高津春繁
1957年 : 言語学概論(有精堂)
1960年 : ギリシア語文法 (岩波書店) ISBN 4000003429 復刊2006年ほか
1960年 : ギリシア・ローマ神話辞典(岩波書店) ISBN 4000800132 新版2007年
1963年 : ギリシア・ローマ古典文学案内(斎藤忍随共著、別冊岩波文庫)改版1992年
1964年 : 古代文字の解読(関根正雄共著、岩波書店/講談社学術文庫、2024年)
1965年 : ギリシア神話(岩波新書)
1965年 : ギリシア人の心(講談社現代新書)
1966年 : ホメーロスの英雄叙事詩(岩波新書)
1967年 : ギリシア・ローマの文学(世界の文学史1:明治書院)
『ギリシア・ローマの文学』(講談社学術文庫、2023年)
1975年 : ギリシア文学論集(筑摩書房)- 遺著・巻末に書誌、主に講演集
欧文著作・校注
1938年 : Greek Studies I On the Dialect of Alkaman(岩波書店)
1938年 : Greek Studies II A Study of the Instrumental Adverbs, Particles, & Conjunctions, those in -?-, -η-, -ω-(岩波書店)
1950年 : Vergilius Aeneis I 校注(岩波書店)
1950年 : Homerus Illias I 校注(岩波書店)
翻訳
1941年 : 蜂(アリストパネース、弘文堂)、のち岩波文庫、ちくま文庫
1942年 : 擬曲(ヘーローンダース、生活社)、岩波文庫
1948年 : ペレグリーノスの昇天(ルーキアーノス、東京堂)
1948年 : 喜劇役者ゼウス(ルーキアーノス、白水社)
1948年 : ギリシャ神話(アポロドーロス、生活社)、岩波文庫、同ワイド版
1949年 : 雲(アリストパネース、生活社)、岩波文庫、ちくま文庫
1950年 : 蛙(アリストパネース、岩波文庫)
1951年 : 女の平和(アリストパネース、岩波文庫) のち改版
1952年 : オイディプス王(ソフォクレス、熊崎雄二郎共訳、世界文学全集古典篇・河出書房)
単独で改訳、ちくま文庫「ギリシア悲劇U ソフォクレス」ほか
1952年 : ギリシア神話 西洋古典(大日本雄弁会講談社、高津久美子共訳著)、児童向け
『ギリシア神話』 偕成社文庫、1979年
『少年少女世界文学館1 ギリシア神話』 講談社、1988年、新版2010年
1953年 : 古代の書物(E・G・ケニオン、岩波新書) 復刊1991年
1955年 : 王子チャールズ(アンドリュー・ラング 高津久美子共訳、講談社)、児童向け
1956年 : ギリシア神話(ピエール・グリマル、白水社 文庫クセジュ) 改版1992年
1956年 : 平和(アリストパネース、岩波文庫)
1959年 : コロノスのオイディプス(ソポクレス「世界文学大系2」 筑摩書房)、岩波文庫、ちくま文庫
1960年 : ヘカベー(エウリピデース「ギリシャ悲劇全集3」人文書院)
1961年 : オデュッセイア(ホメーロス「世界文学大系1」 筑摩書房)
別版「ホメーロス 世界古典文学全集1」、「世界文学全集1」、「筑摩世界文学大系2」
1961年 : 遊女の対話 他三篇(ルーキアーノス、岩波文庫)。のち「本当の話 ルキアノス短篇集」(ちくま文庫)に一部収録
1963年 : メーデイア、(エウリピデース)、女だけの祭り(アリストパネース)、新潮社「ギリシア劇集」
1964年 : テーバイ攻の七将(アイスキュロス「世界古典文学全集8」筑摩書房)、岩波文庫、ちくま文庫
1969年 : イーリアス(ホメーロス、筑摩書房)
論文ほか
1939年 : φαεσ?μβροτο?(「言語研究1」)
1939年 : 印欧語母音変化の研究と Laryngales(「言語研究3」)
1941年 : ギリシャ合唱隊の発達(「言語研究7・8」)
1941年 : 印欧比較文法に於ける共通基語再建の可能性に就いて(「言語研究9・10・11」)
1950年 : Origin of the Ionias(「言語研究15」)
1950年 : -λ?-, -ρ?-, ν?-, -ρσ- and the Compensatory Lengthening in Arcadian(「言語研究15・16」)
1951年 : Absorption of Arcadian into κοιν?(「言語研究17・18」)
1952年 : 世界言語概説(上・下、研究社、市河三喜共編;「総論、ギリシャ語、ラテン語」3編を執筆)2000年に再版
1953年 : ギリシャ語のアスペクト(「言語研究22・23」)
1953年 : ホメーロスに於る「黒」を表す語彙について(「金田一京助古希記念論文集」、三省堂)
1955年 : ギリシャ散文の発達(「西洋古典学研究III」岩波書店)
1956年 : ミノア文字Bの解読(「西洋古典研究IV」岩波書店)
1956年 : 言語の構造と言語変化(「言語研究31」)
1960年 : ギリシア語文法(岩波書店 1995年に再版)
1960年 : ギリシャ悲劇の構造と上演形式(「ギリシャ悲劇全集1」人文書店)
1960年 : ソポクレスについて(「ギリシャ悲劇全集2」人文書店)
1963年 : 気の長い話(「言語生活」筑摩書房)
1965年 : 言語(ギリシャ語)の資料収集の仕方(「学術月報」文部省)
1972年 : ギリシャ方言の発達(金田一博士米寿記念論集、三省堂)
1973年 : 「言語研究 高津春繁博士追悼号」(73年11月号、筑摩書房)
辻直四郎「故高津春繁君追悼の辞」、風間喜代三「故高津春繁先生略譜・主要論著目録」
※創刊は1951年10月号、当初は国立国語研究所の編集。1988年3月号で休刊、通巻436号。
脚注^ 高津春繁とは - コトバンク(2021年7月3日閲覧)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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