龍馬伝
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最終回の総合テレビでの本放送において、主人公・坂本龍馬が暗殺されるシーンで愛媛県知事選挙での中村時広の当選確実を伝える速報テロップが流れ、NHKに苦情が約1時間で500件以上寄せられた[22][注釈 17]

約1ヶ月後の大晦日に行われた福山雅治のライブにて、香川照之による福山の公開断髪式が行われた。この模様は『第61回NHK紅白歌合戦』にて全国中継放送された。

2011年5月16日に死去した児玉清坂本八平役)の追悼企画として、5月29日の『NHKとっておきサンデー』(NHK総合テレビジョン)番組内にて第7回「遥(はる)かなるヌーヨーカ」(児玉自身の最後の演技作品ともなった[注釈 18])が再放送された。

2011年8月下旬より放映されているダンロップのCM「タイムトラベル未来篇」に福山雅治濱田龍臣が出演。龍馬を演じた二人が初めて共演することとなった[24]

弥太郎の大河ドラマへの登場は『竜馬がゆく』以来42年ぶり2回目であったが、同作で弥太郎の役を演じた中尾彬が第42話にてゲスト出演を果たした。

福山雅治も最終回収録の際に42年前に『竜馬がゆく』で竜馬を演じた北大路欣也と対面して握手した。これは当時、次作『江?姫たちの戦国?』の撮影も始まっていて北大路が徳川家康役で出演していたため[25]

本作で高杉晋作を演じた伊勢谷友介は2015年の『花燃ゆ』で高杉の師匠に当たる吉田松陰を演じているが、本作と『花燃ゆ』のプロデューサーである土屋勝裕は、本作での演技を意識したことを語っている。

武市智役を演じた菅井きんは、本作以後は一切の演劇活動を停止。2018年に死去したため、本作が遺作となった[26]

事件

端役(金子才吉に殺害されるイギリス人船員役)で出演したカナダ人俳優キャスピ・トロイ・アレクサンダーが2010年9月10日に
大麻取締法違反容疑で神奈川県警に逮捕されていた[27] 事が視聴者からの指摘で判明、再放送では彼の名前はクレジットから削除された。

2011年9月書道作家である上坂祥元[28] が、当作品並びに『武蔵 MUSASHI』のタイトルロゴが自らの構図と酷似し、著作権侵害しているなどとして、NHKを相手取り、約1,100万円の損害賠償を求める訴訟京都地裁に起こした[29]。ただし、京都地裁・大阪高等裁判所とも創作性を認めず、原告の訴えを退けている[30]

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 毎秒30フレームのノンインターレース方式。カラーグレーディングも全編に施されており、プログレッシブカメラに装着されたDOFアダプタからもたらされるフィルム調の画質自体はプログレッシブ撮影に因るものではない。
^ ただし、2017年の『おんな城主 直虎』は例外的に一部の回想シーンを除き、ほぼ使用されていない。
^ 厳密にはテーマ曲すらも流れないパターン。
^麒麟がくる』は除く。
^ 最終回以外の変則パターンは『真田丸』の第44回(クレジットをオープニングからエンディングへ)、『いだてん?東京オリムピック噺?』の第39回(オープニング時間の短縮)、『どうする家康』の第44回(タイトルの表示なし)も含む。
^ a b 坂本幸・登勢の二役を演じる。
^ 「役作りのために体重を15kg増やした」とクランクアップ後の取材で述べている。
^ 本作の溝渕はコメディリリーフな面が強いが、これは自分のアドリブによると『土曜スタジオパーク』出演時に述べている。
^ 長州ことば指導を兼ねる。
^ 薩摩ことば指導を兼ねる。
^ 長崎ことば指導を兼ねる。
^ 本編では「長崎の置屋の女主人」役として出演。
^ 本編では「岩瀬幸右衛門」役として出演。
^ 本編では「毛利敬親」役として出演。
^ 本編では「大山彦八」役として出演。
^ 本編では「長崎奉行所の役人」役として出演。
^ 総合テレビにおける再放送の同年12月4日にも、本放送とは違う場面にて「東北新幹線運転再開」の速報テロップが挿入された。尚、この日は東北地方にて強風などの天候により、交通網に大きな乱れが発生していた[23]
^ 写真のみの登場ではあるが、2014年に放送された『HERO』第2シリーズでは出演者としてクレジットされた。

出典^ “福山雅治が紅白出場!16年ぶり2度目”. スポーツ報知. (2009年11月19日). ⇒オリジナルの2009年11月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091120140342/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20091119-OHT1T00029.htm 
^ 石川幸宏 (2010年11月26日). “ ⇒コラムーチョVol.08 大河ドラマの常識を塗り替える「龍馬伝」。本当の功績とは?”. 2010年11月29日閲覧。
^ 『大河ドラマの50年』鈴木嘉一 中央公論新書2011年
^ いずれもNHK番組情報誌「ステラ」解説による。
^ “NHK INFORMATION「NHKトップトーク(放送総局長 2010/7/21)」”. NHKオンライン→経営情報 (2010年7月21日). 2012年12月19日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2010年11月22日閲覧。
^NHK番組表より[リンク切れ]
^ a bビデオリサーチ NHK大河ドラマ 過去の視聴率データ
^ “一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会”. 一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会. 2023年1月21日閲覧。
^ “助演男優賞 受賞インタビュー 香川照之 。第67回 - ザテレビジョンドラマアカデミー賞”. WEBザテレビジョン. 2023年1月21日閲覧。
^ “『龍馬伝』&『JIN-仁-』…今年のドラマは時代劇が圧勝!”. ライブドアニュース. 2023年1月21日閲覧。
^ “ ⇒第37回放送文化基金賞 。演劇ニュース 。シアターリーグ”. www.moon-light.ne.jp. 2023年1月21日閲覧。
^ “龍馬伝:今年最高のチームワーク受賞 はやぶさチームらと 最優秀は一般投票で”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2023年1月22日閲覧。
^ “はやぶさ:今年最高のチームワーク最優秀賞に 「龍馬伝」は逃す”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2023年1月22日閲覧。
^ “福山雅治にギャラクシー個人賞「次は音楽で」|キャリア関連ニュース|オリコン顧客満足度ランキング”. CS RANKING. 2023年1月22日閲覧。
^ “福山雅治に橋田賞 大賞は「99年の愛?」 - 芸能ニュース”. nikkansports.com. 2023年1月22日閲覧。
^ “伊藤熹朔賞 - テレビ日本美術家協会”. jtvan.or.jp. 2023年1月22日閲覧。
^ “過去受賞作品 - テレビ日本美術家協会”. jtvan.or.jp. 2023年1月22日閲覧。
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