1月2日
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農業では、農初め、漁業では初船、林業では山初めなどと言う[26]

初夢の日( 日本)2日の夜から3日の朝にかけて見る夢を初夢とすることから生まれた日。初夢で1年の良し悪しを占った昔は、よい夢を見るため枕の下に七福神が乗った宝船の絵を敷いて寝る人も多く、商人が絵を売り歩いたという。なお、よく言われるめでたい夢「一富士、ニ鷹、三茄子」は、駿河の名物とされる[27]

皇室一般参賀 日本

毎年1月2日、皇居において、天皇・皇后が国民から祝賀を受ける行事。天皇・皇后が他の皇族と共に、随時宮殿のベランダに現れ、直接国民から祝賀を受ける。皇居での新年一般参賀は、1948年(昭和23年)1月1日から始まった。当時は、正午から午後4時までの間、参賀者が正門から入門し、正門内鉄橋付近に設けられた記帳所で記帳の上、坂下門から退出していた。1951年(昭和26年)には、庁舎中央玄関上のバルコニーにおいて、昭和天皇香淳皇后が参賀者の前に初めて現れた。1月2日から実施されるようになったのは、1953年(昭和28)年からで、1969年(昭和44年)から現在の宮殿で行われるようなった[28]


箱根駅伝往路( 日本

1920年(大正9)、マラソンの父として知られる金栗四三らが「世界に通用するランナーを育成したい」との思いから創設。箱根駅伝実施に遡る三年前の1917年(大正6)、読売新聞社が上野で開く大博覧会の協賛イベントとして日本初の駅伝「東京奠都五十年奉祝・東海道駅伝徒歩競走」を実施。京都三条大橋と東京・上野不忍池間516キロを23区間に分け、三日間、昼夜兼行で走り継ぐたすきリレーで、これが箱根駅伝の原型になった。この「東海道駅伝」の成功に意を強くした金栗らは、大学や師範学校、専門学校に箱根駅伝創設の意義を説いて参加を呼びかけ、その結果、早稲田、慶応、明治、東京高師(現筑波大)の四校が応じ、1920年2月14日午後1時に第1回大会が「四大校駅伝競走」の名称でスタートした[29]。なお、1月2日から開催されるようになったのは1955年(昭和30年)実施の第31回大会から。


長尾寺三味線餅つき( 日本

香川県さぬき市四国八十八箇所霊場第87番札所「長尾寺」で行われる。三味線餅つきは、揃いの法被を身につけた氏子たちが三味線の音色に合わせながら、威勢よく福餅や大鏡餅をつきあげる。つきあげられた餅は、正月7日に行われる力餅運搬競技大会に用いられる。また、当日は子ども餅つきも行われる[30]


定期闘牛大会・観光闘牛( 日本

愛媛県宇和島市で行われる闘牛大会。定期闘牛大会は年間4回、1月2日、5月3日8月14日、10月の第4日曜日に実施される。闘牛の起源については、鎌倉時代に農民が農耕用の強い牛をつくるために野原で角突き合わせをしたのが始まりとする説と、17世紀後半に宇和海を漂流していたオランダ船を救助した礼として2頭の牛が贈られ、この牛がたまたま格闘したことにより始まったとする説がある[31]

※この他、元日(同年1月1日)に配達された書面年賀状は、2017年以降、インターネットの普及等によるはがきの利用者が減少していることからこの日に限り配達を終日取りやめ、翌1月3日に再び配達される。
脚注[ソースを編集][脚注の使い方]
注釈[ソースを編集]
出典[ソースを編集]^ “1492 January 02 Reconquest of Spain”. THE ARENA Group. 2023年3月19日閲覧。
^ “石川数正の出奔”. 国立公文書館. 2023年3月21日閲覧。
^ “参賀で死傷者多数 二重橋事件”. NHK. 2023年3月19日閲覧。
^ “1月2日 初の人工惑星「ルナ1号」の打ち上げ(1959年)”. サイエンス365days. 講談社 (2019年1月2日). 2023年3月19日閲覧。
^ “Our Records: The Ibrox Disaster of 1971”. The ScotlandsPeople (2022年1月6日). 2023年3月19日閲覧。
^ 「新春サッカーで大惨事 イギリス 66人圧死 168人ケガ」『読売新聞』1971年1月4日 14版 15面
^ ボクシング・マガジン編集部 『日本プロボクシング史 世界タイトルマッチで見る50年』 ベースボール・マガジン社、2002年
^ “【今日は何の日?】大場政夫、世界フライ級王座5度目の防衛”. web Sportiva Love Sports. 集英社 (2012年1月2日). 2023年3月21日閲覧。
^ “発生日時”. 気象庁. 2023年3月21日閲覧。
^ “ ⇒ハルビン倉庫火災で犠牲となった消防士5人に烈士の称号を授与”. 新華網 (2015年1月6日). 2023年3月19日閲覧。
^ “燃料価格に対する抗議デモを機に、マミン首相が辞職 (カザフスタン)”. JETRO (2022年1月5日). 2023年3月19日閲覧。
^ “羽田空港で日本航空機が炎上、海保機と衝突 乗客乗員379人全員脱出と”. BBCニュース (2024年1月2日). 2024年1月4日閲覧。
^ James Wolfe British general Encyclopadia Britannica
^ “119歳 福岡市の田中カ子さん死去 ギネスで世界最高齢に認定”. NHK. 2023年3月21日閲覧。
^ “ ⇒山崎豊子さん死去(9月30日)”. 朝日新聞デジタル (2013年9月30日). 2023年3月21日閲覧。
^ “訃報”. マウスプロモーション (2017年12月19日). 2023年3月19日閲覧。
^ “津川雅彦さん逝く 妻朝丘雪路さん死去から3カ月余、歯に衣着せぬ発言 実業家の顔も”. Sponichi Annex. スポーツニッポン (2018年8月8日). 2023年3月19日閲覧。
^ “〈歌手〉加藤 晴子さん”. 「広報とよかわ」2017年1月号(MY COLOR). 豊川市. 2023年3月19日閲覧。
^ “ ⇒元ヘビー級王者トミー・モリソンが死去”. Boxing News(ボクシングニュース) (2013年9月3日). 2023年3月21日閲覧。
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^ “石山昭子”. WEBザテレビジョン. 2023年3月21日閲覧。
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^ “星谷美緒”. WEBザテレビジョン. 2023年3月21日閲覧。
^ 桂米朝、2007年、pp.168 - 171
^ “三宅雪子元衆院議員が自殺か 海岸付近で遺体発見”. 日本経済新聞 (2020年1月6日). 2023年3月21日閲覧。
^ 加瀬清志 編『366日記念日事典 上』創元社、2020年、6頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4422021140。 
^ 加瀬清志 編『366日記念日事典 上』創元社、2020年、7頁。


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