007_ロシアより愛をこめて
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TBS版2:初回放送1976年3月29日『月曜ロードショー』21:02-22:55(約95分[12]

ソフト版:2006年11月22日発売の「アルティメット・エディション」DVDに初収録。

※TBS版吹替の2種は、2012年にキングレコードから発売された「TV放送吹替初収録 特別版DVD」に収録[13][12]

※TBS1976年版は若山弦蔵が初めてコネリー=ボンドを吹き替えた作品となった[14]
ボンドガール

ボンドガールはローマ出身の[15]ダニエラ・ビアンキが選ばれた。ミス・ユニバース1960で準優勝(およびミス・フォトジェニック)に選ばれたことで知られる[16]

彼女にとって本作は10年の映画キャリアの間に出演した唯一の英語フィルムである[17]。ただし彼女の本当の声は作品に残っていない。イタリアなまりの強い英語はBarbara Jeffordによって吹き替えられた[18]。イタリア語版はそれをMaria Pia Di Meoが吹き替えた[19]
スタッフ

原作 -
イアン・フレミング

監督 - テレンス・ヤング

製作 - ハリー・サルツマンアルバート・R・ブロッコリ

脚本 - リチャード・メイボーム

撮影 - テッド・ムーア

編集 - ピーター・ハント

音楽 - ジョン・バリー

主題歌 - マット・モンロー

作曲 - ライオネル・バート

楽曲録音プロデューサー - ジョージ・マーティン


美術 - シド・ケイン

特殊効果 - ジョン・ステアズ

視覚効果 - ロイ・フィールド

メインタイトル・デザイン - ロバート・ブラウンジョン

製作会社 - イーオン・プロダクションズダンジャックユナイテッド・アーティスツ

日本語版

-TBS版1TBS版2ソフト版
演出加藤敏佐藤敏夫伊達康将
翻訳飯嶋永昭平田勝茂
調整前田仁信高久孝雄
効果PAG遠藤グループN/A
選曲重秀彦N/A
プロデューサー熊谷国雄
制作東北新社
東京放送東北新社

主題歌

ライオネル・バート(英語版)(1930年 - 1999年)が作曲、バラード・シンガーのマット・モンロー(英語版)(1932年 - 1985年)が唄う同名タイトルの主題歌が大ヒットした。イギリスの「メロディ・メーカー」誌では、最高位20位を獲得、また、ジョン・バリー・オーケストラの演奏による同主題歌もチャートに登場し、最高位39位を記録している。日本では文化放送ユア・ヒット・パレード』で1964年度の年間1位[20] を記録。アメリカではチャート入りは果たしていないが、サウンドトラック・アルバムは、アメリカの「ビルボード」誌アルバム・チャートで最高位27位を獲得している。「ジェームズ・ボンドのテーマ」(作曲:モンティ・ノーマン)も使用されている。
公開
世界

この節の加筆が望まれています。 (2021年10月)

日本

「007危機一発」の題名で1964年4月25日、東京はミラノ座・パンテオン・丸の内東映パラス浅草東映ホールの松竹東急系でロードショー公開され、配給収入は2億6038万円であった。因みに前作「007は殺しの番号」は配給収入5780万円で、4倍の収入増であった[21]

タイトル『007 危機一発』は、髪の毛一本の僅差で生じる危機的状況を意味する「危機一髪」と銃弾「一発」をかけた一種の洒落で、ユナイト映画の宣伝部にいた映画評論家水野晴郎が考案した[22]。この表記は1956年の東映映画に『御存じ快傑黒頭巾危機一発』のタイトルがあり、水野の独創ではなく、以前から使われていた[23]。しかし本作により「危機一発」との表記が浸透、新聞社から苦情が来た[22]

1972年のリバイバル公開時には、タイトルを小説の題名に近い『007 ロシアより愛をこめて』に変えている。これは「ロシア経由で」と「ロシアへの愛(母国愛)以上に」の2つの意味を持たせるためだったという可能性がある(「ロシアから」だと後者の意味が欠ける)[24]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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