1949年、横道萬里雄が翻案として新作能『鷹の泉』を上演し、その後1967年にさらに改良した能『鷹姫』を観世寿夫主演で上演した[2]。『鷹姫』は『鷹の井戸』と異なり、クー・フーリンが戦場に赴くくだりがなく、老人が岩に変わって終わる[2]。『鷹姫』は梅若玄祥[要曖昧さ回避]により2004年、2009年、2012年に上演され、2010年には梅若はバレエのヤンヤン・タン及びダンスの森山開次とのコラボレーションで新作能楽舞踏劇『鷹の井戸』を発表した[10]。2013年には梅若紀彰、野村萬斎主演、坂本龍一のピアノで『鷹姫』が上演された[2]。2016年には二世梅若玄祥が主演をつとめ、アイルランドの音楽グループ、アヌーナ
の音楽で日本・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業の一環としてBunkamuraオーチャードホールで『鷹姫』が上演された[11]。