高円寺駅(こうえんじえき)は、東京都杉並区高円寺南四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
運転系統としては、急行線を走る中央線快速電車、及び緩行線を走る中央・総武線各駅停車の2系統が停車する。但し中央線快速電車は平日ダイヤ時のみ停車する(「中央線快速#快速停車駅について」も参照)。また、中野駅から乗入れる地下鉄東西線も停車する。駅番号は中央線快速電車がJC 07、中央・総武線各駅停車がJB 06。
特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。 急行線・緩行線それぞれに島式ホーム1面2線、計2面4線を有する高架駅である。直営駅[1]で指定席券売機が設置されている。地平部に1ヶ所改札口を備えており、改札口は駅の北側・南側両方と行き来出来る通路に面している。また、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝はインターホンによる案内となる[2]。 ホームと改札階(1階)との間にはエレベーターとエスカレーターが設置されている。多機能トイレを併設したトイレは改札内にあり、その入口には阿波踊りのシルエットが描かれている。 ホーム下の改札外には、Dila高円寺を中心とする飲食・物販店等が設置されている[7][8]。駅北口はホテルメッツ高円寺などが入るビルと一体化している。 番線路線方向行先
歴史
1922年(大正11年)7月15日:鉄道省の駅として開設。旅客駅。
1945年(昭和20年)5月25日:東京大空襲による被害で駅舎焼失。その後応急復旧する。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足[3]。
1952年(昭和27年):応急復旧した駅舎を全面改築する。
1964年(昭和39年)9月22日:複線のみ高架化する。
1966年(昭和41年)
4月3日:高架複々線化工事が完了する。
4月28日:中央・総武線(各駅停車)が中野から荻窪まで延長すると共に、営団東西線との乗入開始。
1975年(昭和50年)9月29日:快速線ホームにエスカレーターを設置[新聞 1]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4]。
1992年(平成4年)1月21日:自動改札機設置、使用開始[5]。
1994年(平成6年)12月3日:従来の日曜祝休日に加え、土曜も快速通過となる。
1995年(平成7年)6月20日頃:緩行線ホームにエスカレーターを設置(これ以前に快速線ホームにはエスカレーターが設置済み)[新聞 2]。
2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
2004年(平成16年)8月1日:緩行線ホームで阿波踊りの囃子をアレンジした発車メロディの使用を開始(8月中のみ)。
2016年(平成28年)8月1日:緩行線ホームの阿波踊りの発車メロディの使用を通年化[報道 2]。
2022年(令和4年)3月18日:みどりの窓口の営業を終了[6][1]。
駅構造
のりば
1 中央・総武線(各駅停車)西行三鷹方面
2東行新宿・千葉・ 東京メトロ東西線方面
3 中央線(快速)
※平日のみ停車下り三鷹・立川・高尾方面
4上り中野・新宿・東京方面