平成29年4月3日開所。賀茂地域教育振興センターは、静東教育事務所参事1名、賀茂地区5町指導主事3名、下田市指導主事1名、県幼児教育アドバイザー1名の計6名で構成されている[56]。
各学校を訪問し、教科指導、生徒指導などに関して賀茂地域の教育の質の維持・向上を図る取組を推進する組織。
県内初のモデル事業として県幼児教育アドバイザーを配置し、幼稚園・保育所・認定こども園を卒業する幼児が、スムーズに小学校生活に溶け込めるための調整役も務める。
静岡県では、平成29年2月に「賀茂地域教育振興方針」を作成。5年後、10年後の賀茂地域のあるべき教育の姿を見据え、このセンターの整備を足がかりに、方針の施策を推進する[56]。
賀茂地域教育振興センターの具体的な活動内容などは、「 ⇒静岡新聞@S」や静岡県教育委員会広報誌「 ⇒Eジャーナル189号・ ⇒193号」で紹介されている。
高等教育詳細は「Category:静岡県の大学」を参照
入学希望者に対し県内の高等教育機関が不足しているため、県内の高校生は県外に進学する者が比較的多い[要出典]。県内に企業の本社が多いこともあって、Uターン、Iターン就職者が比較的多い。
6年制課程または専門職大学院としては、医学部が浜松医科大学、薬学部が静岡県立大学、法科大学院が静岡大学にそれぞれ存在する。
なお、東海大学が1955年に本部を東京都に移転した後、常葉学園大学が1980年に開学するまで、静岡県内に本部を置く4年制私立大学は存在しなかった。
高等専門学校詳細は「高等専門学校」を参照
静岡県には沼津工業高等専門学校がある。
高等学校詳細は「静岡県高等学校一覧」を参照
下田高、韮山高、沼津東高、富士高、清水東高、静岡高、静岡東高、静岡市立高、藤枝東高、榛原高、掛川西高、磐田南高、浜松北高、浜松西高、浜松市立高等学校がある。
私立高校についても、浜松日体高、日大三島高、東海大翔洋高などの大学付属高や、静岡雙葉高、不二聖心女子学院高などの中高一貫女子校、中高一貫男子校である静岡聖光学院高といった特色のある高校が存在する。
義務教育詳細は「静岡県小学校一覧」および「静岡県中学校一覧」を参照
伝統的に公立小・中学校が義務教育の中心を担っており、地域の公立小中学校への進学者が多い。
近年は国立・私立校の人気が高まっている。学校側も、特に私立校においては少子化時代の生徒確保を意識して高校に小・中学校を併設する動きが出ている。教育内容についても、例えば小学生の英語教育で全国的に有名な加藤学園暁秀初等学校など、公立とは異なる特色ある教育を行っている。
マスメディア
新聞
地方紙
静岡新聞
静岡県内を主な購読地域とする地方紙。静岡県内一円に取材拠点を置いており、静岡市で印刷している。静岡県内情報や茶業情報については最も詳しい。系列テレビ・ラジオ局を有し、県内に一大メディアグループを築いており、県内各界への影響力も大きい。囲碁の碁聖戦主催紙の一つでもある。特定の系列販売店はないので、県内の大半の新聞販売店で購入が可能である。
中日新聞、東京新聞
中日新聞社発行の新聞においては、富士川以西では主に中日新聞、富士川以東では主に東京新聞が販売されている。また、浜松市に東海本社があり、東京新聞の県版を含む静岡県内向けの編集と発行が行われている。なお東京新聞は、県内を「統合版」エリアとしているため、朝刊のみの発行。詳細は「中日新聞#静岡県版」および「東京新聞#静岡版」を参照
全国紙
全国紙は基本的に東京都もしくは神奈川県、千葉県、愛知県の工場で印刷して静岡県に輸送している物が多い。いずれの新聞も、紙面のうち1?2面程度の広さを静岡県内記事(静岡県版)に割いている。静岡県版は、静岡県東部版、静岡県中部版、遠州版の3つに分けられているが、支局の表示は3つとも同じである[注釈 14]。
読売新聞は、浜松市を除く県内向けの朝刊・大井川以東向けの夕刊は神奈川県横浜市瀬谷区の横浜工場で印刷され、大井川以西向けの夕刊及び浜松市向けの朝刊は中部支社管轄の愛知県清須市の清須工場で印刷されている(なお中部支社では東海3県に向けた新聞の夕刊そのものは発売・発行していない)。
朝日新聞は、天竜川以西(浜松市の一部・湖西市)向けの朝・夕刊は、北名古屋市の朝日プリンテック名古屋工場、天竜川以東向けの朝・夕刊は神奈川県座間市のトッパンメディアプリンテック東京座間工場で印刷。
毎日新聞は、静岡県向けの朝刊・大井川以東の夕刊は、神奈川県海老名市の毎日新聞首都圏センター海老名工場で印刷されたものが販売されているが、大井川以西の夕刊は名古屋市中区の中日新聞本社工場にて受託印刷されたもの(中日新聞への委託前は、名古屋市にあった自社工場「毎日新聞名古屋センター」[注釈 15] で印刷されていた)が販売されている。
産経新聞は、東京本社が編集し、紙面は関東地区の産経新聞印刷の工場で印刷されている。
日本経済新聞は、東京本社が編集し、紙面印刷を静岡新聞社に委託している。このため、静岡県内向けには静岡市内から各販売所に配送されている。
スポーツ紙
全国向けスポーツ紙は、東京都もしくは神奈川県で印刷して静岡県内に輸送している。紙面の一部を静岡県版として割いている物が多い。
尚、2021年4月にスポーツニッポンの県内版のテレビ面は紙面刷新に伴い、地上波は在静局(NHK・SBS・SUT・SATV・SDT)のみ掲載し、同日付で在京キー局(日本テレビ・TBSテレビ・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京)の掲載を全て打ち切った。
中日新聞系スポーツ紙は、中日スポーツ(2021年9月現在は静岡県の西部・中部のみ)・東京中日スポーツ(2021年9月現在は熱海駅・伊東駅の売店のみ)が販売されている。但し、県東部・伊豆地方のコンビニエンスストアでは両紙とも一切販売は行っていない。
東京スポーツは東部・中部で、中京スポーツは西部でそれぞれ販売されている。
郷土紙(地域密着紙)