鬼太郎
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[52]第3作第2話で初使用。第4作では剣の設定はあったものの劇中では未使用だが、スティックとしての使用は見られた。
・ロープ
吹き口から飛び出し、敵を打ち据えて攻撃したり拘束や移動手段として使用する。鬼太郎の意思で使用を切り替えられる。かなりの長さと丈夫さで、電線に巻き付けて任意のタイミングで帯電させる[98]、振り回して風の渦を作り雨雲を吹き飛ばす[99]、独楽回しの紐の代わりにする[100]などの使用法もできる。第3作第12話で初使用。第4作では使用頻度が高い。
霊界符

アニメ第5作にて登場。幽霊族の御守り。魔除けの鏡の欠片が使われていて、月の光で夜の闇を払う光を放つことが可能[注 84]。鬼太郎以外にも何人か持っていて、そのほとんどは猫娘が作った。劇場版『日本爆裂!!』でも鏡爺の能力と合わせて重要な役を果たす。
地獄の炎

アニメ第5作に登場[101]。目玉おやじが雪女に凍らされた鬼太郎の命を救う為に閻魔大王に嘆願し、一時的に特定の量を借りた焦熱地獄の炎。下記の「地獄究極奥義」とは別。体内に炎を宿し、万能な使用法が可能であり[注 85]、鬼太郎の命を注ぎ込むことで威力が上がる。しかし、もし使い切ってしまったりなど、閻魔大王に借りた炎の返還ができなければ、目玉の親父が焦熱地獄で永遠の責め苦を受けるという条件で貸し出された[注 86]

同名の能力は、『ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪軍団の挑戦』にて「奥義・地獄の炎」として登場しており、『ゆる?いゲゲゲの鬼太郎 妖怪ドタバタ大戦争』でも獄炎乱舞の進化前として登場している。
地獄の鍵

アニメ第5作に登場。地獄の力を現世に引き出すことの出来る鍵。

持ち主の体内に宿り、その力が必要となる時に胸に浮かび上がる。そして鍵を開くことで超絶的な威力の『地獄究極奥義』を発動させる。この地獄との協力体制の賜物で、鬼太郎は爆発的な攻撃力を得た。

第33話にて、瀕死の鬼太郎にアマミ一族のミウが生命力を分与した際、ミウが先祖から受け継いできたこの鍵が鬼太郎に移った[注 87]。閻魔大王により制限を受けており、その許可を取らずに使用すると罰せられる。奥義の使い方は五官王が教えている。番組がテレビ局側の都合により急遽終了したため、下記の諸々の他にも例えば八大地獄[注 88]に因んだ奥義が存在するかは未解明となっている。
獄炎乱舞(ごくえんらんぶ)
灼熱地獄の業火を引き出して髪に宿し、炎と化した髪を振るう究極奥義。パワーが大きく、鬼太郎も完全には制御できない[注 89][注 90][102]。巨大化したミイラ男バルモンドを焼き尽くし(33話)、雪女・葵と戦った際に起きた巨大な雪崩を受け止め(77話)、妖怪城での戦いでは内部からの攻撃で妖怪城を沈没させる[33]など相当な威力を持つ。閻魔大王が放つ本家本元の獄炎乱舞は鬼太郎とは比べ物にならない威力を持ち[注 91][103]、劇場版『日本爆裂!!』では、過去に閻魔大王がヤトノカミとの闘いで地上で使用したが大きな被害をもたらしかねないことが示唆されている。
武頼針(ぶらいしん)
針山地獄の鋼の力を引き出して肉体に宿し、鋼鉄の針と化した髪を振るい、剣のように扱うことを可能にする究極奥義。あらゆる物質を貫通し弾く最強の攻防を併せ持つが、強力な敵には決め手にならないこともある[注 92]。初めて用いたのはバックベアードと対戦した時(59話)で、並外れた柔軟性と硬度を合わせ持つベアードの肉体の一部を欠損させるほどの重傷を負わせた。劇場版『日本爆裂!!』では、鬼太郎のほとんどの通常技が効かないヤトノカミ(青年体)を圧倒した。また、同作では応用技として毛針や毛槍等を武頼針に近い状態にして手裏剣代わりなどの武器として使用していた。
烈闘星覇(れっとうせいは)
劇場版『日本爆裂!!』で妖怪四十七士[注 93]の協力で使用した地獄究極奥義の頂点で、鬼太郎・妖怪四十七士・地獄の力の三位一体の切り札。四十七士全員の霊力で強化された獄炎乱舞を発動させ、更に日本全国の霊所の力を引き出し従える、日本列島も揺るがすとてつもないパワーの大技。その膨大な力を纏って鬼太郎ミサイルの如く捨て身の特攻を敢行、閻魔大王ですら封印するしかなかったヤトノカミ(完全体)を内部から撃破し、ヤトノカミは石化して砕け散った。もしこの技でもヤトノカミが倒せなかった時は、日本だけでなく世界も確実に滅んでいたとされている。
その他の武器・道具類など
へび手錠
胃の中の蛇を吐き出して相手の両手を縛り上げ、自由を奪う。『妖怪城』で使用
[104]。アニメ第1作3話では、鬼太郎のお供をしていた蛇がねずみ男に巻き付いていた。
妖怪バット
「おばけナイター」に登場する、ホームランでもゴロでも思いのままに打てるバット。墓場に置き忘れた物をドン平という人間の野球少年が拾って騒ぎになり、このバットを懸けて人間対妖怪の野球試合となる。鬼太郎の所有となっているのは原作のみで、アニメ第1、3作や妖怪千物語では妖怪野球チームの備品。第3作では福の神が作ったバットで、バットに頼り努力をしない万年を心配した鬼太郎が福の神に頼み力を無効化させた。第4作劇場版や千物語では人間が使い続けると生命力を奪われる代物で、第4作では鬼太郎によって墓場に封印されていたのをねずみ男と三太郎が持ち出した。最後は鬼太郎が回収した。アニメ第5作以降はおばけナイターのエピソードが存在しない。
妖怪ボール
「おばけナイター」で使用した、バットをよけるボール。呼称はアニメ第1作。さしもの妖怪バットでも、このボールが相手では三振必至。
妖怪めがね
かけると目に見えない妖怪が見えるようになる眼鏡。原作『峠の妖怪』で登場し[注 94][105]、ぶるぶるを見つけ出した[106]。『麻桶毛』では人形の中に閉じ込められた少女を発見した。第4作では砂かけ婆の持ち物。第6作では60話の妖怪めがねと同じ物かは不明だが、同じデザインの変装用サングラスを19話で妖怪学校への潜入時に、80話でも猫娘が使用。
宝石型テレビ
「地獄流し」に登場。一見ただの宝石だが、覗き込むと地獄が見えるテレビ。地獄でも向こう側の景色を見られる。角度によって見える景色が変わる。
妖怪手袋
1980年代『最新版』の第16、17話で使用した、ちゃんちゃんこと似た模様の五指手袋。リモコン手のように遠隔操作したり、はめたまま指鉄砲を撃ったりできる。これとは別にアニメ第3作15話で、目玉おやじから燃えない草で編んだ手袋を受け取ってはめ、猫娘たちが運び化け火が点火した石炭を雪ん子たちに投げている。
霊類のヨロイ
1980年代『最新版』の第22話で、見上げ入道達に奪われた武器[注 95]の代わりに迦楼羅様から借り受けた、海の幽霊族の遺産。髑髏の兜、逆三角形の盾、鍔が霊界スコープ(霊界に隠れた敵を見抜く)になっている剣の3品。
くじらの飛行船
原画イラストが存在する他、アニメ第3作[107]と第5作[108]にも登場しているが、各作品でデザインが異なり、原画ではセミクジラ[注 96]に準拠しており、アニメ作品ではナガスクジラ科の特徴を持つ外見になっている。米子空港には原画版のデザインに準拠したオブジェが設置されている[109]
妖怪メンタム
あらゆる生物に効能のある塗り薬。『魔笛エロイムエッサイム』で使用[110]
一反木綿
『妖怪千物語』では、一反木綿は目玉おやじの作った薬により強化され、鬼太郎と合体して武器のようになる。その威力は磯女などを一撃で倒すほど。主な技は「一反もめん旋風斬」、「一反もめん螺旋槍」。
父の骨(没構想)
「鬼太郎マガジン」に掲載された、アニメ第5作用に案があった武器。父親の身体で目玉(目玉おやじ)以外に唯一溶け残った骨で、伸縮して剣や槍になる。結果として没になり、剣や槍は鬼太郎の髪の毛が使われた。
巨人の鎧(未使用)
第5作第二夜後期のエンディング「スターフルーツ」中で見せた能力。街路の辻が光り輝き、鬼太郎の顔立ちを残した(髪は灰色)ミイラ化したかのような風貌の巨人を召喚するもの。鬼太郎が中枢に入って操作し、人間界を襲う正体不明の勢力[注 97]を食い止めるために使用している。それが鬼太郎本来の能力であるのか、地獄の鍵を使った究極奥義であるかは不明である。
術・技
魔法 / 逆魔法
第1作第49話「天狐」、第4作第44話「西洋悪魔・ベリアル!」などにて使用。妖狐たちの火炎や岩石などの属性攻撃を取り込んでコマに変化して攻撃した。第3作87話「寄生妖怪ペナンガラン」ではペナンガランの火炎を受けたが回転、飛行する火炎球となってペナンガランを追跡したり攻撃した、こうもり猫の魔法で生み出された吸血象を消滅させたり、悪魔ベリアルの魔術に対して、自身も魔法陣を基点にした魔術で対抗した。逆魔法は、『妖怪大統領』や第3作第46話「妖怪大統領こうもり猫」、『悪魔ベリアル』で使用。下駄を逆さにしてかけ、敵のかけた魔法を破る。また、ベリアルのかけた魔法を逆転させ、封じられた烏天狗を救っている。
念力
『妖怪千物語』第18話「恐怖! 顔のない顔」で使用。のっぺらぼうに自分の顔を奪われ取り込まれるが逆にのっぺらぼうの顔の筋肉をコントロールして締め上げた。原作では、逆さ首相手に人間の少女に変身した際に、カメレオンの術として細胞を念力で変化させたとしている。
水柱
第4作60話「ぬらりひょんの陰謀!」で披露。半魚人が鬼太郎の妖力を閉じ込めた妖怪真珠を割ったおかげで妖力を取り戻した鬼太郎が海水を勢いよく巻き上げた高い水柱の上に立つ。
吹雪 / 旋風
第3作103話「純愛ヌリカベとおしろい娘」で使用。ぬりかべ相手に、ちゃんちゃんこを使わずに強い吹雪のつむじ風を発生させてそれで攻撃したり飛行する。
火球化 / 飛行
第3作87話「寄生妖怪ペナンガラン」で披露。ペナンガランの火炎を纏って火球状になって飛行する。
霊電
「夢じらせ」とも呼ばれる幻術。相手に様々な幻を見せる。上記の霊電気とは別の技。
やぶにらみ催眠術
視線を合わせ相手を昏倒させる。『(妖怪)毛羽毛現』で使用。
地獄流し
悪人を生きたまま地獄に連れて行く。
封印術
松やに、タバコのやに、硫黄を混ぜ合わせ、天海上人のお札と同じ効果を持つ塗り薬を作り、八百八狸を封じ込めた。一度は刑部狸との約束を破って封印したため、呪いの力で鬼太郎は狸になりかけてしまうが、封印を解くことで呪いは解けた。『妖怪獣』で使用。
魂金しばりの法
相手に様々な質問をして霊筆で点を打ち、その点同士を結ぶことにより絵を描き上げ、相手の魂を紙や石に封じ込める。


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