007+慰めの報酬
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ソフト版:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンより発売のDVDBDに収録。

キングレコード版:『007 TV放送吹替初収録特別版DVDシリーズ』に収録。『TV放送吹替キャスト新録版』と題して、『日曜洋画劇場』にて『カジノ・ロワイヤル』が放送された際の声優とジェームズ・ボンドの吹替を担当したことのある江原正士(『トゥモロー・ネバー・ダイフジテレビ版〈ピアース・ブロスナン〉)、内海賢二(『007/ダイヤモンドは永遠にTBS版〈ショーン・コネリー〉)、大塚芳忠ティモシー・ダルトン主演作品全て〈DVD版〉)と、過去の007のTV放送吹替版に出演したことのある声優を多数起用し製作された。また2016年6月11日からのザ・シネマでの放送は、BSジャパン版の日本語吹替ではなく、キングレコード版の日本語吹替だった。

BSジャパン(現:BSテレビ東京)版:ノーカット放送。シリーズ連続放送の最終回で、ソフト版の流用ではなく、新訳の台本を用いキャストも一新された。既にソフト化されていたシリーズ次作『007 スカイフォール』も踏まえ、M役の声優には谷育子が配役されている。

※2019年12月18日発売の「007/ダニエル・クレイグ 4K ULTRA HD BOX <8枚組> Blu-ray」の4K ULTRA HDディスクには3種類の吹き替え版を全て収録。
スタッフ

監督 -
マーク・フォースター

製作 - マイケル・G・ウィルソンバーバラ・ブロッコリ

製作総指揮 - カラム・マクドゥガル、アンソニー・ウェイ

原作 - イアン・フレミング

脚本 - ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス

撮影 - ロベルト・シェイファー

プロダクションデザイン - デニス・ガスナー

衣装デザイン - ルイーズ・フログリー

編集 - マット・チェシー、リチャード・ピアソン

音楽 - デヴィッド・アーノルド

テーマ曲 - モンティ・ノーマン(ジェームズ・ボンドのテーマ)

主題歌 - アリシア・キーズジャック・ホワイト

映画評

ネット上のアグリゲータ・レビューである「Rotten Tomatoes」は、293件の口コミをもとにして65%の支持と平均評価6.16 / 10を与えた。このサイトの重要な評価は「残酷な『Quantum Of Solace』は、熱狂的なアクションとともに、穏やかな感情を提供するが、『Casino Royale』に続いて、この映画はまた少しがっかりさせた」。Metacritic・サイトは混合又は平均レビューにおいて、48人の批評家により「100のうち58」の加重平均スコアを付けた。

3代目ボンドを演じたロジャー・ムーアは、「まるで長いだけでまとまりのないコマーシャルの様だ。」と否定的な評価をした。[5]
解説

上映時間はシリーズ最短の約106分で、ボンドの決めゼリフ「Bond. James Bond」は登場しない。ストーリー中で英米の情報機関、政府内の暗部を取り上げている。また以前のようなアイディア満載の奇想天外な「ボンド・グッズ」はほとんど見られず、その代わりに多機能携帯電話が情報収集や諜報活動に活躍するなど時代の変化も顕著に描かれている。映画の中に出てくるボリビアの水資源をめぐる策略も、水の危機という世界的問題のほか、ボリビアで起こった「水道民営化」とコチャバンバ水紛争という「実際の事件に基づいている」[6]

タイトル・デザインはダニエル・クラインマンに代わりフォースター監督作品『主人公は僕だった』に参加したMK12が担当。新しい試み(タイポグラフィを新たに作成)と原点回帰(第1作『ドクター・ノオ』など)の両方が盛り込まれている。MK12は「MI6本部」のテーブルや大型モニターに映る多数のモーショングラフィックも手掛けた。シエナポルトープランスブレゲンツといった地名のレタリング制作は『ジャッカル』(1997年)のメイン・タイトルも手掛けたトマト・フィルム(ロンドン)である。
撮影・トラブル

シリーズ最多の6か国で撮影された[7]

本作の撮影中はトラブル続きであった。後述の車両事故の他、チリでのロケでは撮影に反対する現地の町長が車でセットに乱入し、逮捕される騒ぎが起こった[8][9]。また、ボリビアの副教育文化相は、作中にボリビア人とされる麻薬密輸業者が登場することについて、プロデューサーに抗議文を送った[10][11][12]。さらに、ダニエル・クレイグは撮影中に指に負傷し[13][14]、顔にも8針縫う傷を負って、撮影終了後に美容整形を受けた[15][16]

ボンドカーは、オープニングで激しいカーチェイスを繰り広げた。なお、2008年4月19日午前6時(現地時間)、イタリアのガルダ湖でのロケのため、スタントマンがDBSを撮影場所まで移動させていたところ、コントロール不能になって車ごと湖に沈んでしまうというアクシデントが起きた。車の引き上げの模様は、衛星テレビのスカイ・イタリアで放送された。スタントマンは救助隊に救助され軽症ですんだが、このとき撮影に使えるDBSは、湖に沈んだ1台だけだった[17][18][19][20][21]。事故はそれだけでは終わらず、アルファロメオが大破した3度目の事故では、スタントマンの1人が重体に陥った[22][23][24][25][26][12]
公開日

2008年10月29日ロンドンで開催されたザ・タイムズ・BFI・ロンドン・フィルム・フェスティバルでプレミア公開され、2008年10月31日にはイギリスフランススウェーデンで一般公開された。欧州では007にちなんで11月7日に公開した国が多い。

日本では他国から2か月ほど遅れて2009年1月24日と世界で最も遅く公開された(一部劇場では1月17日1月18日に先行公開)。007シリーズの邦題が、英語のカタカナ表記ではなく、日本語となるのは、1989年公開の『007/消されたライセンス』以来。
配給

前作同様、配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが担当したが、Blu-ray DiscDVDの発売元はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントではなく、20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンが担当しており、以後のソニー配給のMGM作品でこの体制となっている。これは、ソニーがMGM作品におけるDVDなどの販売権を失ったからである[27]。Blu-rayは6月19日、DVDは6月26日とBlu-rayが1週間先行して発売された。
主題歌

映画タイトルとは異なった"Another Way To Die"を担当したのは、アリシア・キーズとザ・ホワイト・ストライプスなどで活躍するジャック・ホワイトとの共演、007シリーズ史上初のデュエットだったことなども含め、話題性は十分だった。イギリスのチャートでは、最高位9位と健闘したが、アメリカの『ビルボード』誌では、最高位81位だった。また、同サウンドトラック・アルバムはチャート入りしていない。
その他

ボンドが着用する腕時計は、スイスの腕時計メーカーの「シーマスター プラネット・オーシャン 600M コーアクシャル クロノメーター」
[28][29]であった。


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