養老孟司
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ビール一杯でひっくり返るほどの下戸だったが、解剖学の教授としてストレスを溜める日々を送るうちに、毎晩ウイスキー一本明けても平気になったという[43]。
受賞歴など
1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞 受賞
著書『解剖学教室へようこそ』が1993年11月に第47回毎日出版文化賞の候補となった。
2003年出版の『バカの壁』は450万部を記録し、戦後日本の歴代ベストセラー第5位となった[3]。この『バカの壁』は次の賞を受賞した。
2003年11月、第57回毎日出版文化賞 受賞
2003年12月、第38回新風賞 受賞
2003年12月、第2回「耀く!ブランチBOOK大賞」大賞 受賞
題名の「バカの壁」で新語・流行語大賞 受賞
2015年 第64回神奈川文化賞 受賞
2023年 地域文化功労者[44]
著作
単著
『ヒトの見方?形態学の目から』筑摩書房、1985年 <1991年 ちくま文庫>
『脳の中の過程?解剖の眼』哲学書房、1986年 <1993年「脳の見方」ちくま文庫><2004年 哲学文庫/2023年 講談社学術文庫>
『形を読む?生物の形態をめぐって』培風館、1986年、新版2004年 <2020年 講談社学術文庫>
『からだの見方』筑摩書房、1988年 <1994年 ちくま文庫>
『解剖学 人体の構造と機能』(新版看護学全書)メジカルフレンド社 1989年、度々新版
『唯脳論』青土社、1989年 <1998年 ちくま学芸文庫>
『涼しい脳味噌』文藝春秋、1991年 <1995年 文春文庫>
『カミとヒトの解剖学』法藏館、1992年 <2002年 ちくま学芸文庫>
『脳に映る現代』毎日新聞社、1993年 <1995年「脳の冒険」三笠書房知的生きかた文庫>
『解剖学教室へようこそ』筑摩書房・ちくまプリマーブックス、1993年 <2005年 ちくま文庫>
『脳が読む 本の解剖学1』法藏館、1994年
『本が虫 本の解剖学2』法藏館、1994年
『続・涼しい脳味噌』文藝春秋、1995年 <1998年 文春文庫>
『考えるヒト』筑摩書房・ちくまプリマーブックス、1996年 <ちくま文庫、2015年>
『日本人の身体観の歴史』法藏館、1996年 <2004年「日本人の身体観」日経ビジネス人文庫><2022年 法藏館文庫>
『身体の文学史』新潮社、1997年 <2001年 新潮文庫><2010年 新潮選書>
『毒にも薬にもなる話』中央公論社、1997年 <2000年 中公文庫>
『臨床読書日記』文藝春秋、1997年 <2001年 文春文庫>
『臨床哲学』哲学書房、1997年
『現代社会と都市化?脳生理学者の現代文明論』三輪学苑、1998年。講演集
『I KNOW YOU 脳』かまくら春秋社、1998年 <2006年「脳のシワ」新潮文庫>
『異見あり?脳から見た世紀末』文藝春秋、2000年 <2002年 文春文庫>
『ミステリー中毒』双葉社、2000年 <2003年 双葉文庫>
『脳と自然と日本』白日社、2001年。講演集
『ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか? 脳化社会の生き方』扶桑社新書、2019年
『こう考えると、うまくいく。脳化社会の歩き方』扶桑社文庫、2023年。各・増補版
『手入れ文化と日本』白日社、2002年 <2013年「手入れという思想 養老孟司特別講義」新潮文庫>。講演集
『「都市主義」の限界』中公叢書、2002年 <2004年「あなたの脳にはクセがある」中公文庫>
『人間科学』筑摩書房、2002年 <2008年「養老孟司の人間科学講義」ちくま文庫>
『からだを読む』ちくま新書、2002年
『バカの壁』新潮新書、2003年4月 -「壁」シリーズ(新書レーベル創刊時の刊)
『養老孟司の〈逆さメガネ〉』PHP新書、2003年<2017年「逆さメガネで覗いたニッポン」PHP文庫>
『まともな人』中公新書、2003年 <2007年 中公文庫>
『いちばん大事なこと 養老教授の環境論』集英社新書、2003年
『運のつき 死からはじめる逆向き人生論』マガジンハウス、2004年 <2007年 新潮文庫><「養老孟司の人生論」2016年 PHP / 2023年 PHP文庫>
『死の壁』新潮新書、2004年 -「壁」シリーズ
『真っ赤なウソ』大正大学出版会、2004年 <2010年 PHP文庫>
『かけがえのないもの』白日社、2004年 <2009年 新潮文庫>
『バカなおとなにならない脳』理論社、2005年
『私の脳はなぜ虫が好きか?』日経BP社、2005年
『こまった人』中公新書、2005年 <2009年 中公文庫>
『無思想の発見』ちくま新書、2005年
『超バカの壁』新潮新書、2006年 -「壁」シリーズ
『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』日経BP社、2006年
『まともバカ 目は脳の出店』大和書房・だいわ文庫、2006年、新版2023年
『自分は死なないと思っているヒトへ』だいわ文庫、2006年、新版2023年(各・新編再刊)
『小説を読みながら考えた』双葉社、2007年
『ぼちぼち結論』中公新書、2007年 <2011年 中公文庫>
『養老訓』新潮社、2007年 <2010年 新潮文庫>
『読まない力』PHP新書、2009年
『養老孟司の旅する脳』小学館、2009年
『養老孟司の大言論』(全3巻)新潮社、2011年 <2014年 新潮文庫>
『庭は手入れをするもんだ 養老孟司の幸福論』中央公論新社、2012年 <2015年「養老孟司の幸福論 まち、ときどき森」中公文庫>
『バカの壁のそのまた向こう』かまくら春秋社、2013年
『身体巡礼―ドイツ・オーストリア・チェコ編―』新潮社、2014年 <2016年 新潮文庫>
『「自分」の壁』新潮新書、2014年 -「壁」シリーズ
『考える読書』双葉新書、2014年
『虫の虫』廣済堂出版、2015年 <2023年「養老先生と虫 役立たずでいいじゃない」ヤマケイ文庫>
『骸骨考―イタリア・ポルトガル・フランスを歩く―』新潮社、2016年 <2019年 新潮文庫>
『京都の壁』京都しあわせ?楽部・PHP研究所、2017年
『遺言。』新潮新書、2017年
『半分生きて、半分死んでいる』PHP新書、2018年
『養老孟司特別授業 坊っちゃん』100分de名著:NHK出版、2018年、新版2019年。放送テキスト
『神は詳細に宿る』青土社、2019年
『ヒトの壁』新潮新書、2021年。「壁」シリーズ
『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』毎日新聞出版、2022年。読書案内
『ものがわかるということ』祥伝社、2023年
『老い方、死に方』PHP新書、2023年
『ヒトの幸福とはなにか』筑摩書房、2023年
『生きるとはどういうことか』筑摩書房、2023年
『時間をかけて考える』毎日新聞出版、2024年。読書案内
対談・対話集
『脳という劇?唯脳論・対話編』青土社、1991、新装版2005(16名との対話)
『脳が語る科学 養老孟司対談集』青土社、1999
『脳が語る身体 養老孟司対談集』青土社、1999
『養老孟司・学問の格闘?「人間」をめぐる14人の俊英との論戦』日本経済新聞社、1999 <2003年「養老孟司 ガクモンの壁」日経ビジネス人文庫>
『養老孟司・学問の挑発?「脳」にいどむ11人の精鋭との論戦』日本経済新聞社、2000 <2003年「養老孟司 アタマとココロの正体」日経ビジネス人文庫>
『話せばわかる! 身体がものをいう 養老孟司対談集』清流出版、2003
『見える日本、見えない日本 養老孟司対談集』清流出版、2003
『生の科学、死の哲学 養老孟司対談集』清流出版、2004
『ニッポンを解剖する 養老孟司対談集』講談社、2006(14名との対話)
『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』PHP新書、2008(竹村公太郎、神門善久との対話)
『日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う』PHP新書、2012(岩村暢子、岩澤信夫、畠山重篤、鋸谷茂との対話集)
『文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す』PHP新書、2015(森博嗣、藤井直敬、鈴木健、須田桃子との対話集)
『AIの壁 人間の知性を問いなおす』PHP新書、2020(羽生善治、井上智洋、岡本裕一朗、新井紀子との対話集)
『子どもが心配 人として大事な三つの力』PHP新書、2022(宮口幸治、高橋孝雄、小泉英明、高橋和也との対話集)
『日本の歪み』講談社現代新書、2023(茂木健一郎、東浩紀と座談討論)
編著
『解剖学第3巻』(原著:小川鼎三)、山田英智と共改訂、金原出版 1982
『わかりやすい動脈硬化の成因 血管壁代謝を中心に』須永俊明、岡元孝二ほか共編著 メディカルトリビューン 1984
『進化・人間はどこへ』ほるぷ出版、1987年。スズキコージ絵。児童向け
『講座進化』(全7巻、共編:柴谷篤弘・長野敬)東京大学出版会 1991-92
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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