日本国語大辞典は、語源については記述していない。末尾に次の9説を列挙するのみである[6][7]。
経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月であるところから、シハセ(師馳)の義〔奥義抄・名語記・?嚢鈔〕。
四季の果てる月であるところから、シハツ(四極)月の意〔志不可起・和爾雅・日本釈名〕。
トシハツル(歳極・年果・歳終)の義〔東雅・語意考・類聚名物考・和語私臆鈔・黄昏随筆・古今要覧稿・和訓栞〕。
ナシハツルツキ(成終月)の略転〔紫門和語類集〕。
農事が終わり、調貢の新穀をシネハツル(歛果)月であるところから〔兎園小説外集〕。
稲のない田のさまをいうシヒアスの約。シは発声の助語。ヒアスは干令残の義〔嚶々筆語〕。
シヲヘオサメヅキ(為竟収月)の義〔日本語原学=林甕臣〕。
セハシの義〔万葉代匠記〕。
シバシ(暫)の月の義〔遠碧軒記〕。
異名
おうとう(黄冬)
おとづき(弟月)
おやこづき(親子月)
かぎりのつき(限月)
くれこづき(暮来月)
けんちゅうげつ(建丑月)
ごくげつ(極月)
しわす(師走)
はるまちつき(春待月)
ばんとう(晩冬)
ひょうげつ(氷月)
ぼさい(暮歳)
ろうげつ(臘月)
12月の年中行事
12月13日 - 正月事始め[8]
12月13日 - 聖ルチア祭
12月24日 - クリスマス・イヴ(各国、主にキリスト教圏)
12月25日 - クリスマス(各国)
12月25日 - 終い天神
12月25日 - スケートの日
12月26日 - ボクシング・デー
12月31日 - 大晦日(日本)
12月第二土曜日 ‐ 池ノ上みそぎ祭
かつてあった祝日
12月23日 - 天皇誕生日
平成時代の1989年から2018年まで。第125代天皇明仁の誕生日。2019年4月30日に明仁が退位したため、同年以降は6月と並んで祝日が一つもない月となる。
12月に行われるスポーツ
第1日曜 - 福岡国際マラソン(福岡市)
上旬 - ゴルフ日本シリーズ(男子ゴルフ 東京よみうりカントリークラブ)
中旬の日曜 - 甲子園ボウル(アメリカンフットボール 阪神甲子園球場)
下旬の日曜 - 全国高等学校駅伝競走大会(京都市)
23日-29日 - 全国高等学校バスケットボール選手権大会
下旬 - 全日本フィギュアスケート選手権大会(フィギュアスケート)
26日-31日 - スペングラーカップ(スイス・ダボス)
28日以前の日曜日 - 有馬記念 GT (中山競馬場)
29日 - 東京大賞典 GT (大井競馬場)
30日 - 全日本大学女子選抜駅伝競走大会(静岡県富士宮市)