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モンゴルに生息する「モウコノウマ[注 13]は、従来、世界で唯一とされる真の現生の野生ウマとされていたが、最近の研究で人間によって家畜化された馬の子孫であるという説が唱えられている[21]。1968年以降、生息が確認されなくなり、本国では一度絶滅したとされる。その後、海外の動物園で飼育されていたものを里帰りさせ、自然保護区のホスタイ国立公園内で繁殖を重ね、200頭を超えるまでになっている。
軽種軽種の代表、サラブレッドオルフェーヴル

主に乗用や、乗用の馬車を牽くために改良された品種で、軽快なスピードとある程度の耐久力をもつように改良されている。多くがアラブを母体としている。

サラブレッド

アラブ

アングロアラブ

アンダルシアン

アハルテケ

トラケナー

リピッツァナー

中間種中間種の代表、クォーターホース

軽種と重種の中間的な性質を持ち、軽快さと比較的温厚な性質を持つ。

セルフランセ

スタンダードブレッド

クォーターホース

ハクニー

ハンター(英語版)

アングロノルマン(英語版)

フリージアン・ホース

重種重種の代表、ペルシュロン

主に農耕や重量物の運搬のために改良された品種。中世ヨーロッパでは重い甲冑を着込んだ重装備の騎士乗馬とされた。大きな個体では体重1トンを超えることも珍しくない。また、軽種よりも美味とされ、食用として用いられるのは重種馬が多い。

北海道特有の競馬競走の一種、ばんえい競馬で用いられているのは、この重種でもペルシュロンやベルジャンの混血馬や、これらと北海道和種などの在来種の混血(重半血)が多い。軽種馬以外の登録を管轄する日本馬事協会では、平成15年度[注 14]以降に生産されるばんえい競馬向けの馬については、純系種同士の馬による配合馬のみ一代限りで「半血(輓系)種」とし、それ以外については「日本輓系種」として登録されている。

ペルシュロン

ブルトン(英語版)

ベルジャン(英語版)(ベルジアン)

シャイヤー

クライズデール

ポニー詳細は「ポニー」を参照シェトランドポニー

ポニーは、?甲(きこう)までの高さが147 cm以下の馬の総称である。かつては、14ハンド2インチ(14.2ハンドと表記する)=約147センチ(1ハンドは4インチ=10.16センチメートル)に満たないウマをポニーと称し、それ以上のものを馬として機械的に分類していた。近現代になって血統登録による品種の分類が確立するまでは、例えば下に示すシェトランドポニーでも大柄であれば「馬」と考えられていた。今でも日常的には、品種に関わらず小柄な馬をポニーと称することが多い。

シェトランドポニー(英語版)

ウェルシュポニー(英語版)

ハクニーポニー(英語版)

コネマラポニー(英語版)

ミニチュアホース(英語版)

アメリカンミニチュアホース

日本在来種北海道和種(道産子)詳細は「日本在来馬」を参照

現存する日本在来種は以下の8種。北海道和種以外は非常に飼育頭数が少ない。在来馬はファラベラのような小型ポニーや、シェトランドポニーのような中型ポニーではなく、蒙古馬系に属する比較的大型のポニーに含まれる。また、大型在来馬である南部馬等は近代化による西洋種との交雑により多数の大型在来馬は絶滅した。

現存する小型在来馬は西洋種との交雑に用いられたものは少なく、当時の使役馬・駄馬の範疇に含まれるものが多く遺る。

北海道和種(北海道):「道産子(ドサンコ)」の俗称で親しまれている。

木曽馬木曽郡岐阜県

野間馬今治市野間)

対州馬対馬

御崎馬都井岬

トカラ馬トカラ列島

宮古馬宮古島

与那国馬与那国島

人間とウマ
ウマと関連する職業詳細は「en:Category:Horse-related professions and professionals」を参照

馬子、馬方 ‐ 駄賃馬稼で馬を連れて荷物を運ぶ職業

乗馬インストラクター(英語版)

騎手、ジョッキー

政府


馬飼部 ‐大和政権で馬の飼養に従事した部曲[22]

馬飼 ‐ 馬飼部の略称、もしくは江戸時代の馬の飼養に従事した職名[23]

主馬寮

エクエリー(英語版) ‐ フランス王室などで王侯貴族の馬の世話をした役職。

ケア


獣医

装蹄師

人間によるウマ利用の歴史はみ戦闘馬車あぶみ詳細は「馬の家畜化」を参照馬はスポーツでも使用されている。


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