イングランド王国では、国王の権限を制限するマグナ・カルタ(大憲章)が制定された。その後、この憲章は廃止されないまま忘れ去られており中世の時代の中でほとんど影響力を失うが、国王と議会の対立が激しさを増す17世紀に再度注目されることとなる。清教徒革命やアメリカ合衆国建国の際にもマグナ・カルタが引用され、現在のイギリス憲法を構成する前文にも残っている。
できごと第4回十字軍。東ローマ帝国の内紛に介入したヴェネツィア商人の使嗾により首都コンスタンティノポリスはキリスト教徒の十字軍に占領された。画像はウジェーヌ・ドラクロワの歴史画「第4回十字軍のコンスタンティノポリス入城