007/サンダーボール作戦
Thunderball
監督テレンス・ヤング
脚本リチャード・メイボーム
ジョン・ホプキンス
原作イアン・フレミング
製作ケビン・マクローリー
製作総指揮アルバート・R・ブロッコリ
ハリー・サルツマン
出演者ショーン・コネリー
クローディーヌ・オージェ
アドルフォ・チェリ
ルチアナ・パルッツィ
ガイ・ドールマン
『007/サンダーボール作戦』(ゼロゼロセブン サンダーボールさくせん[2]、原題: Thunderball)は1965年のアクションスパイ映画。映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第4作目にあたる。主演はショーン・コネリーで、架空のMI6エージェント、ジェームズ・ボンドを演じている。イアン・フレミングが1961年に発表した同名の小説を原作とし、監督はテレンス・ヤング、脚本はリチャード・メイボームとジョン・ホプキンスが務めた。
シリーズで初めて水中アクションを取り入れた作品。前作『ゴールドフィンガー』から一転、再びシリアス路線に戻った。『ゴールドフィンガー』の3倍の予算である900万ドルが費やされ、世界興行収入は1億4120万ドルと、1965年の映画で『サウンド・オブ・ミュージック』に次ぐ第2位を記録[3]し、インフレーション率で修正した場合、シリーズで最高の興行収入となる。アカデミー賞では視覚効果賞を受賞した。また本作は、シリーズ初のパナビジョンサイズによって制作された作品でもある。 原子爆弾2発を搭載したNATO空軍のヴァルカン爆撃機が訓練中に消息を絶ち、その後犯罪組織「スペクター」が奪った原爆と引き換えにNATOに対して一億ポンド相当のダイヤモンドを要求してきた。 英国秘密情報部は00要員全員に調査指令「サンダーボール作戦」を発令。ボンド(ショーン・コネリー)はバハマのナッソーへ飛び、そこで爆撃機に搭乗していたNATO空軍少佐の妹ドミノ(クローディーヌ・オージェ)に接近する。 ドミノの後見人エミリオ・ラルゴ(アドルフォ・チェリ)は、実はスペクターの幹部として爆撃機奪取を指揮した男だった。ボンドは命がけで核爆弾を捜索する。 ボンドガールにはフランス、パリ生まれのクローディーヌ・オージェが抜擢された。彼女がナッソーで休暇中に、作家・プロデューサーのケビン・マクロリーは彼女を見て、彼の映画「007 サンダーボール作戦」(1965年)のオーディションを受けることを勧めた。ドミノの役割は、もともとはイタリア人女性のドミネッタ・ペタッキが演じる予定だった。プロデューサーはオージェの美しさに非常に感銘を受け、オージェのキャラクターにに合うようにフランスの女性の役柄に脚本を書き直させた。彼女は英語を完璧にするためにレッスンを受けたが、彼女の声は最終的にニッキー・ファンデルジルによって吹き替えられた。 役名俳優日本語吹替
ストーリー
キャスト主人公のショーン
ジェームズ・ボンド - ショーン・コネリー
ドミノ
エミリオ・ラルゴ(英語版)(SPECTRE's No.2) - アドルフォ・チェリ
フィオナ・ヴォルペ(英語版)(SPECTRE's No.12) - ルチアナ・パルッツィ
ヴァルガス - フィリップ・ロック
リッペ伯爵 - ガイ・ドールマン(英語版)
パトリシア - モーリー・ピータース(英語版)
ブロフェルド(SPECTRE'No.1) - アンソニー・ドーソン
フェリックス・ライター - リク・ヴァン・ヌッター(英語版)
ポーラ・キャプラン - マルティーヌ・ベズウィック
ダーヴァル少佐/アンジェロ - ポール・スタシーノ
クーツ博士 - ジョージ・プラウダ
ピンダー - アール・キャメロン
内務大臣 - ローランド・カルヴァー
M - バーナード・リー
Q - デスモンド・リュウェリン
マネーペニー - ロイス・マクスウェル
SPECTRE'No.7 - フィリップ・ストーン
ブヴァール大佐/スタント - ボブ・シモンズ
ボンドガール
日本語吹替
TBS版[4]ソフト版
ジェームズ・ボンドショーン・コネリー若山弦蔵
ドミノクローディーヌ・オージェ宗形智子佐藤あかり