魔法使いサリー
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サリーたちの担任(希望ヶ丘小学校5年3組)でハンサムな男の先生。第71話で大財閥の娘・澄子と結婚した。
神奈川 健
アニメオリジナルキャラ。サリーの同級生である少年。あだ名は「ケンちゃん」。サリーの憧れで、すみれ以上に勉強がよくできる。丸刈り頭が特徴。第12話で初登場後、初期に準レギュラーとして不定期に登場するも、中盤から登場しなくなるが、末期に再び準レギュラーとして不定期登場、そして最終回でよし子・すみれ・三つ子と共に、魔法の国に帰還するサリーとカブを見送った。なお第2作には登場しない。
魔法の国
サリーのパパ
魔法の国の国王。威厳のある王であり、サリーにも厳しく接しようとするが甘さが隠せない。2本角の髪型
[注釈 5]でカイゼル髭を生やし、常に黒ずくめの服装に黒のマント姿。妻に一喝されるとあっさり折れる恐妻家の一面もある。登場する際はテーマ曲(クラシック、曲名調査中)が流れる。
サリーのママ
魔法の国の王妃。やさしく控えめな良妻賢母タイプだが、実はパパの頭をしっかり押さえている。いつもロングドレス姿で、編み物をしている姿で登場する。原作漫画では名前はシーマ。
大魔王
サリーの祖父。アニメオリジナルキャラクター。大魔王の名に相応しく強大な魔力を持っており、本気で魔法を使えば天変地異さえ起こせるが、人助けの為にしか使わない。サリーたちと瀬戸内海の街に旅行で出かけた折、公害を原因とする大規模な赤潮が発生し、当地の養殖事業に全滅の危機が訪れた。サリーとカブが二人がかりで赤潮を太平洋に押し出そうとしてもどうにもならなかったが、大魔王はサリーと瀬戸内海の街で知り合った少年の友情に感じ入り、天変地異を起こして赤潮を太平洋に吹き飛ばした。ときどき人間界に来るため、よし子・すみれ・三つ子とも面識がある。
ウルトラ婆さん
サリーの家庭教師である老魔女。ときどき現れて口うるさく話す。最終回でもサリーに魔法の国への帰還を話した。アニメオリジナルキャラクター。
声の出演

夢野 サリー -
平井道子

花村 よし子 - 加藤みどり

春日野 すみれ、サリーのママ - 向井真理子(第10話まで)→山口奈々(第11話以降)

カブ - 千々松幸子

ポロン - 白石冬美[注釈 6]

花村 利夫(よし子の父)、サリーのパパ - 内海賢二

花村 トン吉、カン太 - 野沢雅子[注釈 7]

花村 チン平 - 朝井ゆかり山本圭子(後半一部)

すみれの父 - 田の中勇

山部 アキラ - 石原良

神奈川 健 - 小原乃梨子(第12話)→白川澄子(第32話)→山本圭子(最終話)

ウルトラ婆さん - 麻生みつ子高橋和枝麻生美代子

大魔王 - 富田耕吉

スタッフ

企画:笹谷岩男、
飯島敬、松本貞光、横山賢二

製作担当:笹谷岩男

原作:横山光輝

音楽:小林亜星

作画:生頼昭憲清山滋崇鈴木欽一郎大橋学小松原一男鈴木康彦彦根範夫高橋春男塩山紀生小田部羊一宮崎駿吉田茂承角田紘一

背景:井岡雅宏穂積勝義小林七郎

撮影:菅谷正昭、白根基万、井出昭一郎、池田重好、不破孝喜、高梨洋一、藤橋秀行

編集:古村均、鈴木寛、花井正明、鈴木亮

録音:石井幸夫、神原広巳、荒川文雄、波多野勲、小西進

効果:大平紀義

記録:水上紘子、的場節代、前野美代子、河島利子、竹部ヒサ子、藤井雅子、池田紀代子、星田絹代、佐伯節子

演出助手:佐々木勝利及部保雄葛西治、宮崎一哉、山吉康夫、小湊洋市、岡崎稔、神谷興一、 川田武範、蕪木登喜司、金子充洋、大網郁夫、奥西武

製作進行:豊島勝義、菅原吉郎、堤四四三、佐伯雅久、大辻平八郎、三沢徹夫、渡部一雄、館浩二、佐藤哲雄、大野清、久保田弘夫

製作:東映動画

主題歌
オープニングテーマ「魔法使いサリーのうた」
[注釈 8]
作詞 - 山本清 / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - スリー・グレイセス薗田憲一とデキシーキングス
エンディングテーマ

「魔法のマンボ」(1話-26話)
作詞 - 山本清 / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - 前川陽子ハニー・ナイツ
「いたずらのうた」(27話 - 73話)
作詞 - 山本清 / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - 朝井ゆかり、野沢雅子、加藤みどり、千々松幸子、平井道子歌詞は登場キャラクターたちの自己紹介になっており、歌唱者もそれぞれの担当声優。なお、すみれだけが出て来ない。
「パパパのチョイナのうた」[注釈 9](74話 - 109話)
作詞 - 山本清 / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - 水垣洋子、フォー・メイツ
オープニング曲の補足

TV版、朝日ソノラマソノシート
歌 - スリー・グレイセス
日本コロムビア
歌 - ダイヤモンド・シスターズ(伴奏は薗田憲一とデキシーキングス)スリー・グレイセスが当時キングレコードに所属していたため、日本コロムビアから発売されたレコードではダイヤモンド・シスターズが歌っている。主題歌レコードの販売数は30万枚。これは日本コロムビアの当時の子供番組主題歌売り上げの新記録である[4]
映像について
OP映像はモノクロ・カラーとほぼ同じだが、モノクロでは歌詞テロップが無く[注釈 10]、ネコ(サリーの魔法で変わったヘアブラシ)がネズミを追いかける場面が、ズームアウトバージョンになるという相違点があった。また冒頭でサリーが切り株に魔法をかけて家にする場面があったが、本編第1話では切り株から家を作ったのではない。しかし最終回でサリーとカブが別れる時、OP映像を逆回転して家を切り株に戻したため、第1話とは矛盾する結果となった。
エンディングの補足
第35話「幽霊少女」のEDは「いたずらのうた」を使っているが、スタッフクレジットには、企画が「笹谷岩男・飯島敬」、主題歌が「魔法のマンボ」となっているものと、それぞれ「飯島敬・横山賢二」「いたずらのうた」となっているものの2種類ある。これは、もともと「幽霊少女」が第27話(1967年(昭和42年)6月5日の予定)として作られながら、同年5月30日岩手県でセスナ機の墜落事故が起き、事故への配慮から作品(サリーたちがコブタ山で、飛行機の墜落事故によって仮死状態になったれい子と知り合う話)の放送が延期になり、その間の第29話より企画と主題歌が交代し、クレジットを作り直したことが原因で、一部のプリントに修正前の原版が焼かれてしまったためである[5]。その後のビデオソフト・東映チャンネル・DVDでは、修正後のスタッフがクレジットされている。第74話以降の3代目EDは、1980年代までは東映化学に保管されているネガが無く、東映ビデオ発売のビデオソフト版では「いたずらのうた」時代のフィルム(ニュープリント)と歌を使用、また同じく東映ビデオ発売の「TVヒーロー主題歌全集・第4巻」(VHS、ベータマックス)には「いたずらのうた」時代の映像に、水森亜土カバーによる「パパパのチョイナのうた」を収録していた。だが1993年(平成5年)頃の調査で、103話のカラープリント版が東映動画の資料室に現存したことが判明[6]。その後東映ビデオから発売された「東映TVアニメ主題歌大全集」(ビデオソフト、LD、DVD)には、これが収録されている。また、東映チャンネルやDVD版『サリー』では、このフィルムを基に、ニュープリント・デジタルリマスター化して放映・収録されている。
各話リスト

話数放送日サブタイトル脚本演出作画監督美術ゲストキャスト
11966年
12月5日かわいい魔女がやってきた
吉野次郎勝田稔男羽根章悦小山礼司泥棒A - 富田耕吉
泥棒B - はせさんじ
212月12日サリーのお留守番後藤陽池田宏竹内留吉山崎誠
312月19日サンタクロースがやってきた押川国秋新田義方羽根章悦小山礼司まり子 - 水垣洋子
412月26日すてきな学園藤波敏郎高見義雄小華和為雄番長 - 白川澄子
子分 - 山本圭子
51967年
1月2日誘拐団は大あわて佐藤純彌設楽博金山通弘山崎誠
61月9日ウルトラ婆さん後藤陽池田宏小華和為雄小山礼司
71月16日こんにちは泥棒さん能登一平勝田稔男竹内留吉山崎誠泥棒A - 八奈見乗児
泥棒B - 神山卓三
81月23日魔法のピクニック新田義方羽根章悦家来 - 富田耕吉
トラック運転手 - 大竹宏
91月30日パパはお天気や浜田稔黒田昌郎香西隆男メフィスト - 北川国彦


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