロイドついて
インタビュー記事
日経ビジネスオンライン「 ⇒東京大空襲なんて初めて知りました」プレジデントオンライン「 ⇒クリストファー・ロイド ?学校をやめさせて、1年間家族旅行したのはなぜですか?」本の話Web「『137億年の物語』著者が教える わが子を勉強好きにさせる方法
TV版
ジャンル歴史・教養バラエティー
原作クリストファー・ロイド[3]
企画文藝春秋(企画協力)
脚本横幕智裕
高野健生
つげのり子
監督千葉隆弥
監修池上彰(監修・解説)
出演者寺脇康文
相内優香(テレビ東京アナウンサー)
ほか#出演者参照
時代設定現代(2014年前後)、地球上の歴史
製作
プロデューサー福田裕昭(CP)
鈴木享知
斎藤智礼
川口伸之(TAIGAPRO)
國玉譲治
荒井かおり(AP)
松尾心(AP)
制作テレビ東京
放送
放送国・地域 日本
番組公式サイト
第1期
放送期間2013年4月14日 - 9月29日
放送時間日曜日 18:30 - 19:00
放送分30分
回数26
第2期
放送期間2013年10月5日 - 2014年9月27日
放送時間土曜日 18:00 - 18:30
放送分30分
回数48
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この枠が教養番組になるのは『トコトンハテナ』終了以来約1年半ぶりである。2013年10月から、後続番組『モヤモヤさまぁ?ず2』の開始時刻が18:30に繰り上がることとなった[4]。これにより、放送日時を変更する[5]。
レギュラー放送終了後、特別版として「池上彰&寺脇康文の世界驚きヒストリー ?137億年の物語」が、2014年11月16日に放送された。
出演者
寺脇康文 - 博士役
相内優香(テレビ東京アナウンサー) - 助手役、ナレーション兼務
宮崎美子 - 家主役(2014年3月22日 - )
池上彰 - 解説・番組監修も行っている。
過去の出演者
千阪健介・布施柚乃・粟生睦未 - 生徒役(番組開始 - 2014年3月29日)
千阪健介と布施柚乃は2014年7月26日放送回に、最終回は過去回で放送された映像の再放映という形で3人揃って出演。 放送日サブタイトル歴史の主人公
ゲスト
パトリック・ハーラン(2014年9月6日、9月20日放送)
声の出演
斉藤一也(テレビ東京アナウンサー)- クリストファー・ロイド本人(吹き替え)、ナレーション兼務
放送リスト
()内は再放送日(木曜深夜2時35分?深夜3時5分)
2013年4月14日奇跡の星・地球ついに誕生地球
2013年4月21日恐竜帝国滅亡、隕石が原因だった恐竜
2013年4月28日猿人 大地に立つ二足歩行した人類
2013年5月5日私たちではない別の人類がいたホモ・サピエンス
2013年5月12日人類、アフリカから旅立つ
2013年5月19日人類、ついにパンを焼く農耕牧畜を始めた人々
2013年5月26日シュメール人、文字を発明!文字を発明したシュメール人
2013年6月2日“目には目を 歯には歯を” ハンムラビ法典が完成バビロンの王 ハンムラビ
2013年6月9日ギリシャ軍 “トロイの木馬”作戦で大勝利!シュリーマン
2013年6月16日エジプトの王がミイラになったミイラになった王