県内ほぼ全域が日本海側気候で、全域が豪雪地帯対策特別措置法に基づく豪雪地帯に指定されている。(県内全域の豪雪地帯は国内最西端。ただし、特別豪雪地帯は指定されていない。)
春と秋は好天の日が多く、夏は南風によるフェーン現象で猛暑日となることもあるが、平野部でも熱帯夜は少ない。
冬は曇りや雨、雪の日が多いが、平野部の1月平均気温は4℃台と東京郊外や愛知県名古屋市、京都市と同じくらいであり、冷え込みは厳しくない。米子市などの西部沿岸部は平年の最深積雪は20センチメートル程度と比較的雪は少ないが、東へ行くほど降雪/積雪量は多くなり、鳥取市では中心部でも平年で40センチメートル以上の最深積雪を観測する。東部では、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響を受けやすい鳥取市や岩美町などの沿岸部のほうが智頭町などの内陸部よりも降雪量が多くなることがある。特に大山周辺の内陸山地は山陰一の豪雪地帯となっており、冷え込みも厳しく−15°C以下にまで下がることもある。
鳥取県内各地の平年値(統計期間:1981年 - 2010年(湖山は2003年以降)、出典:気象庁・過去の気象データ検索
)平年値県域は令制国の因幡国と伯耆国に相当するが、中国地方最高峰の大山(標高1,729m。日本百名山の一つ)が中央に聳える伯耆国が大山を境に東西に分けられるため、東部・中部・西部の3区分が一般的である。
東部は県庁所在地の鳥取市が位置する因幡国、中部は倉吉市が位置する伯耆国東部(東伯)、西部は米子市と境港市が位置する伯耆国西部(西伯)にあたる。なお、大山の山頂は西伯側に位置する。気象庁の一次予報区分(後述)など、実質的に因幡・伯耆の2区分となる場合でも3区分の表現に基づいて、因幡を「東部」、伯耆を「中・西部」と表現することがある。
地域区分を跨ぐ市町村合併は、1889年の町村制施行時に八橋郡(1896年より東伯郡)住吉村を加えて汗入郡(1896年より西伯郡)逢坂村が発足した時と、1957年に東伯郡中山村と西伯郡逢坂村が合併して西伯郡中山町が発足した時の二度しかない。
いわゆる平成の大合併において、新しい名称の市が誕生しなかった数少ない府県(他に山形県、神奈川県、大阪府、宮崎県)の一つである。なお、町は全て「ちょう」、村は「そん」と読む。.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}鳥取市米子市倉吉市境港市岩美町若桜町智頭町八頭町三朝町湯梨浜町琴浦町北栄町1大山町南部町伯耆町日南町日野町江府町 鳥取県の自治体 /