高松中央商店街
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その影響で空き店舗の割合は2008年末時点で31.3%[12]となっていたが、2021年12月時点では20.2%まで改善している[13]

若者向けの衣料品店や雑貨屋などがあり、低い年齢層の往来が目立つ。2007年3月に「 ⇒しごとプラザ高松」(ハローワーク高松の付属機関)が花ノ宮町から移転され、同町に残ったハローワークの分室的存在となっている。また、高松中央商店街からしばらく無くなっていたメイド喫茶も2012年4月下旬に開店した[14]

前述のジャスコ跡の建物はマルナカが2007年9月に競売で落札し、再開発の予定と報じられたが、具体的な発表はなく、建物1階部分は月極駐車場として、前庭部分はイベントスペースとして使われている。マルナカは土地を取得から8年ほどで手放し、その後は大阪の不動産業者が取得した[15]。その後、2019年1月に四国旅客鉄道阪急阪神不動産と共同で旧ジャスコ跡の土地を取得して、分譲マンションを建設する再開発を行うと発表し[16][15]、2023年9月に完成した。

このほかにも、1階は店舗、2階はマンションといったような建物が建設されている。2010年3月には香川プロスポーツクラブ連絡協議会のアンテナショップがオープンした(2013年6月に高松天満屋に移転)。同年10月にはFM高松コミュニティ放送の本社とスタジオが、穴吹工務店本店から商店街の一角に移転した。スタジオは街路から内部が見えるオープンスタイルである。高松市道瓦町2号線の末端部にあたる部分は当初はアーケードが無く、1980年代後半にアーケードが設置された。OPA跡の北角から北は自動車乗り入れが可能(ただし、終日北行き一方通行かつ駐停車禁止)である。

常磐町独自のマスコットキャラクターとして「ときたまくん」と仲間の「バンバンジー」が居る。
新しい試みブリーザーズスクエア(移転後)とトキワ一丁目(高松常磐町商店街振興組合)ブリーザーズスクエア(現在は移転)と香川大学MID PLAZA空き店舗前を使用して行われているイベントの様子(2010年4月18日キャラ★フェス2にて)

常磐町商店街では「音楽」を通じた街作りを行っている。また、店舗の多くがTwitterを活用している。
イベントの開催

2009年7月5日にオープンした「 ⇒ブリーザーズ スクエア」を中心として、いろいろなイベント・セミナーが開催されている。「カラオケ大会」といった定番的なものから、ダイエットセミナーなど様々なイベントが開催された。2010年4月18日には、常盤町商店街・南新町商店街(菊池寛通りより南)・田町商店街(観光通りより北)・4町パティオ(田町交番西側-ソレイユ)で、「キャラ★フェス」が開催された。当日は前述のエリアと瓦町駅地下広場間をコスプレで歩いてもよいとされた。また「痛車」と呼ばれる自動車の展示、アニメソングのカラオケ大会、香川県にちなんでメイド喫茶ならぬ「メイドうどん店」の出店(イベント限定)などが行われた。このようなイベントを定期的に開催することで、商店街に足を運んでもらえるような施策が行われている[17]。このほか、採れたての野菜を安価に即売する「トキワ街産直ストリート」が毎週火曜日8:30-14:00の間行われている(ただし、売切れ次第終了)[18]
新技術の活用

香川大学ミッド・プラザでは、Twitterを用いて店舗情報やイベント情報を集め発信している。また、逆に利用者からのつぶやきを元にして意見として取りあげることもしている。Twitterを利用していなくても、同所に設置された大型モニターで閲覧できる。一部の情報は高松琴平電気鉄道IruCaを使って印刷が可能である[19]

また、前述のブリーザーズ スクエア トキワでは、無料のフリースペースを運営しており、発売前の音楽の視聴などが可能になっている。待ち合わせに最適な拠点として商店街の活性化に一役買っている[20]
田町商店街田町商店街

路線名:高松市道丸亀町栗林線の一部(Google マップ青い点で示すルート)

高松中央商店街の中で最も南に位置する。「田町」の名称は江戸時代末期に周りを田畑が取り囲んだ通り沿いに町が出来たことに由来する。現在のアーケードが完成したのは1987年で、それ以前はアスファルト舗装だった。現在のアーケード天井部分には、県内観光地のイラストが描かれているのが特徴である。現在では庶民的な食料品店などがあるが、同時に空き店舗も多い。

この商店街の核となるのがマルナカ田町店である[註 16]

2012年には活性化策の一環として、市内の専門学校に依頼し、田町商店街のマスコットキャラクター(ゆるキャラ)として「たまぢぃ」が製作され、同年7月から商店街各所に登場することとなった。田町のことは何でも知っているオスの三毛猫という設定で、テーマソングも作られ、日中には商店街内でヘビーローテーションされている。
店舗
主なテナント
丸亀町商店街


高松丸亀町壱番街

ボッテガ・ヴェネタ

グッチ

コーチ

高松三越ティファニー

ヨーガン・レール

マックスマーラ

紀伊國屋書店高松店

ギャップ

一丁目農園


百十四銀行高松支店

高松丸亀町弐番街

ザ・ダイソー高松中央店

サンマルクカフェ高松丸亀町店

ドトールコーヒー高松丸亀町店

うしおじさんの大山牧場

Francfranc高松店

ポムの樹

レストラン レガーロ

ラ・カーサ・ミーア(宴会スペース)

ZARA

ABC MART高松丸亀町店

名物かまど高松店


高松丸亀町参番街

お茶の亀屋

auショップ高松丸亀町

ウィルコムプラザ高松

紳士服はるやま高松店

高松 トゥモローランド

中国銀行高松支店


宮脇書店本店

ソフトバンク丸亀町商店街

パワードラッグ・ワンズ高松丸亀町店

スターバックス高松丸亀町フェスタ店

無印良品高松店

ヤマハ高松店

セブン-イレブン高松丸亀町店

丸亀町グリーン

タワーレコード高松店

アイアイイスズ

ルーヴおんまい

リトルマーメイド

四国銀行高松支店

ヘンミ文具店

ファミリーマート高松丸亀町グリーン店

ダイワロイヤルホテル

フロレスタ【ドーナツ専門店】


動向

かつては県内・四国内はもとより全国有数の規模の商店街であったが、モータリゼーションによって住宅・商業の郊外化が進んだため、90年代以前に比べ売り上げ・通行量共に大きく減少している。以前は休日よりも平日の通行量が多い傾向にあったが、平日の通行量の減少と休日の通行量の増加が同時に進んだため、2010年頃を境に休日の通行量が平日を上回ることが常態化してきている[3]


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