007/カジノ・ロワイヤル_(2006年の映画)
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1990年代に入りソニーは『ネバーセイ・ネバーアゲイン』のプロデューサーと組んで別の007シリーズを開始しようとしたため、製作会社であるメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)とイーオン・プロダクションズ、及びその親会社であるダンジャックとの法廷闘争に発展した[7]。しかし、その後にソニーがMGMを買収した[8][9]ことから、シリーズ続編製作の権利を得た。ダニエル・クレイグ(右)

前作までの配役で変わっていないのはM役のジュディ・デンチのみ。シリーズ従来のレギュラーキャストであるマネーペニーとQは今作には登場しない。フィリックス・ライターはシリーズ初の黒人となった[10]。ボンドガールの候補者は、アンジェリーナ・ジョリーシャーリーズ・セロンや、オドレイ・トトゥ(フランス)らが候補にあがったが、2006年2月にエヴァ・グリーン(フランス)に決定した[11]

ボンド候補者になった俳優は、アレックス・オロックリンゴラン・ヴィシュニックヘンリー・カヴィル、ユアン・スチュワート、ジュリアン・マクマホンダグレイ・スコットジェームズ・ピュアフォイヒュー・ジャックマン[12][13][14]クライヴ・オーウェン[15]ヨアン・グリフィズクリスチャン・ベールエリック・バナ[16]コリン・ファレル[17][18]ジュード・ロウ[19]オーランド・ブルームジョシュ・ブローリンベン・アフレックなど。三代目ボンドを演じたロジャー・ムーアの長男ジョフリーも有力な候補者の一人だった[20]。当初、ユアン・マクレガーがボンド役にオファーされたが、タイプキャスト(同じような役柄を繰り返し演じることでイメージが固定されること)を恐れて断ったため、ダニエル・クレイグにオファーがされた。前作まで主役を演じたピアース・ブロスナンも意欲を示していた[21][22][23][24]が、作品中のジェームズ・ボンドの年齢設定が若く起用が見送られた[25][26]

他のキャストではジェシカ・アルバがボンド・ガールに立候補し、ベン・キングスレー[27]ジョン・トラボルタアラン・リックマンらが悪役を熱望した。


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