風と雲と虹と
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演:林邦史朗[注釈 9][注釈 10]、浅野泰行
武蔵武芝(むさしの たけしば)
演:宮口精二足立郡の郡司。興世王、経基と対立し、将門の仲裁を受ける。しかし、将門、興世王、武芝が自らを討つと誤解し警戒心を強めていた経基の兵により討たれてしまう。
武芝の郎党
演:真田五郎遠藤剛
国司・役人たち
下野国府
大中臣全行

演:林昭夫下野守。良兼が将門との戦いの前に豪族たちと誼を通じるため下野国小山郡に進出した時に、下野守として抗議した。そして、下野の戦いで良兼らを破った将門に都風で対面し、威厳を示そうとするが将門は直答をした。しかし、その公明正大で率直な将門の態度に感銘を受けた。後に常陸国府を占領した将門は下野国府に出向き、その際に国府の印鎰を差し出し降伏した。
下野国府の役人
演:井上和行
武蔵国府
源経基(みなもとの つねもと) (武蔵介)
演:菅野忠彦興世王とともに武蔵に介として下向する。武芝と対立し、将門の仲裁を興世王とともに受けるが、納得せず不機嫌になる。清和天皇の孫であるということで誇り高いが臆病な人物として描かれ、将門・興世王・武芝に襲われるという猜疑心をもち、京に逃走。「将門・興世王・武芝が謀叛」と報告する。
経基の従者
演:三由茂
経基の郎党
演:大竹まこと加賀谷純一田原アルノ、山之内哲平
常陸国府
藤原維幾(ふじわらの これちか)
演:横森久常陸介。将門に常陸国府を占領され、なおも公の権威を信じていたが、高飛車な態度が将門の怒りを買い、あっけなく降伏する。
藤原為憲(ふじわらの ためのり)
演:中島久之惟幾の子。戦の経験がないのにもかかわらず、重税にあえぐ民人をかりたて将門と戦おうとする。孫子の兵法に通じていると自任しているが貞盛から「兵法と実際の戦は違う」と呆れられる。将門との戦いでも兵法を活用しようとするが、実践では役に立たず生け捕りにされた。
為憲の郎党
演:岡本隆、三浦康一、津川一夫
常陸国府の目[注釈 11]
演:内山森彦藤原為憲に叱咤され、将門の元に使いに出向く。
国府の史生[注釈 12]
演:瀬戸山秀樹
惟幾の郎党
演:青砥洋
京の人々
藤原忠平(ふじわらの ただひら) (左大臣)
演:仲谷昇京に上洛した将門が仕える。将門が坂東に帰ると、貞盛が仕える。国香が討たれた時貞盛が自分の意向に従い感情的にならず京に留まったことに満足していたが、貞盛が親の敵を討たない臆病者という評判が立つと、坂東へ返した。
藤原仲平(ふじわらの なかひら)
演:永井智雄忠平の兄だが、出世は遅れをとる。その代わりに財を蓄えているとの評判がある。純友が仕えている。
藤原師尹(ふじわらの もろただ)
演:清家栄一忠平の5男。将門が警護を命じられるが、それは師尹の初めての女に通うのを警護する役割であった。
貴子(たかこ)
演:吉永小百合荒れ屋敷に住んでいるが、歴とした嵯峨天皇の曾孫にあたる。その出自に恥じない気品と、凛とした美貌の持ち主だが、明るく天真爛漫な性格。が、その反面、男に対する依存心が強く、嫉妬深い一面もある。足を怪我した将門が乳母に水を貰い、御礼のために来たところを対面する。その後病にかかるが、将門の手配により医者が派遣され事なきを得た。それから将門はしばしば貴子の元に通うことになる。そして将門の紹介で貞盛も屋敷を度々訪れるようになる。将門の誠実さに心惹かれる一方で、故郷の坂東に心を寄せ、盗賊の騒動で土地の献上による名誉挽回を拒否した将門にすれ違いを感じる。そして、同じく想いを寄せつつも、なかなか自分に対し振り向かない貴子に業を煮やした貞盛に無理矢理押し倒され、肉体関係を持ったことと、将門が海賊追捕のため西国に赴き、益々寂しさを感じたことから、心の穴を埋めるように貞盛の愛を受け入れ、深い仲になる。その後貞盛が京を去った後失火で屋敷を焼け出され、東の男により運が開けるという火雷天神の神託を信じて坂東に下るが、山賊に襲われる。その際に乳母を亡くす。そして山賊の手により人買いに売られ遊女に身を落とす。上洛した将門と再会し、遊女になったことを玄明に聞いた純友が銭を出し、解放され将門の京の屋敷に暮らす。その後、将門と共に坂東へ下り、将門の館に住むが、良兼らとの戦いに将門が敗れると怯え、逃げ出して貞盛を頼ろうとする。結局源扶に良子らとともに捕らわれられ、その際婆が貞盛ゆかりの女人であることを訴えるが、貴子は否定しただの囚われ人として扱われる。その後良子たちとともに良正の水守の館に連行されるが、兵たちにより慰み者にされ息絶える。
乳母
演:奈良岡朋子貴子の乳母。荒れ屋敷を気にかけた将門が屋敷内で足を怪我すると、手当の水を用意する。そのことがきっかけで将門と貴子が接近するが、後に貞盛も貴子の屋敷に通うようになってから二人を天秤にかけて考えるようになる。その後失火により屋敷を失った貴子と坂東へ同道するが、山賊に襲われ落命する。
武蔵(むさし)
演:太地喜和子盗賊の頭領。純友とは深い仲である。純友が伊予に下る際、伊予に来るよう誘われるが、純友は盗賊の頭である自分が好きであるとの思いから同行しなかった。子高の屋敷を襲う時に罠にかかり、捕らえられる。しかし、玄明と傀儡たちにより救出される。その後坂東に下り、田原藤太の元に寄寓する。恒利の裏切りに遭い、検非違使に殺される。死の直前に玄明とは姉弟だった事が判る。
大中臣康継 (おおなかおみのやすつぐ)(小一条院藤原忠平家司)
演:村上不二夫小一条院に仕えることになった将門に忠平への目通りを申し出られた際、一度はすげなく断ったが、貞盛の勧めを受けた将門が馬を贈ると承諾する。しかし、その際の将門の態度が忠平へ直答するなど都の習いを弁えぬものであったため叱責する。後に第二の追捕使として伊予に赴く。先の追捕使の全滅の際、京から来た兵は全滅したが、伊予で徴兵した民人は一人の死者もいないと指摘。その指摘に純友は、海賊が民を襲わなかっただけで、そもそも海賊を生み出したのは中央の貴族であることが原因であると怒りを露にし、辞表を提出した。そして、純友を襲おうと兵を派遣したが純友は海賊たちの助けで海に逃れた。
紀豊之(きの とよゆき)
演:綿引洪学生の殿といわれている。儀式を重んじる貴族たちに反感を持ち、内裏に動物の屍体を置き都を騒がせるという企てに将門と清忠を誘ったが、彼らは乗らなかった。都を騒がせるも、後に捕らえられる。
藤原子高
演:入川保則山陽道巡検使として海賊の取締にあたり、山陽道の国司を督励する。伊予に下る純友と神崎で面会する。しかし、その手法は海賊を討つと称して民人を処刑し、海賊と民人を憎み合わせるというやり方で純友の怒りを買う。京に戻ると小一条院の家司となり、将門の従八位上・右兵衛府への任官を伝えた。そして、将門が盗賊を退治すると褒めそやすが、実は盗賊が高貴な身分であったことが判明すると掌を返した態度をとる。後に備前介として赴任。純友が挙兵した時には、美濃に襲われるが逆襲し、鼻を削ぐ。しかし、純友に復讐され、耳と鼻を削がれた。
小野道風(おのの みちかぜ)
演:小池朝雄京に上洛した将平が師と仰ぐ。酒が好きで、部屋は散らかり放題の変わり者だが、将門からの謝礼の話をきっぱりと断った。
季重(すえしげ)
演:沢竜二武蔵を頭領と仰ぐ盗賊。季光を殺されたことから将門を仇と見なす。武蔵を追って坂東に下る途中、鹿島玄道と知り合い同道する。将門と良兼、良正の戦いの際、良兼たちを追い詰めた将門が彼らを逃す姿を見て、度量の広さに感服し、後に将門を慕うようになる。その後、藤原恒利の裏切りにより武蔵と共に検非違使に殺される。
季光(すえみつ)
演:無双信武蔵を頭領と仰ぐ盗賊。季重の弟。将門に射殺される。
良高(よしたか)
演:伊藤正博
多治比の文子[注釈 13]
演:杉浦悦子右近の馬場の火雷天神の巫女。貴子の運が東国の男によって開かれると神託を授ける。
大志坂上
演:柳生博
小一条院家人
演:里木佐甫良稲垣昭三上田忠好山田康雄、大江徹、大宮幸悦、車邦秀、柚木隆太、川崎桂、伊藤弘一、森井睦、佐々木雄二、平野正明、船場克敏、小倉馨
待女
演:長沢昭子、池田勝美
露天の主人
演:平川斉
その妻
演:田中昭子露天の主人の妻。

演:平野元将門が忠平の使いとして文を届けた僧侶。
弟子の僧
演:三橋洋一将門が忠平の使いとして文を届けた際、直接僧に届けようとする将門を押しとどめようとした。

演:新井悦子師尹の相手を務めた姫君。
医師
演:北見治一病の貴子を診断した医師。将門と貴子が深い仲と勘違いしていた。
神官
演:依田英助
職人
演:吉田宏、飯沼正
仲平の家司
演:関口篤純友が官位を貰った際、脇に控えて純友の取次をした家司。
学生
演:山田兼二、福山ひろし紀豊之と共に内裏に動物の屍体を置く事件を起こす。
内裏の男
演:徳山富夫
女官
演:小沢悦子
武蔵の手下
演:北村晃一、岡本堅一
盗賊→恒明王
演:小林英樹宇多天皇の血筋を引く皇族だが、盗賊をはたらく。将門に討ち取られる。
盗賊→藤原良資
演:西山直樹中納言の次男という高貴な身分だが、盗賊をはたらき将門に討ち取られる。
盗賊→源祐
演:芳賀喜信参議家である高貴な身分だが盗賊をはたらき将門に討ち取られる。
大尉中原
演:細川俊夫
右兵衛府の侍
演:中原成男菅沼赫、名塚琢也、岸本功竹内喬小倉馨、針谷弘之、青砥洋、小金井宣夫
衛府の武者→武者
演:坂牧明、鶴岡修
衛府の武者
演:荻原紀
武者
演:車那秀、大宮幸悦
公家[注釈 14]

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