頼清徳
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頼は挨拶の中で「日本統治時代に市内に残された施設や文化などは、現在でも地域に大きな影響を与えている」と語った[56]

2016年4月16日、熊本地震の支援のため1か月分の給与を寄付する意向を表明した[57]

2017年4月16日に発生した八田與一の銅像から頭の部分が切断、持ち去られた事件で、直後に犯行を非難する声明を自身のFacebookで表明したほか[58]、18日付で日本の関係自治体や日本台湾交流協会関係者に日本語による事情説明文書を発送しているが[59]、「白色正義社会連盟[60]」などの一部団体は媚日行為だと非難した[61]

2018年9月6日の北海道胆振東部地震の際は被害が最小限に収まり、救助活動が順調に進むことを願った上でお見舞いを表明した[62]

2020年3月にTwitterを開始すると、3月11日には東日本大震災被災者に対し日本語でのツイートを投稿した[63]

2021年2月、中国での台湾産パイナップルの禁輸措置を発端とする台湾産パイナップルの消費キャンペーンで、パイナップルでPUI PUI モルカーのモルカーを作った画像をInstagramに投稿した[64]

2022年7月11日、8日に奈良県で応援演説中に射殺された安倍晋三首相の弔問に訪れた[65]。1972年の日台断交後、現職副総統の日本訪問は1985年に李登輝副総統(後に総統)が中南米訪問から台湾への帰途に立ち寄って以来であり、現職の副総統による日本訪問は異例の対応とされた[66]。頼は11日に日本訪問して通夜と12日の葬儀に出席した後に日本を離れた。頼の日本訪問について日台政府双方はあくまでも「私的な弔問」としているが、中国は「政治的な策略」として反発した。
国際訪問

歴代訪問記録期間訪問先成果参考資料
2011年4月
日本頼清徳が代表団を率いて来日し、東日本大震災で甚大な被害を受けた姉妹都市の仙台市を訪問し、仙台市の復興支援のために台南市民から寄せられた1億円以上の義援金を手渡した。[67]
2011年9月 日本代表団を率いて来日し、石川県で国際投資会議を開催したほか、金沢市と友好都市交流協定を結び、日本企業の台南への投資誘致に成功した。[68]
2012年6月 日本台湾と日本の農業と観光交流を促進するために、青森県を訪問した。台南市の愛文マンゴーや医療観光産業を紹介し、台南市の質の高い観光環境をアピールした。[69]
2014年6月 中国大陸台南市政府関係者を率いて上海を訪問し、台湾の著名な画家である故:陳澄波の絵画展の開幕式に参加したほか、復旦大学で台南市の観光と医療について講演と紹介を行った。[70]
2014年8月 アメリカ合衆国「国際野球大会」や「スマートシティ」の視察、友好都市訪問、都市外交を理由に訪米。また、高雄のガス爆発事故の際、アメリカから寄せられた心配りと多大な寄付に対して陳菊高雄市長の感謝の意を直に伝えた。[71]
2016年11月 イスラエル第31回世界市長会議に参加。世界22都市の市長と持続可能な都市、安全な都市について議論。また、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、外務省のツィッピー・ホトベリー次官と会談し、エルサレムテルアビブナザレなどの特別都市を訪問し、台南のグリーンテクノロジー、スマートシティに関する経験等をそれぞれの市長と共有した。[72]
2017年3月東南アジア台南市大学連盟の人材交流代表団とともにベトナムインドネシアマレーシアを訪問。[73]
2017年6月 アメリカ合衆国北米台湾ビジネス協会連盟(TCCNA)の招待で、頼清徳は「台湾を見る、未来を信じる」と題して講演。その中で、「親中愛台」についての説明で、イスラエルの中東和平推進を挙げた。[74]

脚注[脚注の使い方]
出典^ a b“台南・頼清徳市長「日台の感情は良好。アジアの平和のためにも、政治や立法でもっと緊密な関係を」”. サーチナ. (2014年9月16日). ⇒http://news.searchina.net/id/1543440?page=1 2015年10月28日閲覧。 
^ “ ⇒中華民国立法院-頼清徳-立法委員”. 2015年10月28日閲覧。
^ “ ⇒知事の台湾訪問について(国際経済・交流課) - 宮城県公式ウェブサイト” (2015年5月11日). 2015年11月4日閲覧。
^ “台湾総統選、頼清徳副総統が投票 「民主主義の活力を示そう」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年1月13日). 2024年1月13日閲覧。
^ a b “テイクオフ:「医師出身の政治家」が…”. NNA ASIA. (2017年9月18日). https://www.nna.jp/news/show/1663060?id=1663060 
^ “ョ清コ 副總統” (中国語). 中華民國總統府. 2022年1月15日閲覧。
^ 大磯光範 (10 2017). “台湾情勢(2017年8月?9月)転換期を迎えた台湾内政 -頼清徳・行政院長就任,呉敦義・国民党主席体制発足-”. 交流 (日本台湾交流協会) 919: 32. https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2017/10/taiwan%20jousei.pdf. 
^ “Taiwan elects William Lai president in historic election”. BBC News. BBC. (2024年1月13日). https://www.bbc.com/news/world-asia-67920532 2024年1月14日閲覧。 
^ a b “医師で知日派、独立色は封印 台湾・新総統の頼清徳氏”. 産経新聞. (2024年1月13日). https://www.sankei.com/article/20240113-EY3D3HA4YJN4LHCPBPINU5V7RM/ 2024年1月18日閲覧。 
^ “貧困家庭から医師を経て台湾総統選に名乗り 与党候補・頼清徳氏とは”. 朝日新聞. (2023年3月15日). https://www.asahi.com/articles/ASR3H3J1QR31UHBI01H.html 2024年1月18日閲覧。 
^ a b c “副総統の紹介”. 台湾駐大阪経済文化弁事処 (2020年5月20日). 2024年1月18日閲覧。
^ “第 03 屆國大代表選舉(區域) 候選人得票數” (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月22日閲覧。
^ “第 04 屆立法委員選舉(區域) 候選人得票數” (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月22日閲覧。
^ “第 05 屆立法委員選舉(區域) 候選人得票數” (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月22日閲覧。
^ “第 06 屆 立法委員選舉(區域) 候選人得票數” (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月22日閲覧。
^ “第 07 屆 立法委員選舉(區域) 候選人得票數” (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月22日閲覧。
^ “99年直轄市長選舉 候選人得票數” (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月22日閲覧。
^ “103年直轄市長選舉 候選人得票數” (中国語). 中央選舉委員會. 2022年1月22日閲覧。
^“台南市、学校から?介石像を全面撤去へ/台湾”. フォーカス台湾. (2015年2月28日). ⇒http://japan.cna.com.tw/news/apol/201502280003.aspx 2015年10月31日閲覧。 
^“?介石像の“こっそり”撤去が波紋/台湾・台南”. フォーカス台湾. (2015年3月21日). ⇒http://japan.cna.com.tw/news/apol/201503210006.aspx 2015年10月31日閲覧。


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