在日総領事館・領事館は以下の通りである[9]。(領事館)としたもの以外は総領事館である(ただし、名誉総領事館・名誉領事館は除く)。かつて日本が江戸と京都の事実上の複都制を採用していた時代から国交のあったアジアや欧州およびアメリカ合衆国などは、総領事館を大阪または大阪・神戸などといった京阪神地域に置いている場合が多く、その場合、管轄地域は主に近畿地方?西日本全域となる。一方で中南米では東京におく場合が多いほか、日系人の出稼ぎ労働者が多い中京工業地帯に位置する名古屋市や浜松市といった東海地方に総領事館を設置するケースが散見される。都心のオフィスビルに入っているところが多く、アメリカ合衆国、中華人民共和国、大韓民国、ロシア連邦、ベトナムの在大阪総領事館は、ビル1つを占有している。 日本は、法令上は外務省の所管する在外公館として総領事館又は領事館を置くものとしている。領事館は全て総領事館に格上げされたため未設置であるが、ブラジルのベレン領事事務所が、実質の領事館として設置されている。そのほか、在外公館の支部として領事事務所(旧称:出張駐在官事務所)を開設している。 在外日本国総領事館の所在都市は以下の通りである[10](大使館、領事事務所は除く。なお、アフリカには総領事館は設置されていない)。
アジア
インド
大阪
インドネシア
大阪
タイ
大阪、福岡
大韓民国
大阪、名古屋、横浜、札幌、仙台、福岡、新潟、広島、神戸
中華人民共和国
大阪、名古屋、新潟、札幌、福岡、長崎
トルコ
名古屋
フィリピン
大阪、名古屋
ベトナム
大阪(所在地は堺市)、福岡
モンゴル
大阪
北米
アメリカ合衆国
大阪・神戸(所在地は大阪市)、名古屋(領事館)、沖縄(所在地は浦添市)、札幌、福岡(領事館)American Consulate at Nagasaki (長崎米国領事館、長崎手彩色絵葉書、明治)
カナダ
名古屋(領事館)
中南米
チリ
東京
ドミニカ共和国
東京
ニカラグア
東京
パナマ
東京、神戸
ブラジル
東京、名古屋、浜松
ペルー
東京、名古屋
欧州
イタリア
大阪
英国
大阪
オランダ
大阪
スイス
大阪(領事館)
ドイツ
大阪・神戸(所在地は大阪市)
フランス
京都
ロシア
大阪(所在地は豊中市)、札幌(函館の領事事務所も管轄)、新潟
大洋州
オーストラリア
大阪
在外日本国総領事館
アジア
インド