麒麟麦酒
1977年 - 本店を東京都渋谷区神宮前に移転。
1979年
4月 - 栃木工場完成(2010年閉鎖)。
8月 - 「キリンメッツ」発売。
1985年 - 「キリン生ビール(瓶ビール)」(別名"青ラベル")発売。
1986年
5月 - 北海道千歳工場完成。
9月 - 麦芽100パーセントの生ビール「ハートランドビール」発売。
10月 - 紅茶飲料「午後の紅茶」発売。
1988年 - ドライビールブームの全盛期、「キリンドライ」が発売される。また、麦芽100パーセントの生ビール「キリンファインモルト」も発売。
1989年 - 「キリンビール」が「キリンラガービール」に名称変更、「キリン生ビール」が大幅に改良されて「キリンファインドラフト」に改名。また、麦芽100%のオールモルトドライビール「キリンモルトドライ〈生〉」や味わいにこだわった生ビール「キリンファインピルスナー〈生〉」も発売される。
1990年 - 一番搾り麦汁を使用した「キリン一番搾り生ビール」発売。また、「キリンファインドラフト」が「キリンドラフト」に改名。
1991年 -
松任谷由実の「DAWN PURPLE TOUR 1991-1992」に協賛。以降10年間に渡り、松任谷のコンサートツアーに協賛。
清涼飲料水部門を分割し「キリンレモン株式会社」に統合。「キリンビバレッジ株式会社」発足。
「キリンプレミアムビール」発売。一番搾り麦汁を使用した熱処理ビール。
秋季限定発売の熱処理ビール「キリン秋味」発売開始。
1993年
北陸工場完成(2010年閉鎖)。
アンハイザー・ブッシュ社からライセンスを受け、バドワイザーの生産・販売開始(これ以前はサントリーがライセンス契約をしていた。なお、北米では逆方向のライセンスで、アンハイザー・ブッシュ社が、キリン一番搾りなどのビールを製造・販売している)。
1995年 - 本社を東京都中央区新川に移転
1996年
キリンラガービールが熱処理方式から熱処理しない「生ビール」に品質変更し、アルコール度数を4.5%から5%に引き上げた(ただし業務用の「キリンラガー樽詰」は1995年に一般向けに先行して生ビール化している)。味も従来より爽快感を高め、軽めに変更。しかし、ラガーは重さが特徴だったため、これまでのラガーユーザーは次々と離れてしまった。また、実質的な後継商品であるキリン一番搾り生ビールのヒット後も並行販売していた「キリンドラフト(旧キリン生ビール)」が販売終了となった。
1998年
キリンラガービールが、生ビール化してからは初めての味の変更を行う。コクと苦味を高め、ラガーらしさを持ち直した。
キリン初の発泡酒「麒麟淡麗〈生〉」発売。この年の大ヒット商品となる。
キリングループ3社、サッカー日本代表のオフィシャルスポンサー単独契約。
2000年
パッケージデザインに山本容子、田中秀幸、326を起用した数量限定ビール「キリン21世紀ビール」発売[6]。
2001年
「キリンクラシックラガー」発売。ラガービール本来の熱処理方式であるオリジナルのキリンラガービールが5年ぶりに復活。当初は瓶ビールのみ。
缶チューハイ「氷結果汁」(のちに「氷結」に改名)発売。
2002年
発泡酒「淡麗グリーンラベル」発売。サントリー・ダイエットとともに糖質オフ発泡酒の先駆け。
発泡酒「キリン 極生」発売。翌年には黒い色をした発泡酒「キリン 生黒」を発売。
2005年 - ビール風味のアルコール飲料「キリン のどごし〈生〉」発売。
2006年
5月12日 - 持株会社化の一環として、キリンビバレッジのTOBを6月15日まで実施し、キリンビバレッジの発行済株式総数(55,002,370株)の97.07%(53,392,016株)を取得。
7月12日 - 出荷統計量の発表でキリンがビール関連飲料で一位になった。二位のアサヒビールとの差は0.3ポイント。「のどごし」が好調だったのが良かったと報じている。アサヒビールの「ぐびなま。」も好調だったがあと一歩で一位を逃してしまった。
10月1日 -
ヤクルト本社と共同で、「キリン ヤクルト ネクストステージ」を設立。両社の健康・機能性食品事業を統合し、両社のチャネルで販売を開始(2007年(平成19年)1月1日、「キリン ウェルフーズ」の大部分を新会社へ移管し、事業統合完了)。
略式株式交換により、キリンビバレッジの全株式を取得し完全子会社化する。
11月16日 - メルシャンと資本業務提携を発表。その上でメルシャンの発行済み株式の50.12%を友好的TOBによって取得すると発表。TOB成立後は子会社化し、ワインと加工用酒類をメルシャンに、焼酎とチューハイ・カクテル類をキリンに集約する予定とされた。ウイスキー、ブランデーなどの処遇はこの時点では未発表。
12月26日 - TOBの成功により、メルシャンを連結子会社化。
2007年
創業100周年。3月の「キリン・ザ・ゴールド」を皮切りにビール系新商品を大量投入。また、「クラシックラガー」以来となる熱処理ビールの新商品を2点投入。発売されたビール・発泡酒・新ジャンル(すべて限定品は除く)は次の通り。
グランドエール(チルドビール、無濾過)
キリン・ザ・ゴールド(麦芽100%、熱処理ビール)
ニッポンプレミアム(麦芽100%、熱処理ビール)
一番搾りスタウト(麦芽100%、生ビール)
円熟黒(発泡酒)
良質素材(新ジャンル、リキュール類)
スパークリングホップ(新ジャンル、リキュール類)
1月1日 - 「キリン ウェルフーズ」の健康・機能性食品事業を「キリン ヤクルト ネクストステージ」へ会社分割により移管。キリンウエルフーズは商品の製造と癌プロモーター作用を持つ成分が含有されていることが厚生労働省から指摘され、自主回収することとなったアガリクス商品などの回収業務、事後対応のみを対応することになった。
2月 - ハイネケン社および、同社との合弁会社ハイネケンジャパン社からライセンスを受け、缶ビールに限り国内生産開始。
4月3日 - 三菱グループ内の食肉関連事業の再編として、グループ会社・米久の全株式を5月1日より順次三菱商事へ譲渡することを発表。
2代目・麒麟麦酒
2007年
7月1日 - 純粋持株会社制に移行し、それまでの麒麟麦酒株式会社は「キリンホールディングス株式会社」に社名変更。国内酒類事業を統括する(新)「麒麟麦酒株式会社」(旧・キリンホールディングス株式会社)、医薬事業を手がける「キリンファーマ株式会社」の2つの事業会社と、グループ間の業務サポートを担う「キリンビジネスエキスパート株式会社」に会社分割。持ち株会社の準備会社として運営されていた旧・キリンホールディングスを事業子会社の麒麟麦酒株式会社(新社)に商号変更し、6月末までの麒麟麦酒株式会社(旧社)の国内酒類事業(ビール系飲料、RTD)を新社に移管し、さらに、子会社のメルシャンからは、RTD、焼酎、梅酒、洋酒(一部商品を除く)、合成清酒の販売が新社に移管され、逆に旧社のワイン販売事業をメルシャンへ移管した。
(※以降、麒麟麦酒株式会社(新社)の歴史のみを記載。そのほかグループ全体の歴史や各事業子会社の歴史は、キリンホールディングスなどを参照。)
8月29日 - キリンカクテル スパークル発売。缶カクテル市場へ参入。
10月17日 - 新ジャンル・スパークリングホップ発売。同時に新ジャンルとしては業界初となる瓶容器を発売。
2008年
2月20日 - 健康志向の発泡酒「麒麟ZERO」発売。
4月2日 - メルシャンブランドで販売されていたRTD全商品(「本搾り」「ギュギュっと搾った。」)をリニューアルと同時にキリンブランドに移管。
4月9日 - メルシャンブランドで販売されていた一部焼酎(「白水」の一部、「火唐」・「火の麦」全商品)をリニューアルと同時にキリンブランドに移管。
6月24日 - 環境省の「エコファースト制度」に認定。
2009年
3月 - 「キリン一番搾り生ビール」を、麦芽100%のオールモルト生ビールにリニューアル。
4月8日 - 世界初のアルコール0.00%を実現したノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリンフリー」を発売。
6月1日 - ギネスの販売を開始。そのほかディアジオ・モエヘネシー社(英)との合弁会社「キリン・ディアジオ株式会社」を設立。
8月31日 - 本社を東京都渋谷区神宮前の原宿本社ビルに再移転(登記上の本店の所在地は変更せず)。
10月1日 - ディアジオ・モエヘネシー社が行ってきた海外生産の洋酒(ジョニー・ウォーカー、ホワイトホース、I.W.ハーパーなど13銘柄)の輸入販売を同社から譲受。
2010年
1月15日 - 2009年におけるビール類の出荷量(課税ベース)にて同社が2000年以来9年ぶりの首位と発表された[3][7]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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