同局では当時試験放送中だったデジタル放送を利用して、2005年(平成17年)6月から同年8月まで、土曜日・日曜日・祝日の10:00 - 18:00の間、自社制作番組やBS日テレ制作の番組などを放送した(この時間帯以外はサイマル放送)。デジタル放送限定の別編成で放送され、2005年(平成17年)7月30日には、静岡市の夏の一大イベント・安倍川花火大会の生中継を同年限定で実施した(同日のみ19:00 - 21:00を臨時のHDトライアル枠とした)。実際にアナウンサーが会場から司会進行をするなど、テスト番組ながら制作などの面では通常の番組と同等の扱いの力の入れようだった。この試験放送のために宣伝チラシまで制作され、静岡県内の電器店で配布された。試験放送のために多くのデジタル放送専用番組を用意して放送したのは全国でも同局だけである。
HDトライアルで放送した番組
中尾彬! 美食の花道(再放送)
逢いたくて港町(再放送)
釣れて満腹(再放送)
汽車に乗ろうよ(再放送)
焼津みなとマラソン(過去にアナログ放送で放送したものの総集編)
高校サッカー中継 ★
ナチュラルヌード ★(人気モデルのプライベート密着番組)
2005 安倍川花火大会 ★(生放送。以後8月中、編集したものを数回再放送した)
いやしの楽園 アニマルパーク ★(静岡県内の動物園や水族館で撮影した動物の映像)
ドライビングストリーム ★(ロケ車両の後ろにカメラを固定し、静岡県内を巡る番組)
静岡自然紀行 ★(ニュースプラス1しずおかの総集編)
東海道紀行 ★(静岡○ごとワイド!内の企画の総集編)
しずおか空中散歩 ★(静岡県内の空撮映像など)
森のささやき ★(同局アナウンサー数人が森の中で子供を集めて朗読をする番組)
SDTアナウンサー 世界一聴きたい!?朗読会 ★(同局のイベントで行われた企画の録画。森のささやきと同じく朗読をする番組)
女子アナデジタル教室(同局の女子アナウンサーが地上デジタル放送の説明をするミニ番組。アナログ放送でも放送)
TAKARAZUKA 美の旅人たち(KBS京都制作)
19borders(BS日テレ制作、原則として放送日の14:00 - 15:00)
夏休みハイビジョンシネマ ターミネーター(アナログ放送と同時放送)
★はHDトライアル限定番組。放送局名が書かれていない番組は自社制作番組。 1999年(平成11年)2月、匿名の告発文と1997年(平成9年)6月の「テレビスポット放送通知書」「放送運行表」のコピーが広告主5社に送られた。この5社から広告代理店を通じ事実確認を要求された静岡第一テレビは「CM調査委員会」を設置、調査にあたった結果、調査した1996年(平成8年)4月 - 1997年(平成9年)6月までの15か月間で受注した5社計7,132本中711本の未放送が判明した[40]。 民放連は同社が公式に発表した翌日の1999年(平成11年)3月12日、即刻除名を決め、日本テレビも自社系列NNS会員資格を無期限停止とした[41]。 その後更に調査は進み、同年3月31日に公表された「中間報告」では1996年(平成8年)4月 - 1997年(平成9年)6月までの1年3か月で131社3716本の「CM未放送」が確認された。 民放連への再加盟、NNSへの復帰時期については「沿革」を参照のこと。 なお、NNS会員資格が停止されていた期間は、NNS各局が制作する番組に「制作協力」「共同制作」という形で関わることが一切認められなかったことから、SDTエリアでの中継や取材などは日本テレビや中京テレビが直接スタッフを派遣するなどして対応していた。ただし、報道ネットワークであるNNNについては資格停止の措置はなく、通常通り取材活動に加わっていた。 2020年(令和2年)7月1日よりサービスを開始した同局公式のスマートフォンアプリ。対応機種はiOS/Android。 静岡県内民放では初めて公式アプリが配信され、ニュースや天気、番組情報などを発信する他、ポイントを貯めて抽選ガチャやDaiichi-TVオリジナルグッズと交換できる。2020年(令和2年)6月26日放送の『まるごと』で本アプリが配信されることが発表され、15秒CMもテレビで放映された。2020年(令和2年)7月1日配信開始予定だったが、同年6月30日22時頃、アプリストアにて先行配信されサービスを開始。本アプリのエンジンは福島中央テレビの「中テレアプリ」や北日本放送の「KNBアプリ」と同じ。 ポイントは前述の通り抽選ガチャやDaiichi-TVオリジナルグッズ、静岡県内限定クーポンと交換できる。(ログインが必要)入手方法については以下の通り ほかにもボーナスポイントとして不定期にポイント増量される場合がある。 この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2015年1月)
CM未放送問題
概略
シズオカン
概要
機能
県内・全国のニュース・天気予報・イベント情報
番組情報・アナウンサーの情報
MOVIEボックス(every one)への直接投稿
同局公式のYouTubeチャンネル・Huluのリンクや限定動画(ログイン必要)
県内店舗の割引クーポン
カメラ(QRコード読み取り・フレームカメラ)
「まるごと」「every.しずおか」「ごちそうカントリー」「KICK OFF SHIZUOKA」「デフォルト」の5種類からフレームが選べる
視聴者プレゼントの応募
ポイントについて
ログインポイント(ログインボーナス)
番組参加(代表として毎週月曜のみ『まるごと』内のコーナー「 I'm Shizuoakan 脳ミソたいそう」で取得可能)
QRコード
スタンプカード
誕生日プレゼント
その他
2020年(令和2年)時点では、本社社屋には3つのスタジオが存在する。開局時から稼動していたAスタジオ(技術棟)、増改築により拡張された事務棟1階に作られた「半オープン形式」の情報センター(Jスタジオ)、そして開局20周年を記念して本社社屋裏手の旧駐車場に建設されたBスタジオである。Bスタジオについては地上デジタル放送関連設備投資の見通しが立つまでの間、Aスタジオの機材をBスタジオに移設(サブ=副調整室はAサブを使用)して対応していた(この時点でAスタジオは通常使用を中止)。その後、デジタル放送関連設備投資の中でBスタジオ内およびBサブの機材がHD対応に更新され、Bスタジオは完全な形で運用されている。またAスタジオは常設機材を撤収の上、スタジオのみを残しており、『南海キャンディーズのジャブジョブ』(2020年(令和2年)3月28日に番組終了)などの収録に使用されていた。
2021年(令和3年)時点では、Bスタジオに『まるごと』のセットがほぼ常設されており(2015年(平成27年)?。2019年度に一部改修)、特番(24時間テレビなど)やミニ番組の場合などには基本的にこのセットを使用する。また空きスペースに週1回、『Dスポ→KICK OFF! Shizuoka』用のセットを建て込む。さらに報道専用のJスタジオにはニュース用として『news every.しずおか→every.しずおか』、『FRONT ZERO』などで使用するセットが常設されている(2021年(令和3年)3月9日?、2023年(令和5年)3月末に一部改修)。
2019年(平成31年)4月から、同社敷地内に新社屋の建設工事が始まり、2020年(令和2年)5月に竣工した。これ以降現社屋から移転作業を進め、2022年(令和4年)4月4日にはグランドオープン。これに伴い、開局以来増改築を繰り返してきた旧本社屋は、一番新しい増築部である「Bスタジオ棟」を残して他は最終的にすべて解体される予定であり、1990年(平成2年)に稼動したJスタジオも、新社屋に新たな報道専用スタジオとして、報道部と共に移転することとなる。
『もっとあぶない刑事』の静岡ロケ(第18話「魅惑」、第21話「傷口」)に特別協力し、旧静岡市内及び旧清水市内にてロケを行った。また第21話ではSDT社内でのロケも行い、劇中に登場するローカルニュースのシーンに当時同社アナウンサーだった嬉須海加奈子を(エキストラ扱いで)出演させた。
『火曜サスペンス劇場』で静岡を舞台としたドラマが放送されたことがあり(1982年(昭和57年)6月1日放送「幻の罠」。出演:岩下志麻、加賀まりこ)、その際キャストの1人がSDT社員という設定が組まれ、当時のAスタジオなどSDT社内でのロケもあった。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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