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音楽家に関係する呼称
日本語
ミュージシャン
現代の音楽家を表す語である[要出典]。雅楽、小唄、端唄、義太夫、浪曲、囃子方、クラシック音楽の演奏家や声楽家など古くからある音楽家や、現代のものでも演歌などの音楽家はこの語には含まれない。
アーティスト
画家や彫刻家など広い意味での芸術家を指す語として使われていたが、近年になって、歌手やバンド等もこの語で呼ばれるようになった。なお、日本音楽著作権協会や日本レコード協会は、著作権法第2条にある「実演(芸能的性質を有する行為)」「実演家」の意味でこの語を使用している[1]。
英語
musician
音楽家。 なお、アメリカレコード協会は「musician」と「artist」を使い分けている。アメリカレコード協会はこの語を「実演者」(より厳密には「主演ミュージシャン」)の意味で使い、「著作者(作曲者)」という意味では使わない。例えばホイットニー・ヒューストンは自作自演家ではない歌手だが、同協会は彼女のみを「artist」と呼んでおり、作品に参加しているその他の「サポート・ミュージシャン」を含んでいない[2]。
artist
この語は「artを制作する人」の意味でも、「artを実演する人」の意味でも使われる[3]。「art」は芸術一般を含むため、音楽の制作や実演の場合には楽器の名前を冠することがある。例えば「piano artist」はピアニストとピアノ曲の作曲家の両方の意味である。また歌手やバンドを「artist」と呼ぶ場合には「歌手(と演奏者)」、つまり「実演家」という意味で使われている。前者と区別するために「performing artist」(パフォーミング・アーティスト)と言う場合もある。