「007/カジノ・ロワイヤル (2006年の映画)」とは異なります。
007/カジノ・ロワイヤル
Casino Royale
ジェームズ・ボンド役の
デヴィッド・ニーヴン
監督ジョン・ヒューストン
ケン・ヒューズ
ロバート・パリッシュ
ジョセフ・マクグラス
ヴァル・ゲスト
脚本ウォルフ・マンキウィッツ
ジョン・ロウ
マイケル・セイヤーズ
原作イアン・フレミング『カジノ・ロワイヤル』
製作チャールズ・K・フェルドマン
『007/カジノ・ロワイヤル』(英語: Casino Royale)は、1967年公開のイギリス・アメリカ合作のスパイコメディ映画。
コロムビア映画の製作。ピーター・セラーズ、ウルスラ・アンドレス、デヴィッド・ニーヴン他オールスターキャストの大作コメディーで新人時代のジャクリーン・ビセットも出演していることで知られる。 作品はイアン・フレミングの同名の小説で1953年に出版された『カジノ・ロワイヤル』を原作とする007シリーズのパロディで、オーソン・ウェルズが悪役のル・シフル役で出演、007を名乗る人物と戦うストーリー展開である[2]。 1955年、まだアメリカでは無名のボンド小説のシリーズ1作目の映画化権をグレゴリー・ラトフが$6000で取得[3]。しかし、ラトフは本作を映画化することなく1960年に他界、その後、権利はハリウッドの重役であるチャールズ・K・フェルドマン
概要
交渉決裂後、フェルドマンはショーン・コネリーと接触、出演交渉をするが、当時のコネリーは半年に1回はボンド以外の役をやることで気分転換を図っていたため、連続してボンドを演じることに拒否反応を示し、このオファーを断る。
これらの交渉不成立の結果、フェルドマンはコロムビア映画と契約し、本家007シリーズと当時世界中を席巻していたスパイ映画を茶化した壮大なパロディ映画にすることに方針転換し、イオン・プロのシリーズでも(現在に至るまで)行われていない、超オールスターの作品にすることを決意、ボンド役にフレミングの友人でボンドのモデルの一人とされていたデヴィッド・ニーヴンを迎え、隠居久しい老ボンド卿という設定にした。作品公開時のニーヴンは57歳、一方のコネリーは37歳で、当然、激しいアクションシーンは存在しない。