魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物
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人造生命体でありながら通常の少女と変わらない知能や言語能力を持っていたことから、エリオは元となった人物の記憶を持つプロジェクトFの産物ではないかと考えていた。その後スカリエッティによって拉致され、レリックを体内に埋め込まれて[3]古代の戦船「聖王のゆりかご」の制御ユニットとして組み込まれてしまう。その後、救出に来たなのはの前でクアットロの策略により聖王としての戦闘モードへ移行。この時初めて見せた聖王形態は、本来の子供の姿ではなく10代半ばの少女へと成長しており、服装は黒色を基調としたなのは風のバリアジャケットに変更され、髪型もサイドポニーになっていた[4]。激闘の果てに、正気を取り戻し、なのはのスターライトブレイカーによって埋め込まれていたレリックが破壊されたヴィヴィオは、力を失い本来の姿に戻った後に無事保護された。そして、エピローグで正式になのはが養子として引き取って「高町ヴィヴィオ」となり、本人の希望により普通の子供達とともにSt.ヒルデ魔法学院に通学するようになった。『サウンドステージX』では初等科3年生。六課関係者だけでなくナンバーズ更生組、ルーテシアとも仲良くなっている。本好きが高じて無限書庫司書の資格を取得しており、作中の会話から時折局から齎される依頼を手伝っている模様。オットーからの要請で『イクス』について調査し報告するなど、バックアップとして活躍している。エピローグではイクスとモニター越しに会話を行なっている。『Vivid』では初等科4年生になり[5]、自分専用のデバイス「セイクリッド・ハート」をなのはとフェイトから贈られた。また、ミッドチルダで行われている格闘戦技「ストライクアーツ」をノーヴェを師匠にして正式に学んでいる(格闘の基礎はスバルやギンガから教わっていた)。試合やストライクアーツの修行時には、魔法で成長した姿「大人モード」に変身する。大人モードの見た目は「聖王形態」時のヴィヴィオのものだが、単にリーチが伸びて見た目が成長しているだけで中身は同じ。着ているジャケットも黒色でなく紺色と白色を基調とした色違いになっている。この大人モードは「イタズラのためなどには使わない」となのはと約束している。大人モードになると母親のなのはよりも背が高くなるが、成長するのはあくまで身体だけで、心まで成長するわけではないと述べている。「聖王オリヴィエのクローン」としての自分の生まれも受け入れており、それを否定的に受け止めることはないが、オリヴィエのことをもっと知りたいという希望も持っている。自身の持ち味である高い学習能力に、速く精密な動作と恐れず前に出て戦う勇気、ノーヴェも認める目の良さから来る広い視野と見切りによるカウンターで相手を倒す「カウンターヒッター」が格闘スタイル。だが、魔導師としてのタイプは学者型で、演算処理能力も高速並列処理型。格闘戦をするには攻撃の出力が今ひとつな上に防御力は脆く、戦闘魔導師になったとしても中後衛型で格闘型には向いていないとシャンテから指摘されていた。ヴィヴィオ自身も自分の資質が格闘型ではない事を自覚しているが、ストライクアーツが好きだからという理由で辞めるつもりはなく、欠点を克服するために長所を磨いた今のスタイルで実力はかなりのレベルになっている。格闘型だが遠距離攻撃魔法の「ディバインバスター(アインハルトは高速砲と呼ぶ)」や「ソニックシューター」を使用でき、魔力付与打撃の「アクセルスマッシュ」や「ジェットステップ」、ノーヴェの技である「リボルバースパイク」などを習得して魔力で打撃の出力不足を補っている。IMCSに向けてのノーヴェから課せられた課題は「格闘戦技全体のスキルアップ」と「カウンターブローの秘密特訓」。1,2回戦を難なく勝ち進み、3回戦では自身の資質とは正反対の純粋な格闘型であるミウラと対決したが、激戦の末に敗退した。ルーフェンへの合宿では、レイ・タンドラから極限の見切りを示す「神眼」についてアドバイスを受けた。また、管理局での戦技披露会でミウラとの再戦を控え、勝者となれば「母親」高町なのはとの勝負ができるため、それに向けて修行している。『ViVid Strike!』では、ナカジマジム所属。DSAAのU15格闘競技選手で、ワールドランク7位となっている。現在1位のリンネ・ベルリネッタをインターミドルの都市本戦で僅差で下した経験を持つ。『Force』では中等科の制服を着ており、なのはへの届け物のついでにトーマとリリィに会うために特務六課を訪れ、トーマとシグナムの模擬戦を観戦する。『-THE GEARS OF DESTINY-』では「ある現象」に巻き込まれて13年前の地球に飛ばされてしまい、アインハルトと共に元の世界に戻る方法を探している。最終決戦では13年前のなのは達と共に「砕け得ぬ闇」を止めるために戦う。なお、13年前のなのはともかなり仲が良くなり、親子として接していたため、ヴィータからツッこまれている。彼女の闇の欠片も登場し、なのはと出会ったばかりの頃とクアットロの策略でゆりかごの制御ユニットにされた頃の彼女が登場する。いずれも体は大人モードなため、彼女を見たシャマルは大きな迷子と思われた。また本来低いはずの防御力が全キャラ中2番目という硬さを誇っているが、それはクリスが「セイクリッドディフェンダー」を常時発動していたからである。
アインハルト・ストラトス
声 -
能登麻美子[6]本名はハイディ・E・S(アインハルト・ストラトスの略)・イングヴァルト。12歳(『ViVid』)。両親は現在のところ登場していない。専用デバイスは純粋な古代ベルカ式の「アスティオン」で、クリスの機能を参考にして作られた補助制御型となっている。術式は古代ベルカ式。St.ヒルデ魔法学院中等科に所属する生徒であり、古代ベルカ時代にあったシュトゥラ王国の国王「覇王イングヴァルト」の末裔。碧銀の髪に、右が紫で左が青の虹彩異色の瞳。純血統であり、一族に稀に現れる覇王の身体資質と記憶を受け継いだ存在にして、古代ベルカの格闘術「覇王流(カイザーアーツ)」の継承者。ヴィヴィオに出会うまで、現代ではもう晴らすことのできない覇王の無念の想いを抱えて苦しんでおり、それゆえ己が最強であることを実証するまで自分は心から笑ってはいけないという戒めを科していた。自分の中では未だに終わっていない古代ベルカ戦争のこと、自分自身の強さを知ること、ベルカのどの王よりも自分が強くあることを証明するため、変身魔法で大人の姿(本人は「武装形態」と呼ぶ)となって格闘技の実力者達に次々と野試合を申し込んでは倒していた。そして王達の情報を知るノーヴェにも戦いを挑み、勝負は相討ちに近い勝ちに終わるものの発信機を付けられ、逃亡中に力尽きて気絶していた所をノーヴェの連絡で駆け付けたスバル達に保護され正体が露見してしまう。被害届が出ていないこととティアナやノーヴェの計らいにより、野試合の件は説諭程度で済まされた。その後、ノーヴェらの計らいで聖王の遺伝子を持つヴィヴィオと出会って友人になり、共に行動するようになった。連休でのカルナージのオフトレ込みの旅行に誘われて同行し、なのは達局員も参加する模擬戦にも参加する。試合後に得た高揚感から「もっと戦いたい」と思うようになり、10代の魔導師なら全員参加できるDSSA主催のインターミドル・チャンピオンシップ(IMCS)の存在を聞かされ、参加を決意する。しかし、参加者は「安全のためにCLASS3以上のデバイスを所持していなければならない」というルールがあったため、ルーテシアの計らいで八神家にデバイスの作成を依頼する。完成したデバイスに、古代ベルカ時代に死産した雪原豹の子供にオリヴィエが付けようとしていた「アスティオン」という名前(愛称は「ティオ」)を与えた。初起動の際に、ティオの意思で武装形態での髪型が普段のものと同じツインテールに変更された。IMCSに向けてノーヴェから実戦方式のメニューを課され、スパーリングの相手を紹介されることになる。IMCSは1,2回戦を秒殺KOで勝利し、3回戦ではコロナと同門対決。コロナの独特な魔法戦技に苦戦するものの、激闘の末これに勝利。4回戦では、この世代のアスリートの中では次元世界最強と言われているジークリンデと対決するが、彼女がエレミア一族の末裔と知るとクラウスとオリヴィエの悲劇の記憶も相まってかノーヴェのセコンドを無視し感情的な行動に走り、それによってアスティオンが限界まで力を使い果たしダウンしたことで彼女自身も敗北する。その後、改めて自分達の因縁を知るため皆と共に次元書庫への探索に赴き、そこでファビアとの戦いを経てエレミアの真相を知ることとなる。そして自分が抱いていた葛藤に気づいたヴィヴィオに決闘を挑まれ、激戦の末に敗退。彼女の真摯な姿勢と言葉によって積年の苦悩を振り払い、ようやく笑顔を取り戻すことができた。ルーフェンへの合宿ではノーヴェから自身の覇王流断空拳もまだまだ高みに到れることを見せられ、更なる決意を固める。その後、インターミドルDSAA以外の大会にも参加して勝利を積み重ね、15歳以下では無敗の実力者となっている。『ViVid Strike!』では、U15で全試合無敗・全試合KOの絶対王者となっており、ナカジマジムの選手たちの筆頭格。また、フーカ・レヴェントンを見出し、ナカジマジムに入門させている。『Force』ではヴィヴィオと一緒にいるシーンで一コマだけ登場。『-THE GEARS OF DESTINY-』では「ある現象」に巻き込まれて13年前の地球に飛ばされてしまい、ヴィヴィオと共に元の世界に戻る方法を探している。最終決戦では13年前のなのは達と共に「砕け得ぬ闇」を止めるために戦う。彼女の闇の欠片も登場し、どちらも野試合を申し込んでいた頃の彼女が登場し、ヴィヴィオやヴィータと対峙する。
コロナ・ティミル

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