現代では2005年11月1日に隣接する福岡町と新設合併し、新しく“高岡市”が発足する。2017年、次年度以降に従前の予算編成を行った場合、40億円以上の財源不足が生じることが判明、公共事業や補助金の廃止、抑制を打ち出すとともに2018年度から5年間を期間とする「財政健全化緊急プログラム」を策定した[13]。その後、財政健全化が一定の成果を上げたことから、2021年度末をもって財政健全化緊急プログラムを1年前倒しで終了した。 たかおかし
古代
5世紀頃 - 桜谷古墳が造成される。
8世紀頃 - 越中国が成立し、現在の高岡市伏木が国府となる。
741年 - 伏木に越中国分寺が建立される。
746年7月 - 大伴家持が越中国守となり、伏木に赴任。
751年8月 - 大伴家持が国守の仕事を終える。
中世
近世
1609年9月13日:高岡城が完成し、“高岡”の町が開かれる。
近代
1889年4月1日:市制の施行により、日本最初の31市のひとつとして、高岡市が発足する。
1898年1月2日:中越鉄道高岡駅の開業。高岡・富山間の運行開始[14]。
1916年9月1日:合併以前の市章が制定される。
1924年9月25日:高岡高等商業学校(後の富山大学経済学部・工学部)が設立される。
1934年7月8日:本丸町に高岡電灯本社ビル(後の本丸会館)が竣工。
戦後
1946年11月20日:旧「高岡市民の歌」(作詞:藤沢克巳、作曲:室崎琴月)を制定。
1951年5月30日:伏木港と富山港が統合し、伏木富山港が生まれる。
1956年:財政再建団体の指定を受ける。
1974年10月19日:ミランドポリス市と姉妹都市提携を結ぶ。
1977年4月8日:フォートウェイン市と姉妹都市提携を結ぶ[15]。
1980年4月13日:市役所現庁舎完成。
1985年8月10日:錦州市と友好都市提携を結ぶ[16]。
1989年4月1日:市制施行100周年を迎える。
2004年4月1日:高岡駅前にウイング・ウイング高岡がオープン。
2005年11月1日:高岡市及び西礪波郡福岡町が合併して、高岡市が発足する。市章が新たに制定される[17]。
2007年11月30日:中心市街地活性化基本計画が国に認定される。県内2番目。全国19番目。
2009年9月13日:開町400周年を迎える。高岡開町まつり[18]。
2015年11月1日:合併10周年。新市民歌「ふるさと高岡」(作詞:林真理子、作曲:三枝成彰)を制定。
2024年1月1日:能登半島地震で震度5強を観測[19][20][注釈 1]。伏木地区を中心に液状化現象や建物の倒壊といった被害が発生[21]。市内各地で断水も発生した[22]。また、国宝「瑞龍寺」や「勝興寺」も被害を受けた[23]。
行政区域の変遷
高岡市
高岡市旗高岡市章
廃止日2005年11月1日
廃止理由新設合併
高岡市、福岡町 → 高岡市
現在の自治体高岡市
廃止時点のデータ
国 日本
地方中部地方(北陸地方)
都道府県富山県
市町村コード16202-7
面積150.55[24]km2
総人口170,343[24]人
(国勢調査、2004年3月31日)
隣接自治体新湊市、氷見市、砺波市、小杉町、大門町、大島町、福岡町
市の花カタカゴ[25]
市の花木コシノヒガンザクラ[25]
高岡市役所
所在地〒933-8601
富山県高岡市広小路7番50号
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ウィキプロジェクト
1889年(明治22年)
4月1日 - 市制の施行により、日本最初の31市のひとつとして、高岡市が発足する。
1917年(大正6年)
5月15日 - 射水郡掛開発村の区域の一部及び佐野村の区域の一部を編入する。
1925年(大正14年)
8月1日 - 射水郡下関村を編入する。
1928年(昭和3年)
6月1日 - 射水郡西条村及び横田村を編入する。
1932年(昭和7年)
10月1日 - 射水郡佐野村の区域の一部を編入する。
1933年(昭和8年)
8月1日 - 射水郡二上村を編入する。
1942年(昭和17年)
4月1日 - 射水郡伏木町、佐野村、能町村、野村、二塚村及び守山村を編入する。
10月1日 - 射水郡新湊町を編入する。
1949年(昭和24年)
1月1日 - 西礪波郡福田村を編入する。
1951年(昭和26年)
1月1日 - 1942年(昭和17年)に編入する旧射水郡新湊町の区域が分立して、射水郡新湊町及び牧野村が発足する。
3月17日 - 西礪波郡国吉村を編入する。