静岡第一テレビ
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この5社から広告代理店を通じ事実確認を要求された静岡第一テレビは「CM調査委員会」を設置、調査にあたった結果、調査した1996年(平成8年)4月 - 1997年(平成9年)6月までの15か月間で受注した5社計7,132本中711本の未放送が判明した[40]

民放連は同社が公式に発表した翌日の1999年(平成11年)3月12日、即刻除名を決め、日本テレビも自社系列NNS会員資格を無期限停止とした[41]

その後更に調査は進み、同年3月31日に公表された「中間報告」では1996年(平成8年)4月 - 1997年(平成9年)6月までの1年3か月で131社3716本の「CM未放送」が確認された。

民放連への再加盟、NNSへの復帰時期については「沿革」を参照のこと。

なお、NNS会員資格が停止されていた期間は、NNS各局が制作する番組に「制作協力」「共同制作」という形で関わることが一切認められなかったことから、SDTエリアでの中継や取材などは日本テレビや中京テレビが直接スタッフを派遣するなどして対応していた。ただし、報道ネットワークであるNNNについては資格停止の措置はなく、通常通り取材活動に加わっていた。
シズオカン

2020年令和2年)7月1日よりサービスを開始した同局公式のスマートフォンアプリ。対応機種はiOS/Android
概要

静岡県内民放では初めて公式アプリが配信され、ニュースや天気、番組情報などを発信する他、ポイントを貯めて抽選ガチャやDaiichi-TVオリジナルグッズと交換できる。2020年令和2年)6月26日放送の『まるごと』で本アプリが配信されることが発表され、15秒CMもテレビで放映された。2020年(令和2年)7月1日配信開始予定だったが、同年6月30日22時頃、アプリストアにて先行配信されサービスを開始。本アプリのエンジンは福島中央テレビの「中テレアプリ」や北日本放送の「KNBアプリ」と同じ。
機能

県内・全国のニュース・天気予報・イベント情報

番組情報・アナウンサーの情報

MOVIEボックス(every one)への直接投稿

同局公式のYouTubeチャンネル・Huluのリンクや限定動画(ログイン必要)

県内店舗の割引クーポン

カメラ(QRコード読み取り・フレームカメラ)

「まるごと」「every.しずおか」「ごちそうカントリー」「KICK OFF SHIZUOKA」「デフォルト」の5種類からフレームが選べる


視聴者プレゼントの応募

ポイントについて

ポイントは前述の通り抽選ガチャやDaiichi-TVオリジナルグッズ、静岡県内限定クーポンと交換できる。(ログインが必要)入手方法については以下の通り

ログインポイント(ログインボーナス)

番組参加(代表として毎週月曜のみ『まるごと』内のコーナー「 I'm Shizuoakan 脳ミソたいそう」で取得可能)

QRコード

スタンプカード

誕生日プレゼント

ほかにもボーナスポイントとして不定期にポイント増量される場合がある。
その他

この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2015年1月)


2020年令和2年)時点では、本社社屋には3つのスタジオが存在する。開局時から稼動していたAスタジオ(技術棟)、増改築により拡張された事務棟1階に作られた「半オープン形式」の情報センター(Jスタジオ)、そして開局20周年を記念して本社社屋裏手の旧駐車場に建設されたBスタジオである。Bスタジオについては地上デジタル放送関連設備投資の見通しが立つまでの間、Aスタジオの機材をBスタジオに移設(サブ=副調整室はAサブを使用)して対応していた(この時点でAスタジオは通常使用を中止)。その後、デジタル放送関連設備投資の中でBスタジオ内およびBサブの機材がHD対応に更新され、Bスタジオは完全な形で運用されている。またAスタジオは常設機材を撤収の上、スタジオのみを残しており、『南海キャンディーズのジャブジョブ』(2020年(令和2年)3月28日に番組終了)などの収録に使用されていた。

2021年(令和3年)時点では、Bスタジオに『まるごと』のセットがほぼ常設されており(2015年(平成27年)?。2019年度に一部改修)、特番(24時間テレビなど)やミニ番組の場合などには基本的にこのセットを使用する。また空きスペースに週1回、『Dスポ→KICK OFF! Shizuoka』用のセットを建て込む。さらに報道専用のJスタジオにはニュース用として『news every.しずおか→every.しずおか』、『FRONT ZERO』などで使用するセットが常設されている(2021年(令和3年)3月9日?、2023年(令和5年)3月末に一部改修)。

2019年平成31年)4月から、同社敷地内に新社屋の建設工事が始まり、2020年(令和2年)5月に竣工した。これ以降現社屋から移転作業を進め、2022年(令和4年)4月4日にはグランドオープン。これに伴い、開局以来増改築を繰り返してきた旧本社屋は、一番新しい増築部である「Bスタジオ棟」を残して他は最終的にすべて解体される予定であり、1990年(平成2年)に稼動したJスタジオも、新社屋に新たな報道専用スタジオとして、報道部と共に移転することとなる。

もっとあぶない刑事』の静岡ロケ(第18話「魅惑」、第21話「傷口」)に特別協力し、旧静岡市内及び旧清水市内にてロケを行った。また第21話ではSDT社内でのロケも行い、劇中に登場するローカルニュースのシーンに当時同社アナウンサーだった嬉須海加奈子を(エキストラ扱いで)出演させた。

火曜サスペンス劇場』で静岡を舞台としたドラマが放送されたことがあり(1982年昭和57年)6月1日放送「幻の罠」。出演:岩下志麻、加賀まりこ)、その際キャストの1人がSDT社員という設定が組まれ、当時のAスタジオなどSDT社内でのロケもあった。

平成ガメラ3部作『ガメラ・大怪獣空中決戦』(1995年(平成7年))に特別協力、アナウンサーの田辺稔が劇中ニュースに「地元局のニュースキャスター」役で出演。また、映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年)にも協力し、細野俊晴、竹内朱実と田辺のアナ3名(いずれも当時)がガメラ同様「地元局のニュースキャスター」として出演している。

箱根駅伝中継では毎年芦ノ湖のゴール地点の放送機材を担当していたが、2006年(平成18年)に固定中継点映像(2007年(平成19年)より中継映像すべて)のHD化により東京の技術会社(テレテック)の中継車を使い中継技術を担当している。

子会社には ⇒SDTエンタープライズ(旧:静岡第一ビデオ)、DIプロ(SDTエンタープライズからSDT社内技術部門を分離)がある。そのSDTエンタープライズは、テレビ静岡をネット局に持つフジテレビ系列の情報番組『エチカの鏡』で技術協力を行っていた。東京の制作プロダクションスウィッシュ・ジャパン」との関わりが深い。

ニュース速報(地震速報・気象情報も同様)は2015年(平成27年)までは「SDT」で表示されたが、2016年(平成28年)1月から「Daiichi-TV」に変更され、「NNN」は使用されない。[注 37][注 38][注 39]

気象システムについてはウェザーニュースと契約しており[注 40]、CG画面は同社制作のものを使用している。この為前述の速報テロップのフォントはヒラギノ角ゴである[注 41]。2016年(平成28年)12月1日から運用が開始され現在に至っている。天気のマークは読売テレビと類似している。右上には『Daiichi TV』と常時表示されている。時刻表示の隣にある天気ループの順は2021年(令和3年)3月29日から『掛川』『川根本町御前崎』が追加されて『浜松』(湿度→気温)『掛川』『川根本町』『静岡』『沼津『御殿場』『伊東『下田』『東京』『大阪』『名古屋』の順である。2021年(令和3年)3月8日の新社屋移転による設備更新から『きょう』の文字が廃止され夕方の『news every. 第1部』[注 42]に表示されていたあすの天気表示も廃止されたが2023年(令和5年)4月3日、『every.しずおか』のリニューアルを期に復活。

在静の民放各局は、各ニュースネットワークに対して、海外支局の運営(テレビ静岡。静岡朝日テレビもかつて行っていた時期がある)や、既存支局への記者派遣(静岡放送。2023年(令和5年)現在は行っておらず)を行うなどの事例があるが、静岡第一テレビに限っては定期的な記者派遣や支局運営などを行っていない。

提供クレジットを2020年(令和2年)10月1日に県内民放では初めてカラー表示にしている。この後に続いて、他局も同様にカラー化表示にしており、2021年(令和3年)2月までには静岡民放全局カラー表示へ変更された。[注 43]

24時間テレビ 「愛は地球を救う」』へは開局初年度である第2回より参加しているが、特に1980年代前半では、日曜昼や同夕方のローカル差し替え可能枠とは別に、土曜深夜にもローカル枠を編成していた時期がある(ニュース・スポーツの後の1時間程度)。この枠では本社前の特設ステージにアイドル歌手を中心としてゲストを多数招き、さながら野外ライブのような状況を生中継した。近年では『まるごと』に出演しているタレントを基本とし、ゲストとして有名タレントを起用している。


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