高山みなみ
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ES CONNEXION及びTWO-MIXメインヴォーカル[11]。本名は新井 泉(あらい いずみ)[1][2]

代表作『名探偵コナン』(江戸川コナン)、『剣勇伝説YAIBA』(鉄刃)の原作者で漫画家青山剛昌は元夫。

その他の代表作に『魔女の宅急便』(キキ/ウルスラ)、『忍たま乱太郎』(猪名寺乱太郎)、『ドラえもん(テレビ朝日版第2期)』(スネ夫のママ)[8]
経歴
生い立ち

一般家庭よりも芸能界に近かったこと、母が高山の芸能界入りを考えていたこともあり、幼少の頃よりバレエ日本舞踊声楽などを習う[12][13]。子供の頃は通知表に書かれるほど正義感が強く、向いていると考えた警察官になることを目指していた[14][12]。卒業文集の将来の夢を書く欄には、「警察官になりたい」と書いていた[13]交通安全指導腹話術が必要であると思い、中学校時代の1978年劇団ひまわりに入団、4年間在籍した[10]。しかし実際には芸能界入りは親の意向であり高山はその気はなく敷かれたレールを走らされているように感じ、腹話術のことは演技の勉強をさせるための理由付けで自分が考え出したものではなかった[15]。高校時代にラジオ『はしゃいで○○大放送』のディスクジョッキーコンテストの女子中高生DJコンテストで優勝、ラジオ好きで自由なトークへの魅力や声の仕事を面白く感じてDJになることを考えた[15][16][17]
キャリア

東京都立足立西高等学校卒業後[10]、DJになる方法がわからず芝居を続けるために日本工学院専門学校演劇科に入学[12]するが、先行きが不安になり芝居一切を止めようと中退して一時はOLとして働いていたものの、電話を取り次いだときに相手から「いい声だね」と褒められたことがきっかけで22歳で声優を目指し[14]1985年にサンハウスミュージック声優部に入所するが[10]、その後に知り合ったマネージャーに声の仕事がしたいならうちに来ないかと誘われ1986年9月より81プロデュースに入所[2]、3年の新人期間のうち2年で芽が出なければ諦めてくれと言われ1年で結果を出そうと決心する[13][16][17]

当初はヒロイン役のオーディションを受けていたが、可愛らしく読もうとしても「もっと女の子らしく」と別々の音響監督から言われ、3回連続で落ちたことからヒロインは向いていないのかもしれないとマネージャーに相談して少年役のオーディションを受けることになる[16]1987年に『学園特捜ヒカルオン』の女子生徒役でデビュー[7]。その後少年役を回してもらうようになって3回目で『ミスター味っ子』の味吉陽一役で初主演を果たした[16]

1989年には、アニメ映画『魔女の宅急便』でキキとウルスラの二役にも抜擢され、作品もヒット、一人二役は急遽決まったことで新人の自分には責任が持てないと断ろうとしたが宮崎駿から「責任は自分が持つから安心して」と言われ、自分が持てる限りのアンテナを駆使して挑戦、声優としての転機になった作品であった[12][注 2]

ところが、このことで大役でないと受けてもらえないと思われ一時的に仕事が激減[12]、レギュラーが『らんま1/2』シリーズの天道なびき役のみという時期もあり、落ち込むが気を取り直して近所でアルバイトを始め、1990年代に入ると、『楽しいムーミン一家』(ムーミン役)、『まじかる☆タルるートくん』(江戸城本丸役)、『剣勇伝説YAIBA』(鉄刃役)など、少年役を中心に多くの作品で主人公・主要キャラクターを演じるようになり[12]、人気も定着。特に主役を演じている『忍たま乱太郎』の猪名寺乱太郎役と『名探偵コナン』の江戸川コナン役は、それぞれ1993年1996年の放送開始から20年以上続いており、幅広い世代に高山の声が認知されることとなった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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