鳥山明
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読者からプレゼントされた女性用下着がヤニで黄色くなってしまう[29]ほどのヘビースモーカーであり、多い時は1日で3箱[161][注 4]、締め切り前は100本以上吸うこともある[189]。会社勤めを辞めた後、『週刊少年ジャンプ』の新人賞に応募したのも煙草代が欲しい一心からだったと語っている[190]。その一方、酒は苦手でせいぜいビールをコップ1杯程度だという[161]
ウルトラマン
テレビで見た『ウルトラマン』に深い感銘を受けており、シンプルな初代ウルトラマンだけが好きだと語っている[191]。『Dr.スランプ』にも幾度と無くウルトラマンやバルタン星人などのキャラクターを登場させており、『ウルトラマン』と『Dr.スランプ』によるコラボ商品の公式サイトのインタビューで、当時はルールをよく知らず勢い余って描いたと語っている。また、読み切り作品『騎竜少年』でオチを描いた際にも、脇役キャラクターの台詞で事例としてウルトラマンに言及していた。
影響を受けた作品
手塚治虫の『鉄腕アトム』に敬意を表明しているほか、ウォルト・ディズニーによる『101匹わんちゃん』のクオリティの高いアニメーションにかなりの感銘を受けたという[192][193]。学生時代、ブルース・リー主演の香港映画『燃えよドラゴン』を観るために1日に3回、10日間ほど映画館に通っていた。多感な頃に観た映画のため影響は大きいという。『ドラゴンボール』のタイトルも『燃えよドラゴン』から来ている[194]。結婚後に妻からジャッキー・チェンの映画を薦められて『酔拳』にもハマり[167][192]、「この2作のどちらかが映画の中で一番ワクワクしたベスト」だと語っている[29]。ジャッキー・チェンの映画を流しながら、漫画を描くこともある(鳥嶋和彦によると「鳥山の妻から聞いた話」として、鳥山本人は何回も観ているためシーンは覚えており、ビデオは真後ろに置いて映像は観ず想像し音声だけ聞きながら漫画を描いている、とのこと)[195]。『ドラゴンボール』連載以前に、カンフー映画好きだと知った当時の担当者の鳥嶋からカンフーの漫画を描くように言われ、鳥山は「好きなものと漫画で描けるものは違うから嫌」と断ったが、勝手にスケジュールを決められて描くことになったという[194]。『ドラゴンボール』の連載にあたって鳥嶋から送ってもらった『未来少年コナン』のビデオ[196]を見て感激し、「ああいう作品を描きたい」と述べている[197]。アニメはあまり見ないが、『未来少年コナン』を見た後は割と積極的に見るようになったといい、『風の谷のナウシカ』、『となりのトトロ』、『銀河鉄道の夜』、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』が好きだと語っている[198]。子供たちと一緒に特撮作品の『地球戦隊ファイブマン』や『特警ウインスペクター[199][200]を見ていたところはまり、『ドラゴンボール』に戦隊ヒーローのパロディであるギニュー特戦隊を登場させた[167][193]。戦う時に変身するという超サイヤ人のアイデアも当時子供と一緒に見ていた特撮テレビ番組からヒントを得ている[61]。他に影響を受けた作品として『ギャラクシー・クエスト』、『エイリアン(1作目)』も挙げている[201]
その他
愛知県が鳥山明の自宅前から空港までの直通の道路(鳥山ロード)を作ったという話は、『桃太郎電鉄』の製作者さくまあきらが雑誌に書いた嘘記事である[202][203]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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