芸名は「風に吹かれたように出てきたから風吹」「語呂がいいからジュン」[15]。「ハワイに行ったのが6月(June)で、風が強く吹いていたので、合わせて命名した」[1]。
1973年に初代ユニチカマスコットガールに選ばれ[3][4][5]、デイヴィッド・ハミルトン撮影によるポスター写真でマスメディアに浮上[1][3][15]。1974年に「愛がはじまる時」で歌手デビューすると人気が爆発[1][3][5][16]。キャッチフレーズは「噂のジュン」「星の国からやってきたジュン」で[1][3]、この歌手デビュー時は、ギリギリ21歳だったが[3]、ホステス時代を隠すため[3]、19歳として売り出したことが後でスキャンダルの一つとなった[3]。作家の但馬オサムによると、総じて歌唱力は低いとされている[17]。風吹自身「私は歌が一番ヘタの横綱」と述べている[11]。
人気は束の間で[16]、1974年から2度に渡る事務所移籍問題を巡り[1][2][11][18][19]、暴力団が介入して[2][19]、風吹誘拐事件[2][11][18][19]、失踪事件[2]などのスキャンダルとなり[1][11][18][19]、マスメディアが大騒ぎし[1][2][11]、二重契約問題でCMを降ろされ[16]、風吹自身も2年の年齢詐欺や先の銀座のホステス経験[1][2][11][16]、デビュー時のプロフィールでは「京都市立日吉ヶ丘高等学校卒」としていたことがウソとバレ[1][3][18]、当時ついていた清純派歌手イメージが崩れた[1][11][18]。