11eyes_-罪と罰と贖いの少女-
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11eyes -罪と罰と贖いの少女-
ジャンル
学園ダーク・ファンタジー
ゲーム:11eyes -罪と罰と贖いの少女-(PC)
11eyes CrossOver(Xbox 360・PSP・iPhoneアプリ)
ゲームジャンル侵蝕世界学園伝綺AVG
対応機種Windows 2000/XP/Vista(PC)
Xbox 360・PSP(CrossOver)
発売元Lass(PC)
5pb.(Xbox 360・PSP)
発売日2008年4月25日(PC)
2009年4月2日(Xbox 360)
2010年1月28日(PSP)
レイティング18禁(PC)
CERO:C(15才以上対象)(Xbox 360)
CERO:B(12才以上対象)(PSP)
キャラクター名設定不可
エンディング数5
セーブファイル数通常215・クイック1
画面サイズ800×600
キャラクターボイスフルボイス(含プレイヤーキャラ)
その他初回特典:サウンドトラック
予約特典:特製設定集
PSP版初回特典:オリジナルUSBメモリー 1GB
漫画
原作・原案などLass
作画綾野なおと
出版社角川書店
掲載誌月刊コンプエース
発表号2009年10月号 - 2010年11月号
発表期間2009年8月26日 - 2010年9月25日
巻数全3巻
アニメ:11eyes
原作Lass
監督下田正美
シリーズ構成金巻兼一
キャラクターデザイン原将治
音楽坂本昌一郎
アニメーション制作動画工房
製作虹校考現学部
放送局独立UHF局他(放送局参照)
放送期間2009年10月6日 - 12月22日
話数全12話 + OVA1話
テンプレート - ノート
プロジェクトゲーム漫画アニメ
ポータルゲーム漫画アニメ

『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』(イレブンアイズ つみとばつとあがないのしょうじょ)は、2008年4月25日に発売されたLassの第4作目のアダルトゲームソフト。美少女ゲームアワード2008では主題歌賞で金賞、BGM賞では銀賞を受賞している[1]

2009年8月より「月刊コンプエース」上で綾野なおとによる漫画版『11eyes -罪と罰と贖いの少女-』が連載されており、また同年10月からはテレビアニメ『11eyes』(副題なし)が放送された。
概要

Lass作品では初めてとなる、主人公のビジュアルが設定された作品となっている。主人公を1人のヒーローとして設定する作品が増えてきたため、そういった要望に答えるために本作では主人公にビジュアルを設定した形となっている。

同一時間における主人公以外の視点から物語を描く新システム「クロスビジョンモード」を採用しており、物語をより深く理解できるよう工夫されている。

キャラクター、世界観などの設定の一部が、同社の前々作であり、「Lassナンバーシリーズ」の一作目[2]3days ?満ちてゆく刻の彼方で?』とリンクしている。

2009年4月2日、コンシューマ移植版として、5pb.よりXbox 360版『11eyes CrossOver』(イレブンアイズ クロスオーバー)が発売(レイティングはCERO:C)。また、2010年1月28日には同じく5pb.よりPlayStation Portable版『11eyes CrossOver』が発売(こちらのレイティングはCERO:B)。

また、2009年12月17日より禁断のギャルゲーより携帯電話アプリ版(キャラクター音声なし)も配信されている。

2010年6月21日にはファンディスクである『11eyes -Resona Forma-』(イレブンアイズ レソナ・フォルマ)の制作が発表され、公式サイトが仮オープンした。当初は2011年3月25日発売予定であったが、東北地方太平洋沖地震の影響により2011年4月15日に発売延期となった。

Xbox 360版発売日の前日である2009年4月1日には、Rosebleuの第1作であるアダルトゲーム『Stellar☆Theater』のキャラクター達と夢の共演を果たす対戦型格闘ゲーム『Lass VS. Rosebleu Ultimate Shooting Star Fighting 2009』がアーケード版では2009年春に稼動、コンシューマ版でPS3、Xbox 360で同年秋に発売予定であるという偽情報がエイプリルフールネタとして公開された(4月2日以降、表向きは開発中止ということにされている)[3]

キャッチコピーは、「そのアイ(眼/愛)が運命を変える」(PC版)、「これが新しい世界の魔術(リアル)」(コンシューマ移植版『CrossOver』)。
ストーリー
本編「罪と罰と贖いの少女」
姉を失ってから怠惰な生活を過ごしていた主人公・皐月駆は幼馴染である水奈瀬ゆかと共に突如辺り一面が赤く染まった世界に引き込まれてしまう。そして、同じくその世界に引き込まれた他の4人の少年少女と出会い、彼らの殲滅を目論む黒騎士たちの存在を知る。生き残るために、「赤い夜」を終わらせるために、そして守りたい「何か」を守るために命をかけた黒騎士たちとの戦いが始まる。
追加シナリオ「虚ろなる鏡界」
Xbox 360版、PSP版の追加シナリオ。本編と同時期に綾女ヶ丘で起こっていた事件を描いた外伝ストーリー。本編のキャラクターも一部、登場しており、本編ではサブキャラクター扱いであった百野栞、奈月香央里の2人が攻略ヒロインとしての登場となっている。主人公・天見修は現在の科学技術と魔術を融合した「現代魔術師」であることを隠し、周囲とは距離を置いて日々を送っていた。そんな折、街では「ドッペルゲンガーを見たものは、行方不明になる」という噂が流れはじめる。そして、クラスメイトの照屋匡に奈月香央里がドッペルゲンガーに会った話を聞く。現代魔術師としての直感と不穏な気配を察した修は、密かに失踪事件の調査を開始する。ある夜、違和感を覚え現場に行くとそこにはクラス委員長の紅野澪と修道服をまとった百野栞が戦っている場面に遭遇する。
登場人物

※担当声優は PC版 / Xbox 360・PSP・テレビアニメ版の順。
赤い夜に引き込まれた少年少女たち

突然、正体不明の現象「赤い夜」に引き込まれた少年少女たち。襲い来る闇精霊黒騎士から逃げ戦い、赤い夜を生き抜くために仲間とともに立ち向かう。全員が異能者である[注 1]。合言葉は「友と明日のために!」。

実は駆とゆか以外はそれぞれ異なる平行世界の人間で、本来は出会うこと自体がありえない存在だったが、虚無の欠片を持つことで赤い夜によってそれぞれの世界が重なったことで一堂に会することになる。それゆえ、それぞれの世界で異なる部分があるため、認識に矛盾が存在する[注 2]
皐月 駆(さつき かける)
- 中本伸輔 / 小野大輔[4]金田アキ(幼少期)本作の主人公。虹陵館学園2年A組。7月18日生まれ。身長179センチメートル、体重63キログラム。5年前にが自殺してから怠惰な生活を送っている。趣味が学校の屋上での読書であるなど、人と付き合うことが少なく、自分から人を誘うということがないため、それをすると周囲に驚かれる。常に眼帯をしている右目は生まれつき虹彩異色症(ヘテロクロミア)であり、色が人と違い視力を失っている。後にそれは「劫(アイオン)の眼」であることが判明する。両親に関する記憶を持っておらず、姉やゆかと共に施設「あやめ園」で育った。その後施設を出て姉と生活。姉を亡くしてからは水奈瀬家に引き取られた。現在は水奈瀬家の援助によって一人暮らしをしている。生活費の一部は喫茶「ツィベリアダ」でのバイトでやりくりしている。ゆかに対しては家族にも近い感情を持っており、自分も美鈴たちに守られている身でありながら、彼女を守ろうとする。物語中盤以降は剣術を身に着け、美鈴から雷切を借りて戦う機会が多くなる。OVAでの「劫の眼」には服の透視能力が追加された。彼は本来赤い夜にいるはずがない7人目。存在自体がイレギュラー。原因は、劫の眼がリーゼロッテの持つ魔石と起源が同じで、魔石の欠片を宿したゆかが結界に引きずり込まれた時に近くにいたため。黒騎士にとっても本来は攻撃の対象外であり、操からも「貴様を殺す意味は無い」と断言されている。同一世界観の続編である『Liber_7』で草壁美鈴と結婚しており「草壁駆」となっている。Liber_7のSS企画『Liber_7 Fragments』で「美柚」という名の娘がいることが明らかになっている。シナリオライターLEGIOんが世界観を設定している「神殺しのアリア」にて成長した草壁美柚が登場している。
水奈瀬 ゆか(みなせ ゆか)
声 -
安玖深音 / 後藤麻衣[4]6月21日生まれ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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