日本の制度では食品は医薬品などと区別され、食品はさらに一般食品と保健機能食品(特定保健用食品及び栄養機能食品)に分けられる[6]。 米国の制度では食品は一般食品、添加物、栄養補助食品、医療食に分類される[6]。 国際食品規格委員会のコーデックス食品分類システム(Food Category System: FCS)では16種類の食品に分類される[7]。
米国
コーデックス食品分類システム
乳製品及び類似製品牛、羊、山羊、水牛等の乳に由来する乳製品[7]。乳及び乳飲料(牛乳など)、発酵乳、練乳、チーズ、乳を主原料とするデザート(プリン、フルーツヨーグルト、フレーバーヨーグルト
油脂及び脂肪エマルジョン植物、動物、又は海産物源、あるいはその混合物に由来する脂肪を主原料とする製品[7]。バターオイル、ギー、植物性油脂(オリーブオイル、綿実油など)、動物性油脂(ラード、魚油など)を含む[7]。
シャーベット及びソルベを含む食用氷シャーベットやソルベなど水を主原料とする冷凍されたデザート[7]。
果実及び野菜(キノコ類、根・塊茎、豆類・マメ科植物、及びアロエを含む)、海藻、並びに種実類さらに大分類で果実(04.1)と野菜、海藻、並びに種実類(04.2)の2つに分類される[7]。果実には生鮮果実と加工果実(冷凍果実、レーズンやプルーンなどの乾燥果実、ピクルス、缶詰、瓶詰、ジャム、マーマレード、チャツネなど)がある[7]。野菜も生鮮野菜と加工野菜(冷凍野菜、乾燥野菜、ピクルス、漬物など)がある[7]。
菓子類ココア及びチョコレートを主原料とするココア及びチョコレート製品(05.1)、ハードキャンディやソフトキャンディなどその他の菓子製品(05.2)、チューインガム(05.3)など[7]。