レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは183件のレビューで支持率は49%、平均点は5.50/10となった[9]。Metacriticでは31件のレビューを基に加重平均値が47/100となった[10]。
備考
本作の撮影中の2019年6月19日、イギリス・リーブスデンにあるワーナー・ブラザースのスタジオでクルー同士がケンカになり、男性クルーがナイフで首を刺されるという事件が発生した[11]。
アメリカでは、当初2020年10月9日に劇場公開する予定だったが、ワーナー・ブラザースは新型コロナウイルスの影響により、劇場公開を断念し、ワーナーメディア傘下の動画配信サービス「HBO Max」での配信に切り換えると同年10月2日に発表した。海外では劇場公開を行う方向で調整している[1]。
アン・ハサウェイ演じる大魔女の手先の指は3本しかない設定となっているが、この事が手の先天異常である「欠指症」を連想させ、「同じような手を持つ子どもを含め、腕や手足に違いを持つ人たちの気持ちを傷つける」として、本作公開後に身体障害者や国際パラリンピック委員会などから批判を受けた[12][13][14]。それらを受け、ワーナー・ブラザースは直ちに謝罪声明を発表し、「原作に描かれている『猫のような鋭い爪』を、この映画のために再解釈してデザインしたが、決して身体的障害を持つ人を表現するつもりではなかった」と釈明した[13][14]。
脚注^ a b “「007」「ワイルド・スピード」最新作、全米公開が再延期…アン・ハサウェイ主演映画はHBO MAXで配信へ