騎士竜戦隊リュウソウジャー
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また、自分を巡って争うことを嫌い、平和になることを願うカナエソウルの声を感じ取り、再び眠りにつかせることにした[ep 4]。子供のころは強さに執着して周りをライバルと敵視しており、怒りに我を忘れて相手を完膚なきまでに叩きのめそうとするなど優しさを持たない気性が激しい性格だった[6][4]。しかし、アスナが村に移住したことやメルトがアスナに親切に接していたところを見て、優しい気持ちを身に着けていった[ep 5]。だが、危険な一面が完全に消えたわけではなく、怒りに任せた攻撃や第26話ではドドメキマイナソーのビームによって優しさを奪われ、仲間を傷つけるなどの内に秘めた凶暴性を爆発させる行動が見られた[5]。最終決戦では、騎士竜のエネルギーを込めたリュウソウカリバーをエラスに突き刺すも失敗。さらには生命エネルギーを吸収されてしまうが、仲間たちによって意識を取り戻した。最終決戦後は長老やアスナと会った後、ナダが眠る場所に向かった[ep 2]

名前の由来は、向(コウ)からで、たとえ悲しいことがあっても、未来へ向かう力、勇気、希望を持つ人物という意味が込められている[2]

メインライターの山岡は、コウのキャラクター性を自身が子供のころに親しんだ戦隊レッドのイメージとしている[7]。一方、当初は熱血漢のイメージであったが、演じる一ノ瀬の人物像に合わせ熱いだけでなく可愛げもあるキャラクターへと変更していった[7]。一ノ瀬は、コウについて小学生ぐらいの精神と解釈しており、リーダーとして大人っぽさを出すこともありつつも、基本的には子供っぽさを意識して演じたことを語っている[8]

リュウソウレッド
コウが変身する勇猛の騎士[出典 1]。勇気に秀でており、主にツヨソウルを竜装することが多い[5]。騎士としての資質は優れており、先陣を切って戦い、勝機をつかみ取る[5]。変身後のモチーフはティラノサウルス。戦闘開始時の口上は「俺たちの騎士道、見せてやる!」。

レッドのみ、ティラノサウルスの特徴である鶏冠がスーツの頭部についている[9]

スーツアクターを務めた伊藤茂騎は、天賦の才能の持ち主という設定から自己流の剣術を基本のアクションとし、野性味のある雑な動きでも成立する強さを表現している[8]

マックスリュウソウレッド
リュウソウレッドがマックスリュウソウチェンジャーにマックスリュウソウルを装填して真紅のマックスメイルとマックスヘルムを装着してマックスチェンジした最強の騎士[4][10]。リュウソウレッドやガイソーグに比べて飛躍的に攻撃や防御に関する特性が上がっており、マックスリュウソウチェンジャーの3本のクロー(爪)[4]から発生させた強力な真空刃での攻撃や格闘戦に特化している[10]。必殺技はマックスリュウソウチェンジャー右側面のボタンを押して、体全体を高速回転させながらガイソーグのイメージとともに相手に突撃して貫くエバーラスティングクロー[10]と、ボタンをリュウソウケンの柄の底部で押して両武器を共鳴させ、ディーノスラッシュと共に放つエバーラスティングディーノスラッシュ[10]。試練の断崖でのマスターレッドとの修行でエバーラスティングクローには発動直後、マックスリュウソウチェンジャーのパワーが低下することが判明した。ガチレウスとワイズルーとの戦いでは、ティラミーゴの背に乗って回転しながら赤い衝撃波で突撃した[10]

全身鎧の強化にすることで、ガイソーグに近い方向性のものとなっている[9]

ノブレスリュウソウレッド
リュウソウレッドがリュウソウカリバーを装備したことで昇華した高貴なる騎士[4][11]。必殺技はレッドリュウソウルを装填して放つエクストリームディーノスラッシュ[11]と、強リュウソウルを装填して放つアルティメットディーノスラッシュ[11]

騎士との差別化で、鎧を着用せずにマントを羽織っている[9]

メルト
コウとアスナの幼馴染の青年[12][6]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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