この項目では、イアン・フレミングの小説について説明しています。1971年の映画については「007/ダイヤモンドは永遠に (映画)」をご覧ください。
『007 ダイヤモンドは永遠に』(Diamonds Are Forever)は、1956年に出版されたイアン・フレミングの長編小説(『ジェームズ・ボンド』シリーズ第4作)。ジョナサン・ケープより出版された。 イギリス秘密情報部員007ことジェームズ・ボンドは、上司Mよりダイヤモンド密輸ルートの解明を命ぜられる。 ボンドは運び屋のピーター・フランクスにすり替わって、監視役の女ティファニー・ケイスの手引きでニューヨークへダイヤを運び、そこで中央情報局(CIA)を退職してピンカートン探偵社に勤める旧友のフェリックス・ライターと再会する。密輸ルートを仕切っていたのは、アメリカのギャング団スパングルド組で、ボンドはライターの協力を得ながらラスベガスまで調査を進め、組織の謎の首魁ABCの正体を突き止める。 ボンドは寝返ったティファニーとクイーン・エリザベス号でアメリカから脱出し、船上で組織の殺し屋ウィントとキッドを返り討ちにすると、フランス領ギニアでABCを葬り密輸ルートを壊滅させる。
ストーリー
出版
『007 ダイヤモンドは永遠に』井上一夫訳、東京創元社〈創元推理文庫〉、1980年、ISBN 978-4488138035
"Diamonds Are Forever" Penguin Classics, 2004.6. ISBN 978-0141187532
脚注・参照[脚注の使い方]
表
話
編
作品 映画 ショーン・コネリー イアン・フレミング
007は殺しの番号
危機一発
ゴールドフィンガー
サンダーボール作戦
007は二度死ぬ
ダイヤモンドは永遠に
ジョージ・レーゼンビー
女王陛下の007
ロジャー・ムーア
死ぬのは奴らだ
黄金銃を持つ男
私を愛したスパイ
ムーンレイカー
ユア・アイズ・オンリー
オクトパシー
美しき獲物たち
ティモシー・ダルトン
リビング・デイライツ
消されたライセンス
ピアース・ブロスナン
ゴールデンアイ
トゥモロー・ネバー・ダイ
ワールド・イズ・ノット・イナフ
ダイ・アナザー・デイ
ダニエル・クレイグ
カジノ・ロワイヤル
慰めの報酬
スカイフォール
スペクター
ノー・タイム・トゥ・ダイ
番外編
カジノ・ロワイヤル
ネバーセイ・ネバーアゲイン
小説
カジノ・ロワイヤル(長編第1作)
死ぬのは奴らだ(長編第2作)
ムーンレイカー(長編第3作)
ダイヤモンドは永遠に
ロシアから愛をこめて(長編第5作)
ドクター・ノオ(長編第6作)
ゴールドフィンガー(長編第7作)
007号の冒険(第1短編集)
サンダーボール作戦(長編第8作)
わたしを愛したスパイ(長編第9作)
女王陛下の007(長編第10作)
007は二度死ぬ(長編第11作)
黄金の銃を持つ男(長編第12作)
オクトパシー(第2短編集)
ロバート・マーカム
孫大佐
ジョン・ガードナー
メルトダウン作戦
スペクターの逆襲
アイスブレーカー
独立戦争ゲーム
不死身な奴はいない
覚悟はいいかね、ボンド君
スコーピアスの謎
ミソサザイ作戦 準備完了
紳士らしく死ね
The Man from Barbarossa
Death Is Forever
Never Send Flowers
SeaFire
Cold
*レイモンド・ベンソン
Blast from the Past(短編)
ゼロ・マイナス・テン
ファクト・オブ・デス
Midsummer Night's Doom(短編)
ライヴ・アット・ファイヴ(短編)
ハイタイム・トゥ・キル
DoubleShot
Never Dream of Dying
赤い刺青の男
セバスチャン・フォークス
猿の手を持つ悪魔
ジェフリー・ディーヴァー
白紙委任状
ウィリアム・ボイド
Solo
アンソニー・ホロヴィッツ
逆襲のトリガー
Forever and a Day
関連作品
テレビゲーム
ゴールデンアイ