高橋和枝
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初代・磯野波平役の永井一郎と、高橋の見舞いに行った2代目・花沢花子役の山本圭子によると、危篤状態の際に周囲が「高橋さん」と呼びかけても反応しなかったが、「カツオ」または「磯野くん」と呼びかけると「はい」と小さく返事をしたというエピソードがある[4][5]

葬儀の席では、高橋の歌う『カツオくん(星を見上げて)』が流れ、祭壇には遺影と共にカツオの顔も飾られた[23]弔辞を担当した波平役の永井は、実際は高橋の方が2年(学年では3年)年上であるにもかかわらず、『サザエさん』での役と同じく父親の波平が息子のカツオに話しかける口調で「カツオ、親より先に逝く奴があるか」「カツオ、桜が咲いたよ。散歩に行かんか」などと呼びかけた[12][23]。永井本人は冷静に語ろうとしたが、感極まって涙声になり、弔問者の涙を誘った。
後任

高橋の体調不良に伴う降板および死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任役名概要作品後任の初担当作品
冨永みーな磯野カツオサザエさん』1998年5月17日放送回
ブースカ『快獣ブースカ』『ウルトラマンR/B』第17話
高戸靖広ブースカ! ブースカ!!
小宮和枝ブレイディ女史『刑事コロンボ 祝砲の挽歌』ソフト版追加部分
堀越真己糸まきおばさんそれいけ!アンパンマン
工藤晴香赤エンピツマン
浅井淑子ヒミカ『鋼鉄ジーグ』『第2次スーパーロボット大戦α
うのちひろ恐竜調教師ゾビーナ『恐竜大戦争アイゼンボーグ』『帰ってきたアイゼンボーグ

出演

太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1963年


鉄人28号(第1作)(1963年 - 1965年、金田正太郎[27]

鉄腕アトム (アニメ第1作)

1967年


黄金バット(タケル)

かみなり坊やピッカリ・ビー(ワンパク6)

魔法使いサリー(1966年)(ウルトラ婆さん)

1968年


妖怪人間ベム(盲目の少女)

あかねちゃん(ヒデバロ / 北小路秀麿[28]

ゲゲゲの鬼太郎(第1作)(1968年 - 1969年)

1969年


アタックNo.1(松山)

サザエさん(1969年 - 1998年、磯野カツオ〈2代目〉)

1970年


ひみつのアッコちゃん(老婆)

魔法のマコちゃん(おばば)

1972年


赤胴鈴之助

樫の木モック(子怪獣クロム)

ど根性ガエル(1972年 - 1974年、五郎[29]

1973年


ドラえもん(日本テレビ版)骨川スネ夫の母)

1975年


アラビアンナイト シンドバットの冒険(ハッサン[30]

鋼鉄ジーグ(ヒミカ[31]、司馬まゆみ[32]

勇者ライディーン(おふくろ)

1976年


恐竜探険隊ボーンフリー(正木正男)

母をたずねて三千里

1977年


野球狂の詩

1978年


星の王子さま プチ☆プランス(大将)

1979年


赤毛のアン(下宿屋の女将)


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