中韓問題では、韓国が李承晩ラインを設定して公海上で操業する中国漁船を拿捕して「国際法上の慣例を無視した措置」をした時から、中国と韓国の間では排他的経済水域に関する争いがある。蘇岩礁、可居礁をめぐる領有権争いに加え、中国漁船が韓国側水域に侵入することが両国間の問題となっている。
2018年に韓国と北朝鮮は「東海と黄海の両地区」を開発することに合意したことを聯合ニュースが報じている[5]。
国際水路機関発行の「大洋と海の境界(第三版)」[6]では、Yellow Sea (Hwang Hai) としている。
地理黄海の衛星写真 NASA, 2002
黄海は太平洋の縁海であり、広義の東シナ海の一部である。北西側では、山東半島と遼東半島の間の渤海海峡を通じて渤海とつながっている。北東は遼東半島と朝鮮半島の間に西朝鮮湾が入り込んでおり、その湾奥に鴨緑江が河口を作っている。
水深は平均44メートルと浅く、大陸棚となっている。北は遼東半島から、南は揚子江河口までにまたがっている。河口からは海底に三角州が済州島付近にまで形成されており、かつては底引き網漁の好漁場であった。近年は中華人民共和国からの排水による海洋汚染の深刻化が懸念されている。
脚注[脚注の使い方]^ INC, SANKEI DIGITAL. “【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 「西海」にしたら?”. 産経ニュース. 2020年11月17日閲覧。
^ “島根県:実事求是第56回 (トップ / 県政・統計 / 県情報 / 竹島関係 / Web竹島問題研究所 / 調査研究 / 実事求是)”. www.pref.shimane.lg.jp. 2020年11月17日閲覧。
^ ⇒ハンギョレ新聞 2009年12月21日
^ ⇒韓国軍、西海防衛で誘導弾高速艦10隻を導入 東亜日報 2011年7月13日
^ “ ⇒南北が軍通信線の復旧で合意 黄海地区から=韓国国防部”. 2018年6月26日閲覧。
^ ⇒「大洋と海の境界(第三版)」(Special Publication No.23) No51が該当海域[リンク切れ]
関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、黄海に関連するカテゴリがあります。
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