青森県
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青森県転出者総数 29,494名[27]


東京 5308名 (18.0%)

宮城 3539名 (12.0%)

神奈川 3273名 (11.1%)

埼玉 2271名 (7.7%)

北海道 2241名 (7.6%)

年齢別県外転出入の状況年齢別県外転出入の状況 青森県(2009年)

青森県は若年層の人口流出が他の年齢層に比べ非常に多い。右の図に示すように、特に高校卒業の18歳、20歳、大学卒業後の22歳の転出が多く、転出超過が他の年齢層に比べ顕著である。青森県教育委員会の高校生を対象にした進路調査によると、大学進学者の64.8%、就職者の54.3%が県外へ転出する。また、本県の22歳の転出は2270人で、高校卒業時に次いで多い。青森県全体の転入超過率においても全国の中で最低であり、最も転出が多い県である。2005年から2008年までの転入から転出を引いた差は毎年平均で?9263人以上になる。

若年層に限ると、毎年3月から4月にかけて高校卒業と同時に就職、進学などで約5600人の若者が県外へ流出している。2009年の20歳から24歳までの転出者7118人のうち60.7%は他県への就職を理由に、青森県を去っている。他の年齢層は転勤の理由が一番多い。
平均寿命・平均余命

総務省統計局の『社会生活統計指標2012』によると、2005年の調査では、本県の平均寿命は、男性76.27歳(全国平均:78.56歳)、女性84.80歳(全国平均:85.52歳)で全国最下位となった。1995年の調査よりも男性で約1年、女性で2.2年寿命が延びた。また、2005年の市町村生命表(全国の市町村別の平均寿命調査)によると、男性の平均寿命は全国の自治体の下位2位に板柳町75.2歳、3位:位鰺ヶ沢町75.2歳、4位:五所川原市75.5歳、6位:田舎館村75.6歳、7位:藤崎町75.6歳、8位:平川市75.6歳、9位:中泊町75.6歳の順となり、主に津軽地方の自治体が上位を独占した。女性では、下位2位に大鰐町83.1歳が入った。

平均寿命の順位が低いことから、青森は「短命県」と呼ばれる。原因としては過度の塩分摂取や喫煙・飲酒、野菜・運動不足、病院嫌いの傾向が挙げられており、出汁を活用した減塩呼び掛けなどの対策が行われている[28][29][30]

県の平均余命は、2005年の0歳、20歳、40歳、65歳、75歳の各年齢別で男女とも全ての順位が全国最下位になった[31][32]

青森県民の平均寿命西暦男性平均寿命女性平均寿命
1965年65.32歳(全国47位)71.77歳(全国47位)
1970年67.82歳(全国47位)74.68歳(全国47位)
1975年69.69歳(全国47位)76.50歳(全国47位)
1980年71.41歳(全国47位)78.39歳(全国47位)
1985年73.05歳(全国47位)79.90歳(全国47位)
1990年74.18歳(全国47位)81.49歳(全国47位)
1995年74.71歳(全国47位)82.51歳(全国47位)
2000年75.67歳(全国47位)83.69歳(全国47位)
2005年76.27歳(全国47位)84.80歳(全国47位)

青森県民の主な年齢の平均余命(2005年)男性の平均余命女性の平均余命
0歳76.27歳(全国47位)84.80歳(全国47位)
20歳56.79歳(全国47位)65.26歳(全国47位)
40歳37.88歳(全国47位)45.74歳(全国47位)
65歳17.04歳(全国47位)22.77歳(全国47位)
75歳10.39歳(全国47位)14.45歳(全国47位)



市町村の人口統計

2020年の国勢調査によると、青森県の人口は2015年に比べ70,281人減、人口増加率は-5.4%と減少し、95%の自治体で人口が減少した。市部では2015年の人口1,013,321人に対し2020年に人口965,568人になり、?47,753人、増加率は?4.7%。郡部では、2015年、294,944人に対し、2020年に272,446人になり、?22,498人、増加率は-7.6%。人口減少率の高い順に風間浦村?17.2%、佐井村?16.8%、今別町?15.3%。人口が増加した自治体は、六戸町0.5%増、おいらせ町0.2%増のみだった。青森県の地方自治体の人口増加率分布図。2015年度と2020年度国勢調査から算出した。

増加 .mw-parser-output .legend{page-break-inside:avoid;break-inside:avoid-column}.mw-parser-output .legend-color{display:inline-block;min-width:1.5em;height:1.5em;margin:1px 0;text-align:center;border:1px solid black;background-color:transparent;color:black}.mw-parser-output .legend-text{}  0.0 - 2.5 % 減少   0.0 - 2.5 %   2.5 - 5.0 %   5.0 - 7.5 %   7.5 - 10.0 %   10.0 % 以上

国勢調査結果に基づく青森県各市町村の人口市町村2020年(人)2015年(人)増減人口(人)増減率(%)
1青森市275,192287,648?12,456?4.3
2弘前市168,466177,411?8,945-5.0
3八戸市223,415231,257?7,842?3.4
4黒石市31,94634,284?2,338?6.8
5五所川原市51,41555,181?3,766?6.8
6十和田市60,37863,429?3,051?4.8
7三沢市39,15240,196?1,044?2.6
8むつ市54,10358,493?4,390?7.5
9つがる市30,93433,316?2,382?7.1
10平川市30,56732,106?1,539?4.8
11平内町10,12611,142?1,016?9.1
12今別町2,3342,756?422?15.3
13蓬田村2,5402,896?356?12.3
14外ヶ浜町5,4016,198?797?12.9
15鰺ヶ沢町9,04410,126?1,082?10.7
16深浦町7,3468,429?1,083?12.8
17西目屋村1,2651,415?150?10.6
18藤崎町14,57315,179?606?4.0
19大鰐町8,6659,676?1,011?10.4
20田舎館村7,3267,783?457?5.9
21板柳町12,70013,935?1,235?8.9
22鶴田町12,07413,392?1,318?9.8
23中泊町9,65711,187?1,530?13.7
24野辺地町12,37413,524?1,150?8.5
25七戸町14,55615,709?1,153?7.3
26六戸町10,47710,423+54+0.5
27横浜町4,2294,535?306?6.7
28東北町16,42817,955?1,527?8.5
29六ヶ所村10,36710,536?169?1.6
30おいらせ町24,27324,222+51+0.2
31大間町4,7185,227-509-9.7
32東通村5,9556,607?652?9.9
33風間浦村1,6361,976?340?17.2
34佐井村1,7882,148?360?16.8
35三戸町9,08210,135?1,053?10.4
36五戸町16,04217,433?1,391?8.0
37田子町4,9685,554?586?10.6
38南部町16,80918,312?1,503?8.2
39階上町13,49614,025?529?3.8
40新郷村2,1972,509?312?12.4
-青森県1,237,9841,308,265?70,281?5.4

政治

一部の地域では政争が激しく、「八戸戦争」「津軽選挙」と呼ばれる。県立施設が青森市に集中する、 青森県立施設の一極集中問題がある。
県政詳細は「青森県知事一覧」、「青森県庁」、および「青森県議会」を参照

知事:宮下宗一郎(みやした そういちろう、1期目)

財政

非常に厳しい状態であったが、近年は取り組みの成果もあり改善傾向にある。


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