.org
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この項目では、ドメイン名について説明しています。orgの他の用法については「ORG」をご覧ください。

.org

施行1985年1月1日 (39年前) (1985-01-01)
TLDの種類gTLD
現在の状態利用可能
管理団体Public Interest Registry(英語版)(技術的業務はAfilias(英語版))
後援組織技術的な援助はないが、PIRはInternet Societyと関係がある。
利用地域他の種別に当てはまらない組織(一般的に非営利組織)
使用状況非営利組織、個人サイト、オープンソースプロジェクト。多くは非営利団体により使用される。
登録の制限なし
階層構造セカンドレベルドメインの登録が許可されている。
関連文書.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}RFC 920; RFC 1591; ICANN registry agreement
紛争解決方針UDRP
ウェブサイトPublic Interest Registry
DNSSEC利用可能
IDN利用可能
テンプレートを表示

.org(ドット オーグ または ドット オルグ)は、インターネットDomain Name Systemで使用されるジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)の一つである。

この名前は「組織団体」を意味する"organization"に由来している。1985年に設立された最初のドメインの一つであり、2003年以来Public Interest Registry(英語版)によって運営されている。ドメインは元々非営利団体を対象としていたが、この制限は強制されず、後に削除された。このドメインは、Wikipedia学校オープンソースプロジェクト、コミュニティによって広く使用されているが、営利団体によっても使用されている。登録されたドメインの数は、1990年代の100万未満から、2013年6月の時点で1000万まで増加した。
歴史

.mw-parser-output .monospaced{font-family:monospace,monospace}.orgは、.com.net.edu.gov.mil.arpaとともに当初からあるトップレベルドメインの一つで、1985年1月に創設された[1]。当初は、非営利団体や他のgTLDの要件を満たしていない非商業的な性格の団体を対象としていた。

最初に.orgドメインを取得したのは、1985年7月にmitre.orgを取得した非営利のシンクタンク・MITREコーポレーション(英語版)だった[2]。TLDは、2003年1月1日から、ベリサインの一部門であるVeriSign Global Registry Servicesから任務を継承したPublic Interest Registry(英語版)によって運営されている[3]。現在、ウィキペディアやウィクショナリーなど、ウィキメディア財団のサイトでも.orgドメインが使われている。

2019年11月13日、Internet Societyが保有するPublic Interest Registry(PIR)を、投資会社であるen:Ethos Capitalに11億3500万米ドルに売却することで合意した。[4]PIRが非営利の運営から営利目的の運営に移行されることや、ICANNの元CEOがEthos Capitalに在籍していることなどの不透明性、その他様々な嫌疑によって、OSSで活動する非営利団体などが懸念を示した。[5][6][7]

2020年4月30日、ドメインデータベースの維持管理を行うICANNによって、PIRの所有権の移行を拒絶されたことで、この売却は却下された。[8]
登録

ドメインの登録は、認定レジストラを介して処理される。制限なしに、だれでも.orgのセカンドレベルドメインを登録できる[9][10]。そのため、craigslist.orgなどの商用サイトでも.orgドメインが使用されている。

ICANNダッシュボード(ドメイン名)レポートによると、.orgドメインを取得している組織の構成は、文化機関、団体、スポーツチーム、宗教団体、市民団体、オープンソースソフトウェアプロジェクト、学校、環境イニシアチブ、社会団体、友愛団体、保健機関、法務サービス、クラブ、地域ボランティアグループなど、様々である。沿ドニエストル共和国のRybnitsa[1]など、いくつかの都市でも.orgドメイン名が使用されている。Public Interest Registryに登録されている.orgドメインの数

オーストラリア(.au)、カナダ(.ca)、日本(.jp)、アルゼンチン(.ar)、ボリビア(.bo)、ウルグアイ(.uy)、トルコ(.tr)、ソマリア(.so)、シエラレオネ(.sl)、ロシア(.ru)、バングラデシュ(.bd)、インド(.in)、イギリス(.uk)などでは、ccTLDの下に、同様の目的のセカンドレベルドメインを設定している。日本の場合は".or.jp"である。

.orgの登録ドメイン数は、2009年には800万を超え[11]、2010年には880万[12]、2011年には960万[13]になった。2012年6月現在で、Public Interest Registryは約1000万の.orgドメインを登録している[14]。950万件目の.orgドメインが2011年12月に登録されたとき、.orgは3番目に大きいgTLDとなった[15]
国際化ドメイン名

.orgドメインレジストリでは、セカンドレベルドメインに国際化ドメイン名(IDN)を登録できる[16]。ドイツ語、デンマーク語、ハンガリー語、アイスランド語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、ポーランド語、スウェーデン語のIDNは、2005年から登録可能となった。スペイン語のIDN登録は2007年から可能となった。
ドメイン名のセキュリティ

2009年6月2日、Public Interest Registryは、.orgドメインは、オープンgTLDレジストリで初めてDNS Security Extensions(DNSSEC)を使用してDNSゾーン(英語版)に対応したと発表した[17]。これにより、DNSクライアントを準拠させることで、DNSデータの発信元の信頼性と整合性を検証できる。
登録の費用

Public Interest Registryは、認定レジストラに対して1ドメインにつき年間9.05米ドルを請求する[18]。レジストラがエンドユーザに設定する料金には規制はない。
脚注^ RFC 920, Domain Requirements, J. Postel, J. Reynolds, The Internet Society (October 1984)
^Mitre.org
^InterNIC - FAQs on org transition
^ “Ethos Capital to Acquire Public Interest Registry from the Internet Society” (英語). Internet Society. 2022年8月8日閲覧。
^ Allemann, Andrew (2020年7月17日). “Fadi Chehade is now co-CEO of Ethos Capital” (英語). Domain Name Wire 。Domain Name News. 2022年8月8日閲覧。
^ “SaveDotOrg.org |” (英語). SaveDotOrg.org. 2022年8月8日閲覧。
^ “Questions About .org 。The Mozilla Blog” (英語). blog.mozilla.org. 2022年8月8日閲覧。
^ “ICANN Board Withholds Consent for a Change of Control of the Public Interest Registry (PIR)”. www.icann.org. 2022年8月8日閲覧。
^ ICANN Top-Level Domains (gTLDs) ,Retrieved 2011-03-31.
^ Buy .ORG (Registrant) General Questions, Retrieved 2001-10-25.


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