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神姫バス株式会社
SHINKI BUS CO.,LTD.
神姫バス本社
種類株式会社
市場情報東証スタンダード 9083
神姫バス株式会社(しんきバス、英: SHINKI BUS CO.,LTD.)は、兵庫県を中心に路線バス等を運行する事業者である。
バス事業の子会社として、ウイング神姫(神崎・西脇・丹波篠山・相生・赤穂・宍粟方面の路線バス)、神姫ゾーンバス(西神・三木方面の路線バス)、神姫観光(貸切バス)がある。またICカード乗車券のNicoPaを発行している(回数券機能もある。また定期券機能の付加も可)。
2006年4月1日より、神戸市交通局(神戸市バス)から落合・西神・中央南の3営業所の運行管理業務を、姫路市から書写山ロープウェイの運行業務を受託している。 元来、宇治川電気(現・関西電力)の資本を背景にしており、山陽電気鉄道とは資本上姉妹会社の関係にある。事実上の創業者は木下栄。現在の加古川市付近で小規模な業者としてスタートしたが、次第に周辺の同業者を買収し傘下に入れることで頭角を現すことになる。さらに戦時統合で規模を拡大、播州・丹波(兵庫県)にまたがる一大路線網を構築。 一般路線は姫路市・加古川市・明石市など兵庫県播磨地域を中心に東端は神戸市・三田市に路線を展開しており、三田市・西宮市北部以外の阪神地域[注釈 2]および淡路島を除く兵庫県南部の大部分を占めている。子会社化や廃止前は岡山県津山市、美作市、西粟倉村から京都府福知山市まで一般路線を展開していた。 一方で関西における高速バスの先駆けとも言える中国高速線に当初から参入、運営ノウハウを確立すると次第に神戸・姫路発着の路線を増やしていった。また、三木市・三田市から神戸市内中心部に向かう短距離路線も多く運営している。 このほか神戸市交通局が運行していた定期観光バスの承継、神戸・明石・姫路の各公営バスから路線承継を行っており、各自治体のコミュニティバスの運行も受託している。
概説
歴史
年表
1927年(昭和2年)10月 - 神戸市須磨区に神姫自動車株式会社設立
1940年(昭和15年)8月 - 姫路市に市川修理工場を設置
1941年(昭和16年)3月 - 同月までに社自動車、フタバ自動車、姫路自動車商会ほか14社を合併
1943年(昭和18年)
5月 - 山陽自動車、播電自動車、相生合同自動車を合併、神姫合同自動車株式会社に商号変更。本社を姫路市に移転
8月 - 柏原自動車ほか4社を合併、神戸有馬電気鉄道(現・神戸電鉄)からバス事業を譲受[注釈 3]
1945年(昭和20年)5月 - 神戸自動車交通を合併[注釈 4]
1949年(昭和24年)
3月 - 日ノ丸自動車播美支社を買収[注釈 5]
9月 - 神戸証券取引所(1967年廃止)へ株式上場
1952年(昭和27年)
6月 - 赤穂合同自動車が神戸タクシー部を吸収合併し、神姫タクシーに商号変更
12月 - 赤穂交通を買収